_
福士蒼汰さん主演の2020秋ドラマ【ダイバー(DIVER-特殊潜入班-)】について、原作1巻の振り込め詐欺集団『Aチーム』と黒幕のあらすじネタバレ紹介します。
【ダイバー(DIVER-特殊潜入班-)】の原作は大沢俊太郎さんの漫画『DIVER-組対潜入班-』。サブタイトルが特殊と組対の違いますが、どちらも犯罪組織に潜入して情報や証拠をつかむ危険な潜入捜査チーム(通称D班)の物語。
原作漫画1巻では、潜入捜査官・黒沢兵悟(くろさわひょうご)(福士蒼汰)が振り込め詐欺集団『Aチーム』に潜入します。
どうやって潜入して証拠をつかみ、犯人や黒幕を逮捕するのか?『Aチーム編』の最終回結末まであらすじネタバレすると、そこには「鬼手仏心」が・・・。
目次
【ダイバー(DIVER-特殊潜入班-)】とは?原作漫画ネタバレ
【ダイバー(DIVER-特殊潜入班-)】とは、東京オリンピックを間近に控え、警視庁が導入した潜入捜査専門のグループ。
『振り込め詐欺』『メキシコの麻薬カルテル』『インドからの密輸』『暴力団』『半グレ集団』『偽ブランドを扱うスネークヘッド、トライアド』『イスラエルマフィア』『ロシアマフィア』など国内外のあらゆる犯罪組織を摘発することが目的の組対(組織犯罪対策部)の中に新設した。
メンバーは全国から選抜された精鋭揃いで、D(ダイバー)潜入時は深く悪に染まる。
潜入に成功すれば犯罪組織の内幕がわかり証拠の確保も簡単で、数か月に及ぶ内偵捜査に比べたら雲泥の差という、組対の切り札がD班。
命がけの任務であり、危険を感じたら即離脱が潜入の鉄則でもある。
黒沢兵悟(くろさわひょうご)はD班のリーダー伊達が見出だした最悪の悪党で、どんな組織だろうと簡単に潜入する。
【ダイバー(DIVER-特殊潜入班-)】原作漫画あらすじ 詐欺ネタバレ「Aチーム」
警察は国内外のあらゆる犯罪組織に対抗するべく、遂に組織犯罪対策部で潜入捜査を開始。そんな中、「最凶の悪」ゆえに「最強の潜入官」と呼ばれる捜査官・黒沢兵悟は、振り込め詐欺で高齢者を相手に荒稼ぎをする知的詐欺集団Aチームを一斉摘発すべく潜入を開始し…!?
引用:Amazon
『Aチーム』とは、生まれてから10年以上経つ振り込め詐欺の第三世代の亜種にして最大の詐欺グループ。
犯人たちの年齢は20代後半~30代。就職氷河期であぶれた、高学歴で有能な一流大学の卒業生で構成された知的詐欺集団だ。
六本木の高級レンタルオフィスを拠点に『母さん助けて系』『未公開株系』『投資系』などで高齢者をターゲットに被害額は毎月4000~5000万円にものぼる。
■黒沢兵悟(くろさわひょうご)が潜入
D班の黒沢兵悟は一流大学卒の多重債務者・青木を演じ、『Aチーム』の入口と目される闇金の海藤明に借金300万円を踏み倒してわざと土に捕まって埋められそうになり、小指を折るのと引き換えに借金チャラにして潜入成功する。
海藤明に気に入られた黒沢兵悟は受け子のバイトをする。ところが2軒目が警察の罠だったので、刑事をぶん殴って力づくで逃走してホームレスとスーツを服交換して逃げ切った。
海藤明の信頼を得た黒沢兵悟は『Aチーム』のボス柏田社長を紹介された。組織は1班3人体制が3班で9人構成で、名簿と脚本(マニュアル)を駆使して詐欺を行う。黒沢兵悟が借金300万円を返済するまでは稼ぎの80%が、完済後も紹介者報酬5%がずっと海藤明に支払われるという。
■黒幕は柏田社長ではない?
