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船越英一郎さん主演SPドラマ【家栽の人】の原作漫画から、犯人や裁判の結末についてネタバレあらすじを紹介します。
キャストにはテラスハウスで可愛すぎるイケメンと話題の望月歩さんが、まさかの不良少年犯人役なので注目ですね。
【家栽の人】はビッグコミックオリジナルで80~90年代に連載された、家庭裁判所を舞台にした人間ドラマを描く人気の名作漫画です。
ドラマ化した今回扱う事件は、窃盗のうえに起きた殺人事件ですが、原作漫画のあらすじネタバレを見ると「ビワ」と「カキ」がキーワードになって冤罪になるようですが?ドラマとの違いも気になります。
目次
ドラマ【家栽の人】キャスト
■前崎家庭裁判所
● 桑田義雄(船越英一郎)
変わり者の新任判事。元最高裁判事の息子というサラブレッドですが家裁にこだわってます。効率よりも問題の本質を見極めようと奔走します。
● 樋口日向子(足立梨花)
弁護士志望の司法修習生。事務的に繰り返す家庭裁判所の仕事に不満を抱いていたなかが、桑田判事に感化されます。
● 石川 調査官(堀井新太)
日向子のことが好きで、桑田をうっとおしく思う若者。
● 岡本 調査官(佐藤仁美)
バツイチで小学生の息子を育てるシングルマザー。
● 戸張 調査官(山中崇)
少年犯罪への思い入れが強い。
● 田之倉 書記官(森下能幸)
この家裁の生き字引のような存在。
● 池上 所長(角野卓造)
桑田判事を信頼し、家裁に変化をもたらすと期待してます。
■犯人とその家族
● 立花晃 19才(望月歩)
地元の名士・佐々木建造(西岡德馬)を殺した犯人として前崎家裁に送致されてきた19才の少年。
● 晃の母親:春江(新山千春)
入院中。晃と桃子を育ててきたシングルマザー。
● 晃の妹:桃子(子役の???)
■被害者
● 佐々木建造(西岡德馬)
殺された地元の名士。
ドラマ【家栽の人】あらすじ・予告動画
■新任判事 桑田義雄(船越英一郎)
東京から新幹線で1時間ほどの地方都市にある、前崎家庭裁判所――。ここへ新任判事としてやってきたのは、東京への転任を断った、つまり“出世の道を蹴った変わり者”という噂の桑田義雄(船越英一郎)だった。
なんと桑田は着任当日、大きな植木を背負って現れ、司法修習生の樋口日向子(足立梨花)や調査員たちの度肝を抜く。桑田によれば、たまたま庭の植木を伐採中だった家の前を通りかかり、木のことがかわいそうに思えて譲り受けてきたという。
さっそく所内にある小さな庭に、その木を植えはじめた桑田に、一同はぼう然。しかも調停では判事らしからぬ発言ばかりを繰り出し、調査員も調停員もペースを乱されていく。
■地元の名士が殺害される事件
そんな中、地元の名士・佐々木建造(西岡德馬)が殺害される事件が起き、19歳の少年・立花晃(望月歩)が自首、前崎家裁に送致されてきた。
実は、晃は1年ほど前、暴行事件を起こして家裁で審理が行われたことがあったのだが、戸張調査官(山中崇)が彼の本質を信じ「更生の意思あり」としたため、不処分の決定が出ていた少年だった。
期待を裏切られた思いの戸張は今回こそ厳しく調査すると意気込むが、池上所長(角野卓造)が岡本調査官(佐藤仁美)を指名したため、家裁に不協和音が生まれはじめる。
晃は遊ぶ金ほしさに佐々木の家に押し入り、もみ合った末に殺害したことを認めるが、桑田は“侵入の際、佐々木家の庭にあったビワの木の枝を折った”という彼の証言に疑問を抱き…!?
