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超人気ドラマの続編「半沢直樹2」がついに放送されるので、原作のあらすじネタバレから最終回結末を見ておきたい人も多いと思います。
「半沢直樹2」の原作は言わずと知れた池井戸潤さんの小説で、前編が「ロスジェネの復讐」後編が「銀翼のイカロス」
豆情報ですがキャストは過去の池井戸潤原作ドラマに出演した俳優女優は起用しない新ルールだそうですね。目的はマンネリや新たなスター発掘!
そんな「半沢直樹2」の原作、前編「ロスジェネの復讐」と後編「銀翼のイカロス」を両方ともできるだけ簡単にあらすじネタバレします。
それぞれ最終回の結末はやっぱり倍返し!
「電脳の秘密」と「問題融資」でやっつけてスカッとします。
目次
●ドラマ【半沢直樹2】キャスト相関図
●ドラマ【半沢直樹2】前編の原作「ロスジェネの逆襲」最終回までネタバレ
■1 証券営業部が電脳とのアドバイサー契約を横取り
半沢直樹の出向先は東京中央銀行の子会社で実績も少ない「東京セントラル証券」。
ある日、創業5年目40才で上場したスター起業家・平山社長夫妻(土田英生・南野陽子)率いるITの雄「電脳雑伎集団」が買収の相談に来た。
買収先は、30才ロスジェネ世代・瀬名洋介社長(尾上松也)が率いる売上一千億円のライバルTI企業「東京スパイラル」
買収に必要な1500億円の有利子負債はリスク高いので半沢は懸念するが、岡社長や諸田は喜んで買収アドバイサー契約を結ぶ。だが諸田が三木をリーダーにして組んだチームは1週間たってもスキームを出せず平山夫妻から破棄されてしまう。
直後、東京中央銀行の証券営業部がメインバンクの立場を利用して電脳とアドバイザー契約を結び、横取りに怒った半沢と森山は、銀行に倍返しを決意。
■2 時間外取引で大量株取得
電脳はパールハーバーと呼ばれる奇襲作戦「時間外取引で大量株取得」で東京スパイラルの株を30%近く買い占めて瀬名社長を疲弊させる。
これは瀬名社長と喧嘩別れして辞めた役員の清田と加納が、伊佐山と繋がって電脳に株を売っていたからだった。
■3 太洋証券のホワイトナイト「フォックス」
太洋証券が、新株を発行してホワイトナイト「パソコン周辺機器の大手フォックス」に株を買ってもらうという買収対抗策を提案して瀬名は新株発行した。
しかしこれは違法と上場廃止のリスクもある罠。
実は大洋証券もフォックスも、伊佐山と電脳の手先だった。電脳の買収情報をリークした犯人も伊佐山の手下の諸田。
東京中央銀行から資金調達した1000億円でホワイトナイトとして東京スパイラルの全株を引き受けフォックスを、電脳が買収し、大洋証券は買収スキーム協力手数料も得るという、東京中央銀行が描いたスキームだった。
実は森山と瀬名社長は幼馴染で、瀬名の父親が株で失敗して高校中退して以来音信不通だった。半沢に勧められて2人は再会し、電脳&銀行相手に戦うと決め、東京セントラル証券は東京スパイラルを電脳の敵対的買収から防衛するためアドバイザー契約を結んだ。
伊佐山の後ろ盾である三笠副頭取は半沢を呼び出し、東京スパイラルのアドバイザーを降りるよう説得するが、半沢は正論を言って断った。
■4 フォックスの結末。コペルニクスがすごかった
そんななかフォックスの経営破綻寸前を新聞がスクープして株価は暴落の一途をたどる。電脳は手のひらを返してフォックスを救う買収をやめた。
東京中央銀行はフォックスへの既存与信300億円は電脳傘下になれば回収できる見込みだったため伊佐山は困り、
買収支援1500億円はフォックス救済とセットだと主張するが、電脳の平山夫妻は利用価値がなくなったと断り、アドバイザー入れ替えをちらつかせる。
絶望した郷田社長を救ったのは瀬名社長。森山の提案でフォックスを逆買収した。
郷田社長はその価値に気付いてなかったが、子会社コペルニクスはサンフランシスコで学生がやってる通販会社ですごく伸びており、販売ノウハウを加えて各段に飛躍させれば東京スパイラルのアメリカ市場進出への足掛かりになる。
■5 瀬名マジック
伊佐山は東京スパイラルの株価はどうせ急落すると見込んでるが、世間は「瀬名マジック」に期待して株価はなかなか下がらない。だが下がるのを待っていると突然、東京スパイラルの株価が吊り上がった。
半沢が週刊誌に事業計画書をわざとリークして株価が吊り上げていた。
東京スパイラルは検索エンジン「スパイラル」のアメリカ版を刷新し、コペルニクスと連動して全米最大の通販サイトに成長させる計画。瀬名が創業者と個人的つながりのある世界最大のソフト会社「マイクロデバイス」による3億ドルの出資・提携も強力な裏付けとなる。
これぞ瀬名マジック!圧倒的な買い注文殺到!
