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綾野剛さん主演ドラマ「フランケンシュタインの恋」のキャストとあらすじ、原作と最終回ネタバレ結末予想に迫ります。
「フランケンシュタインの恋」は原作のないオリジナル脚本です。
しかしおおもとを辿っていくと何度も映像化されている傑作小説「フランケンシュタイン」が原作だといえます。その原作の結末はたくさん人も死ぬ悲しいものですが、果たしてドラマではどんな最終回の結末を迎えるのでしょう?怪物の秘密や120年前のこと、恋の行方など気になることがたくさん。
キャストとあらすじ、原作と最終回ネタバレ結末予想をするので、ドラマ「フランケンシュタインの恋」を見る時間がなかったり、見るほど興味はないけどあらすじや、どんな内容か知っておきたいという人は参考になると思います。
※最終回の放送を見てネタバレ更新※
目次
●ドラマ「フランケンシュタインの恋」キャスト
■怪物
・怪物 120才(綾野剛)
死から蘇った不老不死の怪物だが、心は人間より優しい。
しかし人間とは「触れ合えない」秘密がある。
継実と恋をする。
■120年前
・深志研太郎博士(???)
「死」から「生」を生み出した。
サキに恋した。
・サキ(二階堂ふみ)
120年前に怪物と何があった?
■怪物が好きなラジオ番組
・悩み相談担当のレポーター天草純平 35才(新井浩文)
怪物と出会って彼の秘密を知り、外の世界に連れ出そうとする。
・牛久輝成 30才(森岡龍)
・十勝みのる 46才(山内圭哉)
・大宮リリエ 25才(水沢エレナ)
■国立富獄大学 農学部 生命科学研究室
・農学博士:鶴丸十四文 67才(柄本 明)
津軽継実・稲庭聖哉の担当教授。
怪物を普通の人間の体にできないか研究する。
■津軽家
・津軽継実 22才(二階堂ふみ)
大学の農学部で「菌」を研究するリケジョ。
子供の頃から病弱で死と隣合わせの青春を送る。
怪物と恋をする。
・津軽晴果 25才(木野花)
■稲庭工務店
・稲庭聖哉 24才(柳楽優弥)
継実に恋する先輩。
怪物と恋の三角関係になりジェラシーを抱く。
・社長・聖哉の父:稲庭恵治郎 55才(光石研)
人情味溢れる職人気質。
居場所のない人を拾っては職人に育てたりする。
・室園美琴 20才(川栄李奈)
元ヤン。聖哉に恋して四角関係に?
・飯塚光穀 18才(葉山奨之)
・宍喰丈 40才(篠原 蔦)
・米子秋良 26才(中村無何有)
・玉名瑠以 25才(大西礼芳)
●ドラマ「フランケンシュタインの恋」前章アニメとあらすじ
■前章アニメ動画
■あらすじ
国立富嶽大学農学部の学生・津軽継実(二階堂ふみ)は、生命科学を専門とする鶴丸教授(柄本明)の研究室に所属。
彼女はキノコをはじめとした菌類を研究対象とし、同じ研究室の大学院生・稲庭聖哉(柳楽優弥)からは、菌類女子“キンジョ”というあだ名を付けられるほどキノコにのめり込んでいた。ある晩、津軽は、医学生と名乗る男たちと飲みに行く。
そこで彼女は男たちに無理やり酔わされ、車で連れ去られてしまう。
男たちの隙をついて車を飛び出し、山の中の森へ逃げ込む津軽。
追われる津軽の前に何者かが現れて、男たちを倒す。
気を失っていた津軽が目を覚ますと、山の入り口のバス停にいた。
彼女の服には、小さな赤いキノコが付いていた。
それは、アカナリカミタケという珍しい種類のキノコだった。アカナリカミタケを探して森に入った津軽は、怪物(綾野剛)と出会う。
彼は「僕は人間じゃない」と謎めいた言葉を口にして去っていく。
津軽は、森の奥深くまで怪物を追ううち、怪物の家にたどり着く。怪物は、120年前からその家で暮らしていた。
津軽は彼に「あなたのことを教えてください」と迫る。
彼は一度死んだものの、医学博士である彼の父・深志研太郎の手によって蘇ったのだという。
父の死後、怪物は拾ったラジオを聴いて人間界のことを学んでいた。
自分は人間と暮らせないと言う怪物。
怪物の孤独を感じた津軽は、彼を森から連れ出す。
120年もの間、父親以外の人間を知らなかった怪物は、津軽や彼女の周りの人々と触れ合うことになり…。
引用:http://www.ntv.co.jp/frankenstein_koi/story/index.html
●ドラマ「フランケンシュタインの恋」原作はある?
