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大人の土ドラ「リカ」のドラマ原作ネタバレまとめを紹介します。
「リカ」の原作は、第1部「大矢昌史」編(原作小説「リハーサル」)と、第2部「本間隆雄」編(原作小説「リカ」)に別れます。
第1部の結末はリハーサルというだけあってまだグロさ加減が弱いですが、第2部の最終回結末ネタバレはもはや人間の所業じゃない!
怖い系のドラマとしてかなり期待度MAXのリカ。文字だけでも十分怖いです。
目次
●リカのドラマ原作ネタバレまとめ 第1部「大矢昌史」編
■第1部「大矢昌史」編
(原作小説「リハーサル」)
■ネタバレ1. 大矢と叔父の関係
花山病院の大矢副院長は、10才のとき交通事故で父親を亡くし叔父である花山院長が引き取った。叔父は将来後継ぎにするべく大矢を育てたが、大矢がロス留学中に脳梗塞で倒れて半身麻痺となってしまった。出世は望まないが大矢だが緊急帰国し、院長になるには34才で若いので副院長に就いた。
■ネタバレ2. 看護婦の新規採用
脳梗塞で人格が変わったしまった叔父の看護に嫌気がさして辞めてしまった看護婦を補充するため、新規採用募集すると、最終的に面接で大矢は3人を仮採用した。
● 相川美奈子25才➝小児科
● 工藤有喜33才➝内科
● 雨宮リカ28才➝外科
雨宮リカは青美看護学校を卒業後8年間の経験があり実績はあったが体臭がきつかったし、小山内婦長も採用に反対していた。しかし日本医師会の元副会長で慶葉病院の内田前理事長の推薦状を持ってきたので採用した。
■ネタバレ3. 手術の医療ミスを隠蔽
ある日、患者の仲代寿一65才の手術。慢性虫垂炎は20人以上オペしてる大矢にとって簡単な手術だった。ところが手術後、止血用のペアン鉗子が1本足りないとリカが報告してきて、体内に置き忘れた医療ミスの可能性が浮上。
リカは「2人だけの秘密です。先生のためなら何でもします」と、迷ってる大矢の目の前で患者に麻酔注射を打ち、開腹してペアン鉗子を取り出し、結果的に大矢は医療ミスを隠蔽してしまう。
実はこれは、手術直後にリカが大矢の目を盗んで患者の体内にこっそりペアン鉗子を戻して、大矢はダマしていた。
■ネタバレ4. リカが周囲を固めていく
その後、リカは大矢と一緒だけ熱心だと看護婦たちから苦情があがり、小山内婦長は仮採用中のクビを進言するが、医療ミスの証拠を握られてる大矢はリカをクビにできなかった。
さらにリカは大矢から交際を申し込まれたという嘘を吹聴し、看護婦たちの噂になった。
一方でリカは院長である叔父を、体を使って取り込んで味方につけた。看護婦たちの悪口を吹き込み、大矢と交際相手として認めさせた。
■ネタバレ5. 不幸な出来事が連続
リカは大矢の知らないところで、看護婦たちに嘘をつきまくっていた。親族や知人が有名人だ、自分の実家は金持ち、男にモテまくったなど真偽不明のことを言っていた。年齢28才も看護婦たちは女同士だから肌を見れば30才を超えてることは明らかだった。嘘も妄想もリカの中では全て本当のことなのだ。
そして不幸な出来事が連続する。
● 小山内婦長が転落事故
冷静な小山内婦長が階段で足をすべらせ転落し、全ての感覚を失う頚椎損傷の重体。実質的に病院をコントロールしていた司令塔を失い全スタッフが混乱した。リカに洗脳された叔父は、信頼関係にあった婦長を「性悪女」だと笑った。
● 近藤佳織が倒れる
大矢を誘惑していた専業主婦の患者・近藤佳織の自宅に、白濁液のつまったコンドーム3個が宅急便で送りつけられた。旦那から離婚をつきつけられた近藤佳織は花山病院に押しかけヒステリーで倒れた。
● 受付の丘留陽子が退職
近藤佳織の騒ぎを目の当たりにした受付の丘留陽子は、何かに怯えながら数日で別人のように痩せて退職した。
● 森田喜久子のアパートが火事
大矢を含め誰に対してもボディタッチをする癖のあった森田看護婦の住むアパートがガソリン放火にあい住民2人が焼死し、休職を余儀なくされた。
● 藤鐘副婦長が首つり自殺
リカの嘘を見抜き妄想虚言癖を大矢に教え、リカの患者に対する暴言や暴力を大矢に報告した。ペアン鉗子を患者の体内に残した医療ミスはリカの捏造だと見抜き大矢に教えたが、なぜか首つり自殺した。
