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映画【君の膵臓を食べたい】は、タイトルに膵臓というキーワードを使っておきながら病名が何なのか解説がありません。
映画や原作を見た人は病名が膵臓ガンを連想しますが、「数値が高い」と言われても何の数値か解説がないし、病名が明かされないことを疑問や不満に思う人もいます。
僕(志賀春樹)も桜良に病名を聞かないですね。
そこで【君の膵臓を食べたい】の桜良の病名について考察します。
病名は何だったのか?少しでも疑問が解消されれば幸いです。
目次
映画【君の膵臓を食べたい】桜良の病名のヒントを考察
● 13~15才の時、膵臓の病気で余命数年を宣告された。
● 桜良は日記(共病文庫)に、家族以外の誰にもいえないけどあと数年で死ぬ膵臓の病気を患っていると書いていた。
● 桜良「私が罹った膵臓の病気っていうのはちょっと前まで判明した時にはほとんどの人がすぐ死んじゃう病気の王様だった。」
● 現在では医学の進歩によって、症状はほとんど抑えることができる。
● 現在、定期的に通院して治療を受けている。
● 食事制限なさそう
● 現在、桜良は年齢17才・高校2年生で余命1年。
● 僕(志賀春樹)と旅行に行ったときリュックに、注射器・大量の薬・検査機器を入れていた。
映画【君の膵臓を食べたい】病名を考察
余命数年の膵臓の病気というと膵臓ガンがまず思い浮かびます。膵臓ガンは5年生存率が約10%ですが、しかし膵臓ガンを発症する年齢は40才未満で全体で1.5%に過ぎないため、女子高生が発症する確率はかなり低いです。
しかし僕(志賀春樹)と旅行に行ったときリュックに『注射器・大量の薬・検査機器』を入れていたことが病名のヒントでした。
● 注射器は、インスリン自己投与用
● 大量の薬は、ブドウ唐錠剤
● 検査機器は、血糖値の簡易測定キット
だとすると病名は『1型糖尿病』だと予想されます。
しかし『1型糖尿病』は余命数年の病気ではありません・・・。
映画【君の膵臓を食べたい】病名は原作者が明かしていた
実は、桜良の病名について原作者の住野よるさんがツイッターで明かしていました。
こんな時間に改めて言うことでもないんですが、桜良の病気は架空の病気です。
— 住野よる (@978404105206_8) 2017年1月31日
ずっと言ってるけど、桜良の病気は架空の病気です。現実にある膵臓の病気のどれでもないよ。
— 住野よる (@978404105206_8) 2017年8月5日
『架空の病気』だったんですね。どうりで調べても出てこないわけです。
映画【君の膵臓を食べたい】桜良の死因は病気でない
膵臓の病気で余命1年の桜良は、残された時間を僕(志賀春樹)と過ごします。
しかし最後は病気で死ぬのではなく、なんと通り魔に殺されてしまうという衝撃の結末を迎えます。
映画も原作も桜良の死因は病気ではなく通り魔に殺されています。
ただ僕(志賀春樹)が桜良の死を知るシーンは映画と原作は違いがあります。
映画は、デパートのスクリーンに映ったニュースで桜良が死んだことを知ります。
原作は、帰宅後、夕食の時間のテレビのニュースで知ります。
まとめ
映画【君の膵臓を食べたい】の桜良の病名について考察しました。
● 膵臓ガンではなく『1型糖尿病』だと予想。
● 原作者は『架空の病気』だと明かしたいた。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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