■6 電脳の秘密
フォックス郷田社長が一目置いてた電脳の玉置財務部長が、ワンマン経営に愛想をつかして辞めた。
玉置によると、電脳は本業に危機感があるのに子会社や資産には何もせず、相乗効果が描けない東京スパイラル買収をすすめる理由がわからない。東京セントラル証券にアドバイザーを依頼した理由も不明。
玉置の情報をヒントに、半沢&森山は電脳の秘密に気付く。
■前編「ロスジェネの逆襲」最終回ネタバレ
伊佐山は買い付け価格を大幅に引き上げるため取締役会で500億円の追加支援を求めるが、現れた半沢が稟議書をゴミだとこき下ろし、電脳の秘密を思いっきりネタバレ。
★電脳の秘密ネタバレ★
電脳は2年前に新会社「電脳電設」を設立し、業績不振で再建中の「ゼネラル産業」の子会社「ゼネラル電設」から営業譲渡を受けた。これによってゼネラル産業は赤字を回避できた。
当時「ゼネラル電設」評価額120億円に対して電脳が支払った売買価格は300億円で、差額が180億円もある。
この2年間ゼネラル産業からの総額150億円以上の受注は、実際はすべて架空の売上で、ゼネラル産業が営業譲渡の差額180億円を電脳に資金還流して、電脳は利益があると見せかけた。
つまり電脳は粉飾決算を行っていた。本当の前期決算は50億円近い赤字だった。
大して取引実績のない「東京セントラル証券」に買収アドバイサーを依頼した理由は、東京中央銀行に頼んだらゼネラル産業のメインバンクだから粉飾決算がバレてしまうため。
東京スパイラル買収の本当の目的は、窮状と粉飾決算の隠れ蓑として利用するため。業績好調な会社を買収すれば赤字も粉飾もうやみやにできると目論んだ。
中野渡頭取は電脳への追加支援を見送った。
伊佐山は電脳の既存支援1500億円の回収と、三笠副頭取から電脳への出向を命じられて落胆・・・。
中野渡頭取に「全責任をとるから一任してほしい」と言っていた三笠副頭取は、平山社長の退任は既定路線で銀行主導の再建になるため電脳の社長として出向を命じられて落胆・・・。
森山は瀬名社長と祝杯をあげた。森山は瀬名社長から財務担当役員に誘されるが断り、東京スパイラル担当としてコペルニクスの事業展開を手伝う。
半沢の人事は、営業部第二部次長に出戻り!かつての部下たちから拍手で歓迎された!
