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織田裕二さん吉田羊さん主演映画「ボクの妻と結婚してください。」が地上波放送されるので、キャストとあらすじ、ラスト結末までネタバレ紹介します。
「ボクの妻と結婚してください。」は、三宅喜重監督による2016年11月5日公開映画。内村光良さん木村多江さん主演で2014年に舞台公演されたこともあります。
放送作家の三村修治(織田裕二)は末期のすい臓がんで余命僅かだと判明。自分が死んだあと残る妻(吉田羊)と息子(込江海翔)のために考えた最後の企画はなんと、妻の結婚相手を探すことだった。果たしてどんなラスト結末が・・・
キャストとあらすじ、ラスト結末までネタバレ紹介するので映画「ボクの妻と結婚してください。」に興味のある人は参考になったら幸いです。
目次
●映画「ボクの妻と結婚してください。」キャスト
■三村家
● 三村修治(織田裕二)
● 嫁:彩子(吉田羊)
● 息子:陽一郎(込江海翔)
■テレビ局関係者など
● プロデューサー荒城伊知郎(大杉漣)
● タレント俵屋三幸(小堺一機)
● タレント清瀬モモ(佐藤ありさ)
● 片岡喜子(森カンナ)
● 業田豊(眞島秀和)
● 中島隆(前川泰之)
● 三浦孝子(大塚千弘)
■結婚相談所
● 知多かおり(高島礼子)
■お見合い相手
● 伊東正蔵(原田泰造)
●映画「ボクの妻と結婚してください。」あらすじ
テレビ業界で働く敏腕放送作家が余命宣告を受け、愛する家族の未来のために妻の「最高の結婚相手」を探しだす…ある男の一風変わったエンディング・ノート。三村修治。職業、バラエティ番組の放送作家。数多くのレギュラーを抱え、このところ忙し過ぎるとは思っていた。
異変を感じ、検査を受けて下されたのは驚くべき診断だった。末期のすい臓がん。余命6か月。1日でも長く延命し家族と静かに過ごす。それこそが正しい最期の過ごし方。
だが、どうも面白くない。今までずっと世の中の色々なことを 好奇心で『楽しい』に変えてきた。そんな想いから、あれこれ企画を練り始める。家族に残せる『最後の企画』。現在、妻・彩子は専業主婦。まだ小学生の息子、陽一郎を抱え苦労するだろう。
何とかして笑顔にしてあげられないか?そこで修治が思いついたのは、妻の結婚相手を探すことだった。
あらすじ引用:amazon
予告動画:
●映画「ボクの妻と結婚してください。」ラスト結末までネタバレ
■ネタバレ1
三村修治の仕事はテレビのバラエティ番組を企画する放送作家だが、ある日、すい臓がんでステージ4の末期だと判明。余命は半年、もって1年。でも嫁と子供には言えないでいた。
20年続けてきた放送作家の仕事は、世の中の出来事を「楽しいに変換する仕事」だ。三村修治はプライベートでも、いつも「楽しいに変換」して家族を楽しませてる。
番組の収録中、すい臓がんの痛みを感じ、三村修治は自分が死んだあとのことを考え、嫁と子供に何ができるか考える。病気を告白して治療に専念すべきか?嫁が笑顔になれるよう人生最後の企画はないか?