ワープロ打ちの遺書があり警察は自殺と断定するが、大矢は偽装自殺を疑った。
● 倉田看護婦がひき逃げにあう
藤鐘副婦長と仲良しだった倉田看護婦が、夜勤明けの早朝コンビニ帰りにひき逃げにあい、全治2か月の骨折。制限速度20kmの道でゆっくり後ろからゆっくり近づき、急に50kmに速度をあげてひいたと思われる。倉田看護婦は花山病院を辞めた。
■ネタバレ6. 叔父が死んだ
● 刈谷医師が借金残して逃げた
大矢は花山病院にきてから刈谷医師に勧められ株仲間になり、証券会社のアドバイス通り株売買を続けていたある日、全ての株が暴落。刈谷医師は大矢の何倍も投資していたため1000万円の給料前借りを頼んできたが、返済に3年以上かかるため大矢は断った。
後日、刈谷医師を退職届を提出して泣き叫びながら去っていったあと、闇金業者が大矢に返済を求めてきた。刈谷医師にハメられ保証人の欄にサインと印をしていた大矢は、レーザー手術器購入費用から1500万円を流用して返済にあてた。
不審に思った経理から不正流用を知った叔父は、大矢に「裏切られた。見損なった。信じられない」と唾を吐きかけクビを言い渡した。
● 叔父が死んだ
リカが枕やタオルで口を塞がれての窒息死させ「嫌なヤツだった。いやらしい変態ジジィ」と罵倒した。
大矢は自首をすすめるがリカは献身的に叔父の看護をして可愛がられたいたため動機がない、むしろ不正流用してクビを言い渡された大矢に動機がある。リカから言われるまま大矢は死亡診断書に死因は急性心不全と嘘を書いた。
■ネタバレ7. リカの生い立ちと恐ろしい噂
父親は麻布で開業した外科医の雨宮タケシ。女癖が悪く、看護婦に手を出したり人妻の患者と不倫した。妊娠させた1人は短大出の看護婦で実家が医者で資産家で、双子の娘を産んだ。その後、雨宮タケシは交通事故で死んだ。同乗していた浮気相手の看護婦の首が反対車線まで吹っ飛んだ。女性はそのショックで娘リカを連れて家を出た。
青美看護学校時代、リカは成績優秀だが周囲とコミュニケーションを取らなかった。後期になると生徒全員からのイジメが始まり、先生たちは黙認した。そしてナイチンゲールの生誕日5月12日に戴帽式のセレモニーのろうそくの火が何かに燃え移り、校舎は全焼し、生徒も先生もみんな焼死した。学期途中で体を壊して退校した仁木看護婦はリカが放火したと確信してるが証拠はない。
その後、背が高くて体臭がキツい看護婦=リカが勤めた病院では必ず不幸な出来事が起こるという噂が流れるうようになった。入院患者が何人も続けて死亡、盗難事件、事故が看護婦が死亡など。また40才の人も25才の人みんなリカは自称28才だと言ってる。
面接時の内田前理事長の推薦状もリカの捏造だった。
■第1部(原作小説リハーサル)の結末ネタバレ
リカは大矢の婚約者も真由美も殺した。
柏手医師の嫁と娘を誘拐して脅迫し、切断した真由美の頭部から顔の皮膚をキレイに剥がして、整形手術するよう要求し、柏手医師は従うしかなかった。
埼玉の研修会に行ってるはずの婚約者の真由美が行方方不明になった夜、最近様子がおかしかった柏手医師からの電話で大矢が美容整形外科病棟に行くと、真由美が殺されたことを知った。
大矢がリカにつかみかかってねじふせて警察に通報しようとしたが、嫁と娘の居場所を知りたい柏手医師は大矢の肺をメスで刺した。
運命の人を刺されたリカは怒り、柏木医師の喉をかっきって殺した。
リカは大矢を抱きしめるが、肺を刺された大矢は意識が遠のいていき、なぜあの日に看護師採用したのか後悔した。
大矢が死んで肉の塊になったからバラバラにして、リカは話し相手にした。
●リカのドラマ原作ネタバレまとめ 第2部「本間隆雄」編
■第2部「本間隆雄」編
(原作小説「リカ」)
■ネタバレ1 本間とリカの出会い
本間隆雄は大学卒業後に丸の内の東洋印刷に就職して31才で嫁の葉子と結婚。5年後に娘の亜矢が生まれたのを機に、井之頭線の久我山に分譲マンションを購入した、普通の家庭人。仕事は特別な業績を残したわけでもないか大きな失敗もない普通の会社員。
ある日、大学の後輩の坂井が出会い系サイト『Qちゃんのラブアタック』で4か月で6人と肉体関係を持っていると知り、坂井のアドバイスに従って本名をちょっと変えて本田隆雄と名乗り、架空の自分に成りすますゲームにハマっていった。