●ドラマ【半沢直樹2】後編の原作「銀翼のイカロス」最終回までネタバレ
■1 帝国航空
半沢直樹は業績不振で破綻寸前の巨大航空会社「帝国航空」の再建を頭取から命じられた。
帝国航空は紀本常務や審査部の曾根崎のいる旧T派閥(旧東京第一銀行)の主要取引先だが、審査部は業績悪化に歯止めをかけることができず、中野渡頭取・内藤部長・半沢のいる旧S派閥(旧産業中央銀行)の営業第二部に担当に変わったため、メンツ潰された。
帝国航空は今期も500億円の赤字の見通し。従業員組合やOBに反対され思い切ったリストラができない。神谷社長は危機感がなく山下財務部長も開き直り半沢の修正再建案を受け入れない。
■2 白井大臣と帝国航空再生タスクフォース
だが東京中央商事から出資を断られると神谷社長は修正再生案を受け入れた。
ところがその矢先 憲民党から進政党に政権交代し、元女子アナ白井亜希子が国土交通大臣に就任。憲民党の有識者会議で承認された修正再建プランを白紙撤回し、公的資金は注入しないと宣言し、私的な専門家再建チーム「帝国航空再生タスクフォース」を立ち上げた。
「帝国航空再生タスクフォース」リーダーは大手企業の再建実勢豊富な乃原弁護士で、銀行に一律70%の債権放棄させ大幅赤字を脱したあと3年目で大幅黒時に転ずるスピード再建を目指す。
乃原弁護士は貧乏から這い上がって再建屋の名声を得た苦労人。一方、白井大臣は金持ちのお嬢さまで権力を握ることが目的。銀行を金貸しだとしか思わず再権放棄の意味もわかっていない。
東京中央銀行は700億円以上の債権があるため、500億円の債権放棄を迫られる。
メインバンクで政府系の開発投資銀行はもっとひどく、2500億円融資してるためそ1700億円の債権放棄を迫られる。谷川幸代次長は個人的には半沢と同じで「借りたカネは返すのが当たり前」だが、民営化を恐れてタスクフォースに協力しようとする行内の反発にあい悩んでる。
帝国航空の山下も人件費10億円を押し付けてくるタスクフォースに怒り心頭。山下は半沢にタスクフォースの再建案を見せる。中身はほぼ今までと同じだったが、進政党を旗揚げした大物議員・箕部の地元である羽田・舞橋路線は撤退リストから外されていた。
■3 白井大臣と箕部議員
白井大臣は乃原を引き連れ東京中央銀行に圧力をかけまくる。半沢が反論するとヒステリーになる。
箕部議員は白井大臣の後ろ盾。旧T時代からの旧知の仲である紀本常務に圧力をかける。
■4 金融庁の黒崎登場
白井大臣から「帝国航空を放任した」と批判された金融庁から因縁の黒崎検査官が派遣され、東京中央銀行の帝国航空に対する与信状況のヒアリングを行う。銀行のせいにするのが目的。問題ありとなれば世論はタスクフォースを支持し、銀行は債権放棄せざるを得なくなる。
黒崎検査官が再建案の数字が前回と違うミスを見つけて半沢が謝ると、曽根崎が帝国航空のミスだと黒崎を納得させヒーローになり、業務改善命令と意見書で済んだ。
ところが書類のミスは半沢外しを企む曽根崎の罠で、山下から受け取ったあと数字を書き換え、正しい再建案だと嘘をついていた。証拠音声を山下がICレコーダーで録音していたので、曽根崎は半沢とその部下全員に謝罪し、出向処分になった。
■5 紀本常務と乃原弁護士の関係
半沢は債権放棄は拒絶する稟議書を提出すると役員会で旧T派閥が猛反発。債権放棄を拒絶するなら役員をやめると紀本常務が言い出したので、メインバンクの開発投資銀行が債権放棄を拒絶したら東京中央銀行も拒絶することになった。
紀本常務が債権放棄にこだわる理由は乃原弁護士。小学校時代、銀行支店長の息子で人気者の紀本はひ弱で運動音痴の乃原をイジメた。乃原の父親が経営する工場が潰れるとみんなにバラした。