引用:ドラマ【家栽の人】公式サイト
「ビワの木の枝を折った」証言がポイントのようですね。
ドラマ【家栽の人】原作漫画あらすじネタバレ
ドラマ【家栽の人】の原作漫画あらすじネタバレは、6巻の第5話「ビワ」と、10巻の「カキ」をミックスしてさらに脚本アレンジしたと思われます。
そこで原作漫画「ビワ」「カキ」それぞれのあらすじネタバレを紹介します。
■原作漫画「ビワ」あらすじネタバレ
【事件概要】
事件は2月20日
金融会社の岩下社長の豪邸に、犯人は下見をしたうえで2月20日15:00頃、塀を乗り超えてビワの木を伝って侵入。
勝手口をドライバーで破壊してドアをこじ開け、物色してる最中、風邪で寝込んでいた岩下の娘・英里子23才に階段で目撃されたため、通報されるのを恐れ、部屋に逃げた彼女を追ってベッドの上で絞殺した。
犯人は帰るときもビワの木をつたい、そのときビワの木の枝を折って自宅に持ち帰ってる。
事件の2週間後、安原良和37才が犯人として逮捕された。
リビングにあった指紋が証拠。安原は窃盗の余罪があり手口が似ていた。
【裁判】
安原は、国選弁護人の横沢弁護士に心を開かず、金は競馬に使うつもりだったとふてくされます。
裁判でも何も言おうとしません。東山検事は手を緩めません。
【現場検証】
そんななか桑田が現場検証を行い、ビワの木の枝を折ったのがいつなのかを問題にします。
さらに桑田は、安原に英里子を殺した部屋まで案内させますが、安原がドアを開けるとトイレで、安原はどの部屋かわかりません。
何かあるとにらんだ横沢弁護士は、金融業者をあたり岩下社長の弱みを見つけます。
【結末ネタバレ】
裁判で岩下社長は、事件2週間前の2月5日、岩下社長は空き巣が入って100万円盗まれたため早めの16:00頃に帰宅したと証言。被害届を出さなかった理由は脱税した金だからでした。
岩下社長は国会議員に頼んで県警にプレッシャーをかけていたので、警察は自白を強要。
2月5日の空き巣の犯人は安原ですが、2月20日には岩下宅には行っておらず殺人の犯人ではなかったことが裁判で明らかになります。
安原がそれを言わなかったのは、21才のとき友人の嘘の証言で窃盗の共犯者として実刑判決を受けた過去があったため、真実を言っても誰も信じてくれないと思ったからだと涙を流します。
桑田がビワは例年2月頃で花が散るのを知ってました。今年は2月10日を境に散っていたので、安原がビワの木の枝を折ったのは2月20日ではないと見抜いていたんです。
「ビワ」は、文字通りビワがポイントになってるところがドラマ原作になってると思います。
続いて「カキ(柿)」のあらすじネタバレです。
■原作漫画「カキ」あらすじネタバレ
【事件概要】
ある夜、暴走族「雷神」メンバー13人が犯人を先頭に暴走行為をし、旭町2丁目交差点で注意してきたサラリーマン大間三郎を、犯人を筆頭に集団で暴行で殺した。
白バイは30kmオーバーで逃げる犯人バイクを追い、22:40に県道で見つけ5分間追跡後、犯人バイクがカーブで転倒して逮捕。そのとき空手のできる犯人から激しい抵抗をうけ白バイ隊員は全治3週間の怪我を負った。
犯人は逮捕後も黙秘を続け、自白なしの障害致死事件となった。
【犯人】
犯人は友竹宏史19才。雷神のOBで、3年前に少年院を出てからは反省して自動車修理工場で欠勤もなくまじめに働いていた。裁判が終わったら苦労をかけた両親に親孝行すると弁護士に話しています。
【現場検証】
3年以上5年以下の実刑になりそうなところ、桑田は裁判長に「カキ(柿)」を食べてもらいます。
「顔を見ただけで人間がわかる」という裁判長が、「渋柿と甘柿の違いくらい見ればわかる」と甘柿を選んで食べると渋柿でした。そのうえで桑田は疑問を投げかけます。
白バイは被害者が暴行を受けた20分後に犯人を発見して追跡してるが、交差点から逮捕現場まで直線距離で10kmあります。
実際に裁判長が事件現場から逮捕現場まで、スピードを出して車を走らせるが、山道だったのでスピートを出せず、白バイの証言より10分遅れの22:50に到着。このあと逮捕まで抵抗する時間も考慮すると全然間に合いません。
【結末ネタバレ】
友竹逮捕の証拠の赤いジャンパーは、リーダー鶴島とOB友竹しか着る権利がありませんでした。
リーダー鶴島が現場にいた証言はないですが、暴〇団と繋がりがある鶴島を恐れた仲間たちが口裏を合わせて、OBなので実質的な統率力はない友竹を売った可能性があります。
判決は、障害致死事件については無罪となり、公務執行妨害で懲役6か月・執行猶予2年を言い渡されました。
桑田がカキのヒントを出さなければ、冤罪で裁かれるところでした。
ドラマ【家栽の人】原作漫画ネタバレとの違いは?
原作漫画ネタバレとの違いをまとめると
● 原作「ビワ」との違い・・・ビワ、窃盗、殺人事件、信じてもらえない、を採用。
● 原作「カキ」との違い・・・犯人が19才の不良少年という部分を採用
● ドラマでは犯人の家族がシングルマザーと妹
ドラマでは原作漫画「ビワ」「カキ」をミックスして、シングルマザーの母親が入院して医療費がないのが窃盗の動機になると予想します!
まとめ
ドラマ【家栽の人】原作漫画あらすじネタバレを紹介しました!
冤罪と家族愛、母子家庭の貧困などが描かれると予想します。
最後まで読んでいただきありがとうございました。」
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