■燃えない原因は女性関係？

キャリアウーマンの女医・松田春香（杏）の父親、徹（山田明郷）がおととい心不全で突然亡くなった。

だが葬儀で父親の遺体を火葬しようとしてもなぜか燃えず「燃えない親父」になってしまった。

頑固親父だったので原因は「何か心残り」があるのかもしれない。家族で探る。

悦子（森矢カンナ）と祖母トシ（山本道子）は女性関係でないかと疑う。１か月くらい前「ミンミン（らしき名前）」の人物と電話していた。すると弟の光一（松下洸平）がミンミン＝田中みな実のサイン会に付き添っていたと告白。

田中みな実のサイン入り写真集と一緒に火葬を試みるが、やはり「燃えない親父」だった。

「心残りは姉ちゃんなんじゃ？何回帰省した？」という弟の声も聞かず、春香はもう付き合っていられず帰ってしまう。

■燃えない原因はジャスミン？

悦子は再婚したい相手がいたのでは？と考える。電話した相手がいたのは確かだ。すると祖母トシが「ミンミン」ではなく「ジャスミン」だと白状。弟の光一も知っていた。

弟の光一が呼んだジャスミンはフィリピーナで３人もいたが、全員、父親の徹を知らなかった。

そこに別のジャスミン（オネェ）が登場。15年前、嫁マリカが亡くして落ち込んでいたのを慰めていた。

また「燃えない親父」。

■燃えない原因は春香と光一？

弟の光一は工房だけでは食っていけないので窯を半分潰してカフェにすると春香に電話で伝え、家族を顧みず仕事ばかりの姉を責める。

姉を責める弟の光一に対して、祖母トシが「春香は徹とマリカの子供じゃない」と爆弾発言。

徹とマリカは長い間子供ができなかったので養子をとった。それが春香。しかし５年後に弟の光一が生まれた。不幸なのはマリカが春香に事情を知らせる前に亡くなったこと。

徹と春香は血は繋がってないが似た者同士ですれ違ってるうちに、春香は自分が養子だと知ってしまった。

春香は医大を諦めて窯を継ごうとしたが徹は「お前に継がせる気はない」と断り、春香は自分が養子だからと思って喧嘩した。だが本当は医者の道を行けという気持ちだと知っていたのに。だから今、春香は徹の遺体にありがとうと言った。

春香が見逃していた徹からのメールで、窯のカフェの案は徹は賛成していたとわかった。

カフェの名前は春香と光一からとって「春光」だとジャスミンが教えてくれた。

だがこれでも「燃えない親父」。

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春香は、母マリカの火葬のとき父親の徹が結婚指輪を一緒に火葬しようとしてたことを思い出した。結婚式を挙げられなかった父親の徹の想いだった。

母マリカはジャスミンの漢字「茉莉花」だった。だから父親の徹はジャスミンの花が好きだった。悦子が目撃した女性の写真は、亡くなったマリカの写真をこっそり見ていたのだ。

指輪と一緒に火葬すると今度こそ燃えた。指輪もなくなっていた・・・天国に持っていった？