有名な「フランケンシュタイン」は1818年3月11日にメアリー・シェリーが匿名で出版した小説です。
こちらをおおもとの原作にしてアレンジを施し、今までも色々な映像作品が作られてきました。
日本ではアニメ「怪物くん」もそのひとつ。
ドラマ「フランケンシュタインの恋」も、元をたどれば小説が原作ですが、キャストとあらすじを見ただけでもドラマは大胆にアレンジされています。
一応、原作がどんな物語なのか?参考までに結末までネタバレします。
■登場人物
・科学者を目指すフランケンシュタイン青年
・フランケンシュタインの嫁や友人
・怪物
・北極探検隊の隊長:ロバート・ウォルトン
■あらすじを結末までネタバレ■
■怪物を創造
科学者を目指すフランケンシュタイン青年は、故郷スイスを離れてドイツで自然科学を学ぶ。
しかしある日から、生命の謎を解明して自在にコントロールしようという野心を抱く。
狂気じみた研究の結果「理想の人間の設計図」が完成。
そして墓を堀って手に入れた人間の死体をつなぎ合わせて「怪物」を創造した。
怪物は優れた体力と知性、人間の心を備えていた。
ところがルックスは醜く恐ろしいものとなり、フランケンシュタイン青年は絶望して怪物を置き去りにして故郷に逃げて帰ってしまう。
■孤独な怪物
置き去りにされた怪物だったが、強靭な肉体を持つ彼は生き延びて、フランケンシュタイン青年を追って野山を超えていく。知性を発揮して途中、言葉も習得していく。
そうしてフランケンシュタイン青年のいるスイスへ着いたが、醜い外見のため人間たちから忌み嫌われ迫害された。
孤独に悩んだ怪物は、生涯の伴侶となる女性の怪物を創造するよう、フランケンシュタイン青年に頼む。
願いが叶えば、2度と人前に現れないと約束する。
しかし怪物が増えることを恐れるフランケンシュタイン青年は断った。
■怪物の最後
要求を断られた怪物は、自分の創造主に絶望・・・
フランケンシュタイン青年に復讐するため、嫁や友人たちを殺していった。
大切な人々を殺されたフランケンシュタイン青年は怪物を憎み、怪物を追いかける。
怪物を追いかけ北極海まで辿り着いたところでフランケンシュタイン青年は行く手を阻まれ、北極探検隊の船に助けられる。
フランケンシュタイン青年は、ウォルトン隊長にすべてを話し、怪物を殺してくれと言い残して亡くなる。
しかしウォルトン隊長は探検隊メンバーの安全を優先して、北極点到達を中止して引き返す。
そこへ怪物が姿を現し、自分を作った創造主の死を嘆く。
怪物はウォルトン隊長に気持ちを話すと、自分を焼いて死ぬため北極点へ向かっていった。
その後、怪物がどうなったのか?誰も知らない。
※感想
創造主の嫁や友人たちを殺して、創造主自身も死んで、怪物は孤独で・・・とっても悲しすぎる結末を迎えています。ドラマはこんなことにはならずラブストーリーがメインになると予想します。
●ドラマ「フランケンシュタインの恋」最終回ネタバレ 結末は?
ドラマ「フランケンシュタインの恋」の最終回ネタバレを予想してみます。果たして結末は?
■ポイント
「フランケンシュタインの恋」の気になるポイントを挙げてみます。
・怪物が人間と「触れ合えない」秘密とは?
・120年前、サキは何者で、怪物と何があったのか?
・120年前、深志研太郎博士がサキに恋した結果は?
・鶴丸博士は、怪物を普通の人間に変えることが出来るのか?
・継実は病弱な体質のままなのか?
・怪物と継実の恋の行方
・稲庭➝継実 片想い
・美琴➝稲庭 片想い
一番のポイントは怪物と継実の恋の行方。
のように思えるのですが、ドラマタイトル「フランケンシュタインの恋」をよく考えてみると、フランケンシュタインとは、創造主・深志研太郎博士のことではないか?とも考えられます。
フランケンシュタイン=怪物というイメージが定着していますが、もともとの原作では、フランケンシュタイン=創造主だからです。
実際120年前、深志研太郎博士はサキに恋をしていて、サキと怪物は何かあったようです。もしかしてサキと怪物が恋仲になって三角関係になり、怪物は自分が身を引いて自ら孤独な生活を選んだのかもしれません。
「人間と触れ合えない秘密」とは、120年前の恋が原因で人を傷つけるのが怖いからかもしれません。
もしくは120年前、嫉妬に狂った深志研太郎博士がサキを殺して、怪物は思わず博士を殺してしまったのかもしれません。だから悲しい顔をしているのかも。
■最終回ネタバレ予想!結末は?
