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注目の冬ドラマ「下剋上受験」の原作を読んだので、あらすじのネタバレ、結末にせまります。
「下剋上受験」の原作は、中卒の父と娘の壮絶な中学受験の体験実話を綴ったブログが書籍化された同名本。
中卒の父親が自ら勉強を教え、500日で娘の偏差値を30も上げた、奇跡の実話です。
そんな奇跡を産んだのは、この家族の大きな愛とかたい絆でした。
ドラマ結末のネタバレを紹介するので、ドラマ「下剋上受験」を見れなかったひとや、テレビで見るほど興味はないけど内容は知っておきたい人は参考になればと思います。
目次
●ドラマ「下剋上受験」実話ブログからの原作
ドラマ「下剋上受験」は、実話を書いたブログが書籍化され原作となっています。
原作者は、進学塾の先生もびっくりの伝説の受験パパ。
●なぜ中学受験を?
中学受験の世界を知ったときに、スポーツ選手や芸術の道よりも、明らかに近道で、一発逆転できるのではないかと思ったそうです。
しかもそんなお金がかからない。
人生が変わりそうな気がして仕方なかったそうです。
ドラマでは本屋で大量に参考書や問題中を買い込むシーンがありますが、これも実話!
ドラマではマル秘勉強法も描かれます。
数学問題なら、例えば〇〇人という単位だったら〇〇万円というふうに身の回りのものに置き換えて計算します。
500日間で偏差値を30あげた秘策が、次々に描かれます!
●ドラマ「下剋上受験」出演者キャスト 子役は?
佳織を演じる子役は、山田美紅羽ちゃん!
クランクインではサプライズで誕生日ケーキでお祝いされました。
山田美紅羽ちゃんは、250人のオーディションから選ばれた期待の子役!
■桜井家
・夫:桜井信一 40才(阿部サダヲ)
中卒の元不良だったが、今は誰よりも仕事熱心な熱血営業マン。
しかし中卒という学歴の壁にぶつかり、何度も悔しい想いを味わってきた。
・妻:桜井香夏子 33才(深田恭子
同じく中卒の元ギャル
幸せな家庭に憧れ、愛する娘が何よりも大切
つつましい暮らしを全く苦にしない、信一自慢の奥様
・娘:桜井佳織 10才(山田美紅羽)
小学5年生
両親の愛情を一心に受けて育った、太陽のような女の子
・信一の父・桜井一夫 65才(小林薫)
「やればできるさ何事も」
孫と娘を愛する昔気質の下町のガンコ親父な大工
■信一の勤務先:スマイベスト不動産
・新入社員の楢崎哲也 33才(風間俊介)
中学受験の経験を持つ、信一のよき相談相手
・長谷川(手塚とおる)
■徳川親子
・トクガワ開発社長:徳川直康 40才(要潤)
東京大学卒の大企業二代目セレブ社長。
愛娘の麻里亜とは大きな溝が。
また、中学受験を巡り麻里亜と佳織がライバル関係に
・徳川麻里亜 10才(篠川桃音)
直康の娘。佳織の小学校に転校してくる。
■小学校の担任
・小山みどり 24才(小芝風花)
佳織が通う小学校の先生。
中学受験に反対する熱血新人教師
生徒と温度差のある張り切っている先生
■中卒仲間
居酒屋「ちゅうぼう」に集まる、地元仲間で中卒仲間
・松尾 40才(若旦那)
居酒屋「ちゅうぼう」の店主
・竹井 40才(皆川猿時)
理容師
・梅本 40才(岡田浩暉)
酒屋
・杉山 38才(川村陽介)
後輩で大工屋・一夫の弟子
五反田駅に下剋上受験のポスター貼ってあったので思わず撮ってしまいました☺📸 ドラマもいよいよ来週スタートですね😆#下剋上受験 #阿部サダヲ#深田恭子#山田美紅羽 pic.twitter.com/s4cAJ0iMPr
— めぐるん (@KamikazeGirlsss) 2017年1月6日
●ドラマ「下剋上受験」あらすじと予告動画
下町の古い集合住宅に暮らす桜井家は、大黒柱の信一(阿部サダヲ)、妻の香夏子(深田恭子)、小学5年生の一人娘・佳織(山田美紅羽)の三人家族。桜井家は代々中卒で、信一も同じ道を辿った。
そして、同じく中卒の香夏子と結婚し、現在は不動産業の熱血営業マンだ。
