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アニメ映画「時をかける少女」が金曜ロードショーで放送されるので、声優一覧とあらすじネタバレを紹介します。
「時をかける少女」の声優は下手という意見が多いですが、下手といっても賛否両論あります。また、声優一覧を見ると女優俳優ばかりなのですが、これには細田守監督なりの理由がありました。
あらすじネタバレを見ると、誰も気になるのが結末のその後。「未来で待ってる」と言い残した千昭に、真琴が会えたかどうかです。
目次
●アニメ映画「時をかける少女」声優が下手で賛否両論
「時をかける少女」は、過去に戻ることができる「タイムリープ」の能力を手に入れた少女の物語です。
主人公の真琴が放課後の理科実験室で、床に落ちていたクルミに触れたことで、タイムリープの能力を手に入れるところから物語が始まります。
■声優が下手？
アニメ映画「時をかける少女」は、声優が下手だという感想が多いですが、下手といっても賛否両論あります。
★賛成意見
棒読みで、本業声優の人と比べると下手かもしれないですが、下手さ加減が逆に、平凡な女子高生をリアルで自然体で良かったという意見です。作品の雰囲気に合っていればかまわないということです。
★反対意見
ストーリーは良いですが、声優が棒読みで下手すぎで「ハマれない」「キレそうになる」「一般人？」「下手すぎてウケる」だとか、画面を見ずに音声だけ聞くと下手な俳優キャストによる三流ドラマみたいなど、酷評です。
ヒロイン真琴の声優が下手だということですが、ところどころで登場する妹の声優はもっと下手だと酷評です。
■ヒロイン真琴の声優
真琴の声優は、女優の仲里依紗さんです。映画公開の2006年当時は16才でした。下手かもしれませんが女子高生を演じるにはリアルな年齢です。
仲里依紗さんは同じく細田守監督の2009アニメ映画「サマーウォーズ」でも克彦の嫁・陣内由美役の声優を担当していたり、細田守監督と繋がりが深いです。
アニメの4年後2010年に公開された実写版映画「時をかける少女」でもヒロインを演じました。
仲里依紗さんは結婚して子供が１人（男の子）がいます。出来ちゃった結婚でした。最初の出会いは実写版映画「時をかける少女」で、そのころはお互い面倒くさい性格だと思ってたようです。
しかし2年後にドラマ「つるかめ助産院〜南の島から」で再共演すると、家が近いから食事する仲になり、お互い恋人と破局して交際が始まり、2014年3月にできちゃった結婚したのでした。
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■真琴の妹の声優
真琴より声優が下手だといわれた妹・美雪役の声優は、タレントの関戸優希さんです。映画公開当時は中学3年生でした。妹・美雪は顔アップがないのでどんな顔かわからないです。
中学2年生のときに、角川主催のオーディションにスカウトされ、結果はネット投票2位で準グランプリに輝いたのでした。そして芸能界デビュー2年目でいきなり映画の声優に抜擢されたので、下手なのは仕方ないかも。年齢的にはリアリティーあると思います。
NEW FACE
新しく所属致しました！！
ご声援のほど宜しくお願い致します。関戸優希
Yuki Sekido
1991年7月24日#NEWFACE#関戸優希#YukiSekido#ivyentertainment#actress pic.twitter.com/YAUs43fNAI— IVY Entertainment (@ivyentinc) 2018年6月7日
■おばさんの声優
アニメ映画「時をかける少女」は、実は原作小説「時をかける少女」のその後20年後を描いたオリジナルストーリー。
原作のヒロイン芳山和子が、美術館で真琴にアドバイスするおばさんとして登場します。
声優は女優の原沙知絵さん(40才)。映画公開当時2006年は28才でした。
原沙知絵さんはドラマ「ビーチボーイズ」でデビューし、2000ドラマ「シンデレラは眠らない」で主演するなど２０代はドラマ、映画、CMなどで活躍していました。最近はテレ朝のSPドラマ「パディントン発4時50分～寝台特急殺人事件～」に出演していました。
ただ本業ではない声優の仕事は慣れてないので、棒読みで下手に聞こえてしまったみたいです。思う。
傑作ワイド劇場 さすらい署長 風間昭平⑥（2007）さぬき・金比羅殺人事件
原沙知絵 次世代2時間ドラマの女王候補の1人だよね…主役に廻ったらどうなるのか見てみたい pic.twitter.com/wfOzAi6d3L— ぁおてん (@condoraoten48) 2018年7月11日
●アニメ映画「時をかける少女」声優一覧が女優・俳優だらけな理由
■アニメ映画「時をかける少女」声優一覧
■高校2年の仲良し3人組
● ヒロイン紺野真琴（女優の仲里依紗）
普通の女子高生。タイムリープを手に入れる。
● 間宮千昭（俳優の石田卓也）
春の転校生で未来人
● 津田功介（俳優の板倉光隆）
中学からの友達。医者志望
■美術館の女性（魔女おばさん）
● 芳山和子（女優の原沙知絵）
原作のヒロイン。タイムリープ経験あり。
■真琴の親友