怪物が人間と「触れ合えない」秘密とは、120年前にあった悲しい過去が原因だった。
しかし、病弱な継実がついに命に関わる病気を患い、怪物は彼女を助けるため、鶴丸博士の協力で、自分の細胞を継実に注入して命を救う。しかも元気な健康体になった。実は、怪物の体から生えるアカナリカミタケには生命力を与える効果があった。
その後、鶴丸博士が怪物を人間に変えることに成功。
怪物は名前もつけてもらって、人間として生きていく。
継実とも結ばれる。
継実のことを好きな稲庭先輩は、嫉妬に狂って怪物の悪い噂を流したり恋路の邪魔をしたが、最終回では正気を取り戻して継実と怪物に謝罪。
そして稲庭先輩は、こんな自分を本気で叱ってくれた美琴と結ばれる。
※最終回放送を見て実際の結末ネタバレを更新※
■
深志研が、昏睡状態の津軽の手に触れると奇跡的に目を覚ました。
深志研は記憶が戻ったことをラジオで話したと、津軽に報告する。
深志研は120年前、本名は「山部呼六」といい、伝染病研究所で深志博士の助手をしていた。
そこでサキに出会い、恋をした。
しかし深志博士も恋をして、サキのために、伝染病で死んだ山部呼六を蘇らせた。
ところが怪物になった山部呼六は、サキを殺してしまった。
だけど深志研は、津軽を救った。深志研の生み出した菌が、津軽の遺伝子に働きかけたから。
■
深志研は元気になった津軽を連れて、鶴丸教授にお礼を言いに行った。
鶴丸教授によれば、2人は遺伝子の革命を起こしたと絶賛する。
しかし鶴丸教授は、記憶を取り戻し、ラジオで全て告白した深志研が、これからどう生きていくかのほうが心配だ。
津軽は、
「深志研は深志研であり、山部呼六」
「津軽継実は津軽継実であり、サキです」
「私はあなたのことが好きです」
と言い、2人は想いを確かめ合った。
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夜、津軽の回復を祝って、稲庭工務店の面々で飲み会が開かれた。
社長が深志研に今後どうするか聞くと、深志研は仕事をつづけたいという。
しかし稲庭工務店は、深志研にビビったクライアントが続々と仕事をキャンセルしていた。このままでは会社が危ない。
深志研は責任を感じて出て行こうとするが、社長は引き留める。
■
深志研の願いは、みんなが幸せであること。
津軽を抱きしめてこう言った。
「大学で勉強頑張ってください。幸せになってください」
津軽は微笑みながら「私は幸せですよ」と言った。
■
翌日、保健所スタッフ達がマスクを装着して、稲庭工務店にフランケンシュタインを探しに来た。
ラジオを聞いた住民が、得体の知れない菌が怖いと怯えているという。
警察や住民たちが見守るなか、深志研は自ら出て行く。
しかし稲庭工務店の社員たちは、深志研を逃がそうと妨害し、美琴が車に乗せて森へ連れていった。
深志研は津軽には何も言わないでほしいという。
津軽には津軽の人生を生きてほしいから。
津軽には幸せになってほしいから。
深志研は、津軽の人生を邪魔したくないのだ・・・。
深志研は美琴にありがとうと言い、「稲庭先輩に美琴って呼ばれてよかったですね」と、美琴の幸せを喜んだ。
深志研「さようなら」
美琴「(泣きながら)元気でな!」
■
津軽は、深志研が森へ行ったことを聖哉と美琴から聞き、森へ出かける。
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フランケンシュタインを警察とマスコミが追っている。
ラジオ番組は世間を騒がせた責任をとり今月いっぱいで打ち切りが決まった。
天草のコーナーは終了、即クビだ。
同じ怪物でも、人々の薬になったり毒になったりするんだな・・・
十勝みのるはラジオを通じて、深志研に逃げろと言い、天草はクビだが元気だぞと伝えた。
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津軽は森で深志研を探すが、深志研は見つからないよう隠れる。
■1年後■
長野の大学が、アカナリカミタケを発見したとHPで公表した。きっと深志研だ・・・
津軽はさっそく長野へ向かう。
すると森でアカナリカミタケを発見。
しかし足を滑らせて坂を転げ落ちる。が、深志研が現れ津軽を助けた。
津軽「私、これを探しに来たんです。私はずっと、あなたのことが好きです。会いたかった・・・!」
森を出たところでは、稲庭聖哉と鶴丸教授が笑顔で待っていた。
教授は、フィールドワークが出来るキャンピングカーを用意してくれた。
この車は、菌の研究がどこでも出来る。
津軽か稲庭聖哉がいつも深志研のそばにいて、大事な菌を培養する。
だから、深志研は一緒にいて、深志研は自身の菌を研究してほしいと、教授は頼む。
深志研には優しい菌を作ってほしい。
深志研自身が、博士になって菌を一緒に研究・学ぶのだ。
もちろん研究チームの一員として。
菌の研究は、難病をひとつでもなくすため。それは津軽の夢だ。
津軽「革命を起こしましょう」
そうだ。深志研は、人々の役に立てるのだ。それをこれから証明するんだ。
■エピローグ
クリスマス
天草はまたラジオで人の悩みを聞いている
深志研と津軽たちは菌の研究をしている。
深志研は、いい木を見つけ菌を植える。津軽と手をつないで歩く。
■数十年後
津軽がなくなって1年後。深志研は森に住んでいる。
飛行機が着陸し、稲庭聖哉の美琴の孫がやってきた。
深志研は新しい菌を、薬の開発のため彼に渡す。
深志研の菌によっていい薬が出来て、いまでは世界中が深志研に感謝している。
深志研は森に住む。ここにいると津軽と一緒にいられるから。
★おわり★
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