1人とお茶し、別の1人の女性と3度関係を持ったが、妻子に対する罪悪感から、来たメッセージとやりとりするだけで会うのはやめた。
1年後のある日、ハンドルネーム『ナースデース』を名乗る看護婦のリカ28才独身が目にとまった。父親を求めてる、自信がない裏返しで自己愛が強い、本質は臆病な女性だと分析してメッセージを送った。
坂井と確立したノウハウに基づき、初日に1通、2日目に2通、3日目に1通、そして4日目はあえてメールを送らない『釣り』が功を奏し、リカは針にかかった大きな魚で、性格を言い当てるとリカは感激した。
携帯番号を教えると可愛い声で電話がかかってきて学生時代のようだった。1週間メールと電話を続けて距離を縮め、金曜19:00に会う約束したが、その後リカが豹変。何回も鬼電がかかってくるようになり電話に出ると「どうして出ないのよ!」と金切り声でヒステリックに怒るので、本間は電話に出るのをやめた。
30分ごとに伝言が入り全てリカの脅迫・哀願・懇願・泣き落とし。「会うのやめた」と電話で怒ってもリカは「怒られちゃった」と笑ってて会話にならない。メールも90通届いていて『東京タワーで待ち合わせ』という妄想をリカは書いていた。
約束の金曜19:00。5分おきにリカから着信あるが、本間は会社の屋上から東京タワーを眺め、携帯を壊した。
■ネタバレ2 リカのストーカー行為がエスカレート
半年後、表参道のネットカフェで久しぶりに出会い系をチェックすると、複数の出会い系サイトに『本田たかおさんを探してる。体をもてあそび妊娠させられた』とリカの妄想の書き込みがされていた。本間の人相やプロフィール、携帯番号や仕事の情報もダダ漏れで見る人が見れば本間だと特定できてしまう。
ネットカフェを出ると、マスクをつけた痩せた背の高い女と目が合った。女子高生が初デートに着るようなピンクのワンピース姿で、顔のパーツひとつひとつは美しいがバランスがおかしかった。泥のような顔色で表情はなく、目には光がなかった。こいつがリカだとわかった。
怖くなった本間はタクシーで明治通りを逃げると、リカは人間を超えるスピードで追いかけてきたので、首都高速に入って逃げることができた。タクシー運転手は「金を受け取ったらアレがついてくるかもしれない。あんたと係わりたくない」と逃げていった。
警察にストーカー被害を相談したが、リカの本名も住所も知らないから警察は捜査できないし、被害届を出したら妻子と会社にバレてしまう。それだけは避けたい。
そこで本間は元警察官で今は探偵事務所をやってる大学の同期の原田信也に相談すると、ストーカーは次のターゲットが見つかればそれまでのことは忘れるから、無視し続ければ、1年で解決すると言われる。
しかし本間が出社するとパソコンのスクリーンセーバーに「RIKA」の4文字が現れ、新しい携帯番号にリカの留守電伝言が2件あり、家族もも住所も本名もバレてるとわかり、原田とともにリカの正体を突き止めることになった。
ストレスのせいで本間は仕事で致命的なミスを連発し、毎日夜中にリカが携帯に伝言を大量に残し、眠れない日々が続いた。
1週間後、家族で夕食中の自宅に「リカ あなたのものよ」とキスマーク付きでFAXが届いた。
翌日は家を出たあと体調不良で会社を休み山手線と渋谷をさまよい、24時過ぎに帰宅すると、玄関ドアの至る所に髪の毛が貼り付けてあった。
■ネタバレ3 リカの正体、探偵の原田
原田が警察の先輩に相談してリカの身元が判明。雨宮リカは中野区の花山病院で数か月働いたころ、不幸な出来事が連続して起こっていた。また大矢副院長からプロポーズされたと吹聴し、リカが辞めたあとは看護婦の個人情報書類が何者かに盗まれ、大矢副院長がバラバラ死体で発見され、花山病院は最終的は廃院になった。
噂ではリカの生い立ちは、田園調布のお嬢様だったが高校生のとき父親が騙されて破産。母親は精神を病んで妹を死なせた。リカは過食と拒食を繰り返し恋人にもふられた。プライドが高いリカは周囲のせいにして孤立していった。
■原田が殺された
原田はリカが現れたら尾行して住所を突き止めて警察に捜査させようと、本間の自宅を見張り始めた。
