_
10月8日放送「世にも奇妙な物語2016秋」の黒木メイサさん主演ドラマ「シンクロニシティ」の原作を読んだので、意味やあらすじ、結末ネタバレに迫ります。
原作を読んで結末をネタバレ紹介するので、「世にも奇妙な物語2016秋」の「シンクロニシティ」を見れなかったひとや、テレビで見るほど興味はないけど内容は知っておきたい人は参考になればと思います。
「シンクロニシティ」の原作は、新津きよみさんの「彼女たちの事情」収録の「シンクロニシティ」です。ちょっと怖めです。
10月8日放送「世にも奇妙な物語2016秋」はドラマ4本+超短編1本仕立てとなっています。
・シンクロニシティ(主演:黒木メイサ)
・貼られる!(主演:成美寛貴)
・捨て魔の女(主演:深田恭子)
・車中の出来事(主演:北村一輝)
・ずっとトモダチ(主演:りんな)
目次
■ 世にも奇妙な物語2016秋「シンクロニシティ」キャスト
■
・逸見栄子(黒木メイサ)
・川島朱美(藤井美菜)
・運転手
・先生
・運転手の娘
■ 世にも奇妙な物語2016秋「シンクロニシティ」あらすじ
ある日、栄子は恋人からプレゼントされた時計のサイズを直すため時計店を訪れると偶然高校時代の友人、朱美に出会う。
成人式以来の再会に喜ぶ二人。
しかも時計を直しにきた理由に始まり、恋人の名前、彼氏とつきあい始めた日まで同じであることが判明する。
そんな二人の会話をバーで聞いていたマスターがそれはシンクロニシティという現象であると伝える。
偶然の一致が重なり興奮する二人だった。
がある事に気付いた瞬間二人の顔から笑顔が消える。
今日、8月7日は12年前の高校時代、二人も加担したいじめが原因で友人が自殺した日だった。
さらに栄子たちに思いもかけない恐ろしい”偶然の一致”が襲いかかる・・・!
引用:http://www.fujitv.co.jp/kimyo/20161008001-20161008004.html#num20161008001
■ 世にも奇妙な物語2016秋「シンクロニシティ」原作読んでネタバレ 結末は?
まず、シンクロニシティの意味について紹介してから、ネタバレします。
■シンクロニシティとは?どんな意味? 共時性や、偶然の一致という意味 関連性のない時間と場所で、何等かの意味を持つかのような結び合わされた偶然のパターン 例えば、飛行機に乗る時に不吉な胸騒ぎを感じて、乗るのを辞める。 また、今は亡きアメリカの俳優ジュームス・ディーンの話。 リンカーンとケネディにも不思議な共通点がある。 アメリカの双子トムとジミーは、生まれてから別々の家庭で育ったが、40才近くで再会。 |
栄子と朱美は、住んでる街まで一緒だった。
最寄り駅は同じで、北と南にそれぞれ住んでいたので、今まで出会うことがなかった。
一緒に乗ったタクシーのなかで、運転手も絡めて2人はシンクロニシティの話題で大いに盛り上がる。
やがて話題は、同窓会メンバーのことになり、青春時代を思い出す。
■12年前
テニスの夏合宿で信州へ行った時のこと。
宿泊場所は、白馬にある民宿「白樺荘」だった。
隣にも民宿「りんどうの宿」があった。
合宿には、学校OBの金井先輩も参加していた。
日付は偶然にも今日と同じ8月4日
栄子と朱美は、説教くさい金井先輩にいたずらしてやろうと、早朝の草むらに罠を仕掛けた。
しかし金井先輩が散歩すると言っていたが、2日酔いで起きなかった。
しかも午後から雨もひどく、テニスも出来ずに一行は帰るハメになった。
その時、運転手が一言「因縁」と言った。
確かにシンクロニシティにはそういう一面もある。
しかし運転手が言いたかったのはそうじゃなかった。
■12年前 運転手の娘が亡くなった
12年前、運転手の娘は肺炎を悪化させて亡くなっていた。
彼の実家は「りんどうの宿」を営んでいた。
彼は当時、山奥の工事現場にいたので娘の死に目に会えなかった。
孫を失った両親は、張り合いがなくなり他界。母親もあとを追うように死去。
娘を失った妻は、心を病んで3年後に自殺し、彼は1人ぼっちになった。
そして家や畑は処分して上京し、タクシー運転手になったのだ。
栄子は、タクシーが自宅のある方向ではなく、灯りの少ない場所を走っていることに気づく。
それを指摘されると運転手は「シンクロニシティじゃなくて因縁ですよ」と言った。
■結末ネタバレ 運転手の娘は、栄子と朱美のせいで死んだ!
12年前、栄子と朱美が先輩にいたずらしようと草むらに罠をしかけた朝。
娘の飼っていた子犬コロが迷子になった。
当時3才だった娘は、家族が目を離した隙にコロを探していなくなった。
娘は林の中で見つかったが、土砂降りの雨の中、コロを抱いて高熱でグッタリしていた。
病院に運んだものの、肺炎を悪化させ亡くなったのだ。
コロは、誰かが仕掛けた罠に足を挟まれて、骨折して動けずにいた。
娘はコロを助けたが、迷子になってしまったのだ。
つまり、栄子と朱美が仕掛けた罠のせいで、コロが怪我をして、娘が死ぬことになったのだ。
そして、今日8月4日は娘の命日。
運転手は、栄子と朱美を乗せたままセンターラインを超えて大型トラックに突っ込んだ。
■「シンクロニシティ」ドラマ版では違う結末が?
原作では、タクシー運転手の娘の死は、12年前の同じ日に栄子と朱美が仕掛けた罠が原因だったという結末です。
しかし世にも奇妙な物語2016秋ドラマ版では、違う結末になるようです。
ドラマ版の8月4日は、高校時代に2人も加担したイジメが原因で友達が自殺した日。
さらに当時の先生もタクシーに同乗するようです。
運転手と先生が関わってくるということですね。
運転手はきっと自殺した友達の父親では?
先生がどんな関係なのかは、放送を見てのお楽しみでしょう。
この記事へのコメントはありません。