そこで思いついたのが、自分が死んだあとの嫁の結婚相手を探すことだった。でも問題点は嫁が怒るかもしれないこと。
■ネタバレ2
修治は婚活本を大量購入。そして「結婚応援バラエティ番組」の企画を務める片岡と一緒に、婚活パーティーに行ってみる。そこでパーティーの主催会社の社長で、伝説のリサーチャー知多かおりと出会う。
修治は知多かおりに病気を告白し、死ぬから妻の結婚相手を探して欲しいと相談する。
そして嫁を寿司屋に連れていき上機嫌にさせたところで、理想のタイプを聞き出すと、「元気で健康ならあとはどうでもいいや」と言われる。
修治は放送作家を廃業し、テレビ関係者を驚かせる。
■ネタバレ3
知多かおりがお見合い相手を見つけた。伊東正蔵、39才、結婚歴なし。千葉県出身・港区在住・慶応大卒、インテリア会社社長、年収1500万円、趣味はドライブとキャンプ、特技はピアノ。人柄も評判よし。
修治は知多かおりに紹介され「鈴木たかし」と名前を偽って伊東正蔵と面談。ただ伊東は妹が無理やり登録したし、結婚はまだ考えてないからと、お見合いを断ってきた。
しかし伊東を気に入った修治は、後日会いに行って結婚のすばらしさを伝える。伊東は仕事が原因で彼女と破局することが多かったが、修治は「結婚は大仕事です」と伝える。
伊東は、修治が一押しした「三村彩子」の飾らない雰囲気を気に入っていた。プロフィールには夫と死別とあったが、前向きで明るい印象を受けたという。
修治はすでに離婚届けを書いていて、知多かおりに証人欄にサインしてもらった。
■ネタバレ4
ある日、修治は若い女性とカフェでデートしてるところをわざと嫁の彩子に目撃させる。帰宅すると案の定、彩子は浮気を問い詰めてきた。相手は担当した番組のタレントで、1年前からの浮気だと答えた。そして夫婦喧嘩になった勢いで修治は離婚届けを見せ、彩子がOKしたので、修治は家を出た。
修治は数年前を思い出した。父親が借金2000万円を遺して死去し、修治は迷惑をかけまいと離婚を提案したが、彩子は「大事なこと話してくれてありがとう」「一緒に借金返そう」「貧乏生活も楽しいに変換しよう」と前向きに受け止めてくれたのだった。
家に残った彩子は、ムカついて修治のカバンを蹴りまくった。すると中から出てきた手帳の「ラストプラン~余命日記」を見つけ、病気の事実を知ってしまう。
夜中、荷物を取りに帰ってきた修治は彩子に、余命数ヶ月であることなど真実を話し、彩子は泣いて抱き合う。息子も父親の病気を知る。
■ネタバレ5
修治が彩子にお見合いを勧めると「ふざけんな!」「いつも振り回してばっかり」「あたし達と一緒に生きてよ!」と怒られる。修治も引かずに「これは僕の最期の望みだ」と言ったところで倒れ、病院に緊急搬送された。
退院後、浮気現場がフライデーされてしまった。タレントを使ったのが間違いだった。記事で修治の本名と浮気を知ったた伊東からも「もう2度会いたくない・関わりたくない」と拒絶されてしまう。
修治は伊東に会いにいき、末期のすい臓がんを告白し、伊東が彩子と再婚した未来が見えたことなど話すが、伊東は「治療に専念して欲しい」「この話はなかったことに」とお見合いを断ったのだった。
修治はテレビ局に行き、プロデューサーにタレントとのフライデーを謝罪し、すい臓がんのことを告白。「最後までお前らしくいけ」と助言される。
■ネタバレ6
そんななか修治の想いが通じたのか、伊東から引き受けると連絡があり、修治立ち合いのもと、彩子と伊東がお見合いをする。2人はとても気が合っているようだった。
伊東はデートは修治との3人でを条件に、友達からの交際をOKした。
修治は息子の陽一郎と河原へ出かけ、「陽一郎が父親になるのを見たかった」「一緒に酒を飲みたかった」と伝える。陽一郎は父親のために涙を見せず笑うことを誓った。
修治は自宅でも点滴をし、激やせしてすっかり弱ってきた。
■ラスト結末ネタバレ
修治のお願いで、教会で結婚式の練習を行うことに。
ウェディングドレスを着た彩子を修治は「きれいだ」と褒める。
修治は伊東に彩子の注意事項を伝える。
・朝は機嫌が悪い
・冷蔵庫の中の秩序を乱すと怖い
・陽一郎の中学受験は息子以上にテンパるかも
・夫の夢を大切にしてくれる
そして最後に
「ボクの妻と結婚してください。」
修治「謹んでお受けします」
陽一郎と知多かおりが拍手した。
3月25日、修治は亡くなった。
陽一郎は「お母さんは僕が守る」と彩子に言った。
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