黒沢兵悟から報告を受けたD班は『Aチーム』摘発に対して意見が分かれる。
メガネの意見は「危険を感じたら解散して消える連中だから今すぐ摘発すべき。掛け子を10人逮捕できれば充分」
だが黒沢兵悟は「柏田社長はボスではなく番頭と呼ばれる黒幕がいる」「黒幕を逃がしたら2か月で再生するから最優先は黒幕の逮捕だ」と反対する。
海藤明と柏田社長の会話がわざとらしいと感じた黒沢兵悟は、わざと海藤明を格下扱いした発言をして海藤明が黒幕だと見抜いていた。
海藤明は幼少期、ギャンブル狂の父親のせいで極貧生活を送り、学生時代はナメられたら相手を半殺しにする狂暴さと持つと同時に、闇金してるのに尻尾を出さず服役したことない悪賢い知性も併せ持つ。狂暴さと知性をもつ人間が紹介者報酬の下請けで満足するはずない。
メガネは「その間にに高齢者の被害者が増える」と反対するが黒沢兵悟は「そんなの騙されるほうが悪いでしょ?世の中騙し合いなんだから」と言い返す。
D班のリーダー伊達は「推論にすぎないから残り一週間で黒幕の証拠を掴め」と黒沢兵悟に命じた。
■強制捜査
ところが上層部の命令を受けた組対の鏡課長が、2日後に一課が『Aチーム』を強制捜査すると決める。長官は来月の退官後すぐ都議に立候補するからイメージ良くするため早急に実績がほしいという呆れた理由で。
黒幕逮捕には確実な証拠が必要だ。黒沢兵悟はD班に協力を求める。
強制捜査当日、一課のエース班7班が『Aチーム』のレンタルオフィスに強制捜査に入り犯人たちを逮捕していくなか、犯人のフリをしてる黒沢兵悟は銃でスプリンクラーを撃ち、トイレに隠してあったロープで窓から降りて、D班の女性メンバーのバイクにニケツして逃走。
海藤明に違和感を与えないため1人で逃げた状況を作った。
■Aチームと黒幕の結末ネタバレ
警察無線で1人逃げたと聞いていた海藤明は、黒沢兵悟を信用してアジトに迎え入れた。
黒沢兵悟は『Aチーム』のボスは社長ではなく黒幕がいるのでは?とかまかけ、黒幕に危険を知らせれば再生の時いいポジションにつけると欲を見せ、「クソ親のせいで貧乏だったあの時に戻りたくない」と言うと、共感した海藤明は「2人でAチームを再建しよう。おれがAチームの頂点だ」と自分が黒幕だと明かした。
海藤明から現金・名簿・脚本(詐欺のマニュアル)を渡され身を隠すよう命じられた黒沢兵悟は「これなら証拠は充分だな。お前を逮捕する」と潜入捜査官だと明かして銃を向ける。
ところが海藤明から反撃されハサミで左手を刺され、銃を奪われ右足首を撃たれてしまう。
机の陰に逃げた黒沢兵悟に海藤明がトドメをさそうと銃を向けるが・・・・
なんと黒沢兵悟はもう一丁銃を持っていた。海藤明は7~8年の服役を覚悟して投降するが、黒沢兵悟は「正当防衛が成り立つ」と宣言して海藤明を撃ち殺した。おかげで裁判・拘置・服役にかかる莫大な税金が節約できた。
黒沢兵悟は金庫から大量の現金を持ち去った。
■結末エピローグ
『Aチーム』は口座を使わず現金を郵送する詐欺だったので『振り込め詐欺救済法』が適用されず被害者には一円も戻らない。
しかし組対の鏡課長はご満悦で、「高い授業料だと思って諦めてもらうしかないな」と言うだけだった。
ところが全国の特殊詐欺の被害者のもとに匿名で寄付を送られ、高齢者たちは感謝した。
「もの好きがいるもんだ」と呆れる鏡課長にD班の伊達リーダーは「鬼手仏心でしょうね。動機が慈悲の心なら方法は悪しき鬼の手でもかまわないって事でしょう」(黒沢兵悟の仕業ってこと)
そのころD班の佐根村から飲みに誘われた黒沢兵悟は「金無ぇよ」と断った。
★終わり★
まとめ
福士蒼汰さん主演ドラマ【ダイバー(DIVER-特殊潜入班-)】の原作漫画あらすじ、詐欺集団『Aチーム』の黒幕と結末ネタバレしました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事へのコメントはありません。