そんな学歴とは無縁な桜井家に、佳織が受験した「全日本統一小学生テスト」の結果が届く。
“トンビが鷹を生む”ことを願っていた信一だったが、その結果は散々なものだった。翌朝。
出勤した信一は上司から新入社員の楢崎哲也(風間俊介)を紹介される。
楢崎は物腰柔らかな男だ。
そんな楢崎に対して先輩風を吹かせながら教育係を担当する信一だったが、いきなり楢崎に高級物件の担当客を奪われてしまう。
楢崎が名門大学出身だったことが一因らしい。
学歴が与える将来への影響を感じた信一は、佳織に入塾テストを受けさせようと考えるが、妻の香夏子は大反対する。数日後、テストの結果を心待ちにしていた桜井家に緊急の連絡が入る。
それは、信一の父・一夫(小林薫)が入院する病院からだった。
一夫は、病院ロビーのテレビ画面に映るトクガワ開発社長・徳川直康(要潤)を見た途端、突然暴れ出し、テレビを壊したのだという。
一夫はその他にも数々のトラブルを起こしており、見かねた病院から強制退院させられてしまう。
そんな不甲斐ない父を見て信一は頭を抱える。
佳織の入塾テストの結果は最悪で、勧められたのは一番下のクラス。
さらに、信一の思い描く高学歴な大学を目指すには佳織の学年や学力ではもう手遅れだと言われてしまう。
その帰り道、落胆する佳織の姿を見た信一は、自分と佳織の二人三脚で中学受験を目指すことを決意。
ここから中卒の父が奇跡を起こしていく・・・。引用:
予告動画:
●ドラマ「下剋上受験」原作実話読んで最終回ネタバレ 結末は?
ドラマ「下剋上受験」原作実話読んだので、最終回結末をネタバレします。
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信一は、小学5年の夏に中学受験を決意して9月からスタートしたことを振り返る。
1年5ヶ月の間、ずっと一緒に勉強してきた。今の佳織ならきっと戦える。
最後の数日は加湿器をフル稼働して、風邪をひかないようにした。
消化の悪い食べものも避けて体調管理に気を付けた。
国語と算数はとくに時間配分に大事だから、時計屋で腕時計の電池も交換した。
受験2日前
最後の調整
最大の関門である国語について信一と佳織は話し合う。
脳死・戦争・文化・芸術・協調性など今まで解いたテーマを整理した。
受験前日
見直しておきたいことは山積みだったが9時を過ぎた
「よし1月31日午後9時15分、受験勉強終了だ。佳織ごくろうさま」
信一の前に涙があふれた。
佳織は「けっこう楽しかったね」と言ってくれた。
■受験当日2013年2月1日(金)
信一と佳織は桜蔭学園の入学試験会場へ。
朝から筆記試験が始まり、午後には保護者面接があった。
保護者面接では桜蔭学園を選んだ理由を聞かれ信一は
「偏差値が一番高いからです」と答えた。正直でいたかった。
帰り道、佳織は精一杯やったと満足していた。
■翌日2月2日(土)合格発表
佳織は桜蔭学園を不合格になった・・・
信一はあとで気付いた。
中学受験に残された期間は1年5ヶ月だと思っていたが、それは間違いだった。
桜蔭学園に最多合格者を送り出すサピックス小学部は、9月と11日に模試を行っているが、2回目の11月までが、受験勉強としての期間だったのだ。
最難関を目指すには、ここまでに仕上げないといけなかったのだ。
佳織が11月の模試を受けた時は、まだ勉強不足だったから周囲より2か月遅れで受験を迎えてしまった。
佳織は言った
「お金持ちになれなくてもいいから、桜蔭に行きたかった。桜蔭じゃなかったらこんなに毎日がんばれなかった」
そして甘かったと振り返り
「大丈夫。相手との距離をつかんだ以上、これは間違いなく辿り着くよ」
■エピローグ
2014年6月
佳織は、ある有名私立中学の中学2年生
毎年多数の東大合格者を出す難関中学だ
医学学科の合格実績はとくにスゴイ
佳織は東大目指してイキイキと勉強している
信一は、断絶していた友達はみんなびっくりして、家庭教師も頼まれたほど。
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