イジメられたことを恨んでる乃原は、箕部議員との繋がりを週刊誌にリークするか、債権放棄するか、の二択で紀本を脅した。
■6 債権放棄は廃案
合同報告会でほとんどの銀行がメインバンクの意向に従う方針を示すなか、半沢は債権放棄しないと宣言。遅れてきた開発投資銀行の谷川も債権放棄しないと宣言。
実は直前に開発投資銀行の民営化法案が可決されていた。民営化法案の影響を理解してない白井大臣は、天下り批判を受けた首相の方針に従い法案に賛成して墓穴を掘ってしまい、債権放棄は廃案となった。
■7 旧Tと箕部議員の問題融資
半沢チームの田島が旧T時代の箕部議員との怪しい個人融資に気付き、検査部のトミさんこと富岡の協力を得て調査し、当時担当で法人部部長代理に出世した灰谷に真相を吐かせた。
★旧Tと箕部議員の問題融資ネタバレ★
15年前、箕部議員は旧Tからマンション建設名目で借りた20億を、甥っ子の野川社長の潰れそうな赤字の不動産会社「舞橋ステート」に運転資金の使途名目で振り込んだ(転貸し)。
その年、舞橋ステートが広大な土地を購入後、舞橋空港が誘致され土地が売れて、箕部議員は莫大な土地売買収益を得ていた。舞橋ステートは急成長を遂げ舞橋経済界の顔役となった。
担保設定すると旧Tとの関係が明るみに出るから、最初5年間は無担保にして、旧T派閥は秘密にしていた。
その後、ずさんな融資と乱脈経営の旧Tは、旧Sと合併する際に史上最大の赤字を計上して不良債権を一掃した。ところが合併後に数百億円を無担保で貸し付けた詐欺事件が発覚して全額が不良債権化。
旧Tの元頭取・牧野治は特別背任罪で逮捕されたが、保釈後に自殺して真相は闇に葬られた。当時の審査部長で牧野の側近だった紀本は「棺の会」を開き今でも旧T派閥の集まりを開いている。
箕部議員に利益が流れた痕跡は、役員しか入れない書庫にあった。
箕部議員の個人事務所の帳簿コピーと、舞橋ステートから箕部への送金記録(コンサルティグ料として年間5000万円)、紀本のメモなど証拠を入手。
半沢は「倍返しだ」
そんななか乃原弁護士は中野渡頭取を呼び出し、箕部のスキャンダルで信用失墜か、債権放棄か、二択で脅す。
箕部議員・白井大臣・乃原弁護士・三国・紀本常務らタクスフォースサイドは、マスコミの前で中野渡頭取に集中砲火を浴びせようと画策する。
■8「銀翼のイカロス」最終回の結末ネタバレ
記者会見に現れたのは中野渡頭取でなく半沢直樹!帝国航空は自主再建可能だから債権放棄はしないと宣言。乃原・白井・箕部・記者たちは言葉を失う。
乃原弁護士がスキャンダルを暴露すると脅すと、半沢は「銀行は過ちを認め謝罪のうえ処分をうける覚悟もある」と自ら暴露。
10年間で総額10億円以上の利益を得ていた送金記録の証拠メモ、4億円を進政党旗揚げ後の選挙資金に使っていたこと、政治資金収支報告書に記載してない事実を突きつけると、箕部議員は会見場から逃げた。
タスクフォースの結末は・・・箕部議員は離党、白井は大臣を辞任、紀本常務は隠避がバレて辞任、灰谷ら関係者も処分。
銀行の結末は・・・・中野渡頭取は記者会見で旧T時代の問題貸し出しを自ら発表し、金融庁からはアブナイ貸し出しに分類され業務改善命令が下され、頭取を辞任。
帝国航空の結末は・・・的場首相のアイデアで企業再生支援機構に救済させる。OBの企業年金もカタがつきそうだし、社員や経営陣の意識も変わってきてるので、自主再建できそうだ。
●まとめ
ドラマ「半沢直樹2」の原作のあらすじネタバレから最終回結末を紹介しました!
最終回の結末はやっぱり倍返しでやっつけてスカッとしました!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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