そんななか亜矢がテストで満点をとった夜、自宅の外でカリカリ物音がしてドアスコープを覗くとリカが笑っていた。切ってドアを開けと誰もいなかった。
翌日リカが電話で「どうしてあの人を雇ったの」と1分以上笑っていた。本間は原田に電話するが留守電で連絡が取れない。数日後、原田の先輩警察官で警視庁の菅原刑事から連絡があり、原田がバラバラに解体されて殺されたとわかった。
菅原刑事もリカが犯人だと思ってるが、証拠はなく目撃者もいない。リカが実在する証拠さえないが、必ずターゲットに接触してくるから逮捕は時間の問題だと思われた。
■ネタバレ4 本間の娘が誘拐される
ある日、娘の亜矢が放課後にクラスメイト西岡弘子と砂場で遊んでいると、『マスクをした背の高い臭いおばちゃん』が現れ亜矢とだけ遊び始めたので、弘子はつまらなくなって帰宅した。
夕方になっても亜矢は帰宅せず本間と嫁が行方を捜してると、パン屋が用具置き場に亜矢が裸で倒れていたのを見つけて病院で保護してるとわかった。
亜矢は麻酔薬で眠らされ、怪我もイタズラされた跡もなかったが、何かの恐怖体験の衝撃で口が利けない失語症になっていた。背中には赤いペンキで十字が書かれていた。
本間はリカの仕業だと直感でわかり、病院に嫁と娘を残したまま逃げ出した。
■ネタバレ5 リカと対決
リカに電話で亜矢のことを責めても「一緒に遊んだだけ」「はーいごめんなさーい」と軽いノリ。警察に連れていきたい本間は「会いたい」と懇願し、1時間後21:00に豊島園が閉園後の駐車場で会う約束をした。
まっくらな駐車場でリカと初めて面と向き合うと、冬なのにタクシーを追いかけてきたときと同じ夏服だった。鼻をつく死臭がした。肌は荒れて質の悪い絨毯のようだが声だけは美しい。妄想はリカの中では現実だから本間を「本田さん」と呼ぶ。
ゴルフクラブで威嚇して車に乗るよう命令すると、リカが体当たりで攻撃してきたが反撃して気絶させ助手席に乗せた。警察にいくためエンジンをかけたとき、リカに注射を打たれて意識を失った。
目を覚ますと、新婚夫婦の新居を模したリビングルームでイスに針金で拘束されていた。死臭のリカにキスされて本間は失禁した。リカは鼻歌を歌いながら大注射、ハサミ、鉗子、小さなノコギリ、薬品、機械など用意した。
「とっとと殺してくれ」と懇願する本間の目に麻酔を注射したとき、居場所をつきとめた菅原刑事が現れてリカを2発撃って倒した。
数時間後に本間が帰宅すると、嫁は離婚するつもりで娘を連れて実家に帰ったあとだった。会社も辞めることになるだろうが、リカがいない安心感で家庭も仕事もどうでもよかった。
ところが菅原刑事から「リカが救急隊員2人と運転手を殺して逃げた」「いまそっちに警官を向かってるからその場を動くな」と連絡が入る。
しかしもう遅かった。通話中に玄関のチャイムが鳴った。りキッチンから包丁を取り出した。リカが玄関のカギを開ける音がした・・・。
■ネタバレ 結末エピローグ
リカは本間を連れ去り、花山病院の手術室で、麻酔をかけて生きたまま目・鼻・耳・口もそぎ落として飾り付けし、手足をバラバラにして頭部と胴体だけになった本間を持ち去った。
本間の意識はいずれ戻るが、手足がなく、目・鼻・耳・舌もそぎ落とされ頭部と胴体だけで、脳だけが機能している状態だ。
菅原刑事が花山病院に駆けつけたときには、リカは本間の体を持って逃げたあとで、切断されてパーツがキレイに並べられていただけだった。菅原刑事は、本間が意識を取り戻したときのことを考えると恐ろしくてたまらない。
●リカのドラマ最終回の結末はどうなる?予想
あまりにグロすぎる恐怖の物語リカ。
第一部の結末ネタバレは、大矢の婚約者の真由美の頭部を切断して顔を剥がして整形手術し、柏手医師にさされて死んだ大矢の頭部を切断して話しかけるというもの。
ドラマで映像で完全再現はさすがに難しいと思いますが、グロ描写は言葉やシルエットで表現するかも?
最終回となる第二部の結末ネタバレはさらに恐怖で、生きたまま本間の手足を切り落とし、目・鼻・耳・舌もそぎ落としてクリスマスのオーナメントのように飾り付けるというもの。
映像化すると問題になりそうですが、ドラマのスタッフはどうやって表現するのか大注目です。
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