● 早川友梨（女優の垣内彩未）
千昭のことが好き
■功介に片思いする後輩
● 藤谷里穂（女優の谷村美月）
引っ込み思案な性格
■真琴の家族
● 紺野美雪（女優の関戸優希）
● 父（桂歌若）
● 母（安藤みどり）
↑声優一覧を見ると、女優・俳優だらけですが、なぜでしょう？
細田守監督は理由を明かしています。
技術でお芝居をするのではなく、存在感、人間性などで表現してもらえる方を求めた時にそういうキャスティングになるんです
俳優だけでなく、声優、舞台俳優と幅広くオーディションをするが、結果的には「抑制力がある人」を選ぶ傾向がある
「声優が全員そろわないと収録はできない」「プロの声優さんは技術があるからセリフを別々に録ることができるんですが、そうすると相手の芝居を受けられないからどうしてもバランスが悪くなる。セリフは絶対に同時に録らないとダメなんですよ」
「よく、細田が声優をバカにしているんじゃないか、と言う人がいるんですけど、彼ら（声優たち）のスケジュールがいっぱいだから使えないんですよ」と
引用：https://www.cinematoday.jp/news/N0084385
こんな理由があったんですね。
●アニメ映画「時をかける少女」あらすじネタバレ
7月13日
高校2年生の真琴は、理科準備室の人影を追って、クルミを見つけたとき不思議な空間に入る。
その後現実に戻り、下校中に自転車のブレーキが壊れて坂道の下にある踏切で事故って死ぬ瞬間、なぜか坂道の途中に戻った。
魔女おばさん芳山和子に相談すると、時間を跳躍するタイムリープ能力だと教えられる。おばさんも若い頃に経験していた。
真琴はタイムリープ能力に目覚めると、テストでずるしたり、調理実習のミスを他人のせいにしたり、カラオケを10時間歌ったり・・・調子に乗ってやりたい放題。
そんななか、功介が後輩の果穂から告白されたのをきっかけに、千昭から告白されるが、仲良し3人組のままでいたい真琴はタイムリープして「なかったことに」する。
告白をなかったことにしたのもつかの間、今度は親友の友梨が千昭に告白して交際が始まってしまった。真琴は面白くない。
さらに、功介に告白する前の果穂の恋愛相談を引き受けてしまい、恋愛成就のため何度もタイムリープして奔走する。※タイムリープには回数制限がありどんどん残り回数が減っていく。
7月13日まで戻り、功介と果穂をくっつけることについに成功した。
ところが功介と果穂が、真琴の自転車を借りて帰ってしまい、ブレーキが壊れてるから踏切事故にあってしまうので真琴は急いで2人を追いかける。しかしもうタイムリープ能力は最後の1回を使い果たしてしまっていて泣き叫ぶ真琴。
時間を戻したのはなんと千昭だった。千昭はこの時代に存在する「絵」を見るためだけに春にやってきたが、真琴たちと過ごすのが心地よくてずっと滞在して夏になった。
千昭は実は未来からやってきた未来人。千昭は最後の1回を功介と果穂を救うために使った。しかし「タイムリープを過去の人間に知らせてはならない」というルールを破ったので、いきなり高校を退学して姿を消して、真琴は号泣。
夜
千昭が過去に戻してくれたおかげで真琴のタイムリープがあと1回時点に戻ったいたと気付き、千昭が未来へ帰れるように、7月13日の理科準備室にタイムリープした。
真琴は
・功介と果穂の仲を取り持ち
・自転車を使わないよう言い
・千昭に事情を話した
千昭は真琴に「未来で待ってる」と言い、真琴は「すぐ行く、走っていく」と答えた。
その後、千昭は留学を理由に自主退学した。＝未来に帰っていった。
●アニメ映画「時をかける少女」その後
ラストのその後、気になるのは千昭と真琴がどうなったかです。
千昭は「未来で待ってる」と言って未来に帰っていきました。
真琴は「すぐ行く、走っていく」と答えましたが、実際はそんなことしても会えないです。
千昭の時代には自由を時間を行き来できる装置が開発されています。それがクルミ。体にチャージして使用します。
千昭の住んでいた未来には、川がない、自転車がない、広い空を知らない、人が少ない・・・
何十年か後、真琴がおばあさんになったときが、その未来だとしたら、若い千昭に会えるかもしれません。でも世界は荒廃してるという・・・
なので結局その後、真琴は千昭に会えないままだと思います。魔女おばさんも未来人の彼に会えてないままですし。
■その後、続編が舞台化された
実は「時をかける少女」の続編が、2018年2月に舞台化されています。
しかし細田守監督のアニメ映画の続編ではなく、原作の続編なので、真琴と千昭のその後はやっぱりわかりません。
しかも舞台は、
#続・時をかける少女 #高知県立県民文化ホール 2月20日（火）19時開演 高知公演チケット残り少なくなっております。ご購入希望の方はお急ぎくださいませ。「ローソンチケット」「チケットぴあ」などで発売中https://t.co/ekM2aHb2zf
動画は高知公演のテレビCMです pic.twitter.com/EWZK7q4bPR— 高知県立県民文化ホール (@KochiKenbun) 2018年2月6日
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