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【今夜、ロマンス劇場で】あらすじ結末までネタバレ「美雪の色、健司の脚本に感動のラスト」

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綾瀬はるかさんと坂口健太郎さんのW主演の映画「今夜、ロマンス劇場で」のロケ地・キャスト・あらすじ、原作小説を読んだので結末まで涙のネタバレします。ロケ地は足利に注目が集まってます。

映画「今夜、ロマンス劇場で」の脚本は「それでも僕は君が好き 」の宇山佳佑さん。監督は「のだめカンタービレ」シリーズの武内英樹監督です。

映画監督に憧れる健司(坂口健太郎)は映画館「ロマンス劇場」で、モノクロ映画から現実世界に出てきたお姫様・美雪(綾瀬はるか)と出会い、触れたくても触れられない切ない恋が始まる・・・普遍的で切ない愛の物語の結末とは?

ロケ地・キャスト・あらすじ、原作小説を読んだので結末までネタバレするので、映画「今夜、ロマンス劇場で」に興味のある人は参考になったら幸いです。
 
 

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●映画「今夜、ロマンス劇場で」公開日と主題歌


公開日:2018年2月10日公開

主題歌:シェネル「奇跡」
この映画のために書き下ろした新曲です。美雪と健司の「好きだけど触れられない」切ない恋の想いを歌詞に乗せて歌ってます。

●映画「今夜、ロマンス劇場で」ロケ地ネタバレ


ロケ地は特に素敵なのが映画のポスターにもなってる足利フラワーパーク!

■ロケ地1.足利フラワーパーク
 健司と美雪がデートした場所!


■ロケ地2.トチセン
 健司が働く京映株式会社


■ロケ地3.旧足利東映プラザ


■ロケ地4.松村写真館

行ってみたくなるロケ地ばかりです。

●映画「今夜、ロマンス劇場で」キャスト(画像)


画像引用:http://wwws.warnerbros.co.jp/romance-gekijo/

■「今夜、ロマンス劇場で」キャスト■

● 美雪(綾瀬はるか)
 モノクロ映画から飛び出したお姫様。スクリーンの中から見える色のついた世界に行ってみたいという想いから現実世界に飛び出してきた。健司と恋に落ちるが・・・。
● 健司(坂口健太郎)
 映画会社の京映で助監督として働く真面目な映画青年。馴染みの映画館・ロマンス劇場で見つけたモノクロ映画のお姫様・美雪に恋をしている。

■映画会社「京映」■

● 俊藤 龍之介(北村一輝)
 大人気映画『ハンサムガイ』シリーズの主演を務める、京映の看板スター。ナルシストだが超ポジティブな性格でもある。

● 成瀬 塔子(本田翼)
 京映の社長令嬢。容姿端麗だが、恋愛には奥手な性格。映画監督を目指す健司のことを心から応援し、密かに恋心を抱いている。
● 山中 伸太郎(中尾明慶)
 健司と同じく京映で働く映画青年。健司のよき友であり、よきライバル。塔子に片思いしている。
● 本多 正(柄本明)
 健司が通うロマンス劇場の館主。お金にがめつい実は映画のことをとても愛している。健司のよき理解者。

■病院■

● 吉川 天音(石橋杏奈)
 老人が入院している病院の看護師。老人が持っている脚本に興味を示す。
● 病室の老人(加藤剛)
 余命いくばくもない病室の老人。結末が書かれていない映画の脚本を大事に持っている。

●映画「今夜、ロマンス劇場で」あらすじ


映画監督を夢見る青年・健司(坂口健太郎)が密に想いを寄せるのは、通いなれた映画館・ロマンス劇場の映写室で見つけた古いモノクロ映画のお姫様・美雪(綾瀬はるか)。
今は誰も見なくなったその映画を、毎日のようにくり返し見ていた健司の前に、ある日奇跡が起きる。美雪が健司の目の前に突然現れたのだ。その日から2人の不思議な同居生活が始まった。

モノクロの世界しか知らない美雪にカラフルな現実世界を案内する健司。同じ時間を過ごす中で2人は次第に惹かれあっていく。
しかし美雪にはある秘密があった。
現実の世界に来るための代償で、人のぬくもりに触れたら美雪は消えてしまうのだ。そんな中、美雪は映画会社の社長令嬢・塔子(本田翼)が健司に想いを寄せていることを知る。

好きだから触れたい、でも触れられない・・・。
この切ない真実に2人はどう向き合い、どんな答えを出すのか・・・

あらすじ引用:http://wwws.warnerbros.co.jp/romance-gekijo/
予告動画:

 
 

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●映画「今夜、ロマンス劇場で」小説読んでネタバレ あらすじの結末は?


「今夜、ロマンス劇場で」の原作小説を読んだのでネタバレします。果たしてどんな結末が・・・

★イントロ

あれから60年・・・健司老人は、入院生活半年。孫の女性が毎日お見舞いにくるらしい。
看護師の吉川天音は健司老人の書いた脚本に興味をもち、健司老人は吉川に語り始める。

★ネタバレ1.健司★

1960年
映画監督を夢見る青年・健司(坂口健太郎)は、通いなれた映画館・ロマンス劇場の映写室で見つけた古い1935年のモノクロ映画「おてんば姫と三獣士」のお姫様・美雪(綾瀬はるか)が大好き。

しかしこの映画はずいぶん前に廃棄処分されてる。美雪を演じた女優もずいぶん昔に死んでて出演作はこの映画だけ。

京映株式会社でで助監督として働き7年。健司もライバルの伸太郎もすぐ監督になれるとたかをくくっていたが現実は甘くなかった。

大スター俊藤 龍之介(北村一輝)主演の映画「怪奇!妖怪とハンサムガイ」の撮影が始まろうとするが、台本がつまらないと文句をいい、俊藤の提案で急遽ミュージカルにしようということになった。そんなとき、健司が青いペンキをこぼして俊藤のスーツが真っ青にし、関係者一同からにらまれる。

★ネタバレ2.モノクロ美雪★

最近失敗続きで落ち込んだ健司はロマンス劇場へ。今日は新作映画が公開の日で人気アクション邦画の第3弾が上映された。ロマンス劇場は最近、テレビのせいで観客が減っている。

本日の上映が終わった。常連の健司は館主に認められ映写機を触ることができる。健司は1人でモノクロ映画「おてんば姫と三獣士」を見る。姫を守る三匹の獣とおてんば姫の美雪。「日こそは外の世界にでかけるぞ」と意気込み美雪が魔の森で大蛇を倒す。

ところがこの映画は、もの好きな収集家に明日売ることになった。落ち込む健司。これで見納めか・・・「一度でいいから神様、彼女にどうか会わせてください」と願う。すると昼間は晴れていたのに遠くで雷鳴が。轟音とともに劇場の電気が消える。明かりがつくとなんとモノクロの美雪が現れた。

見つかったら大変な騒ぎになる!健司は彼女を裏から連れ出した。美雪は毎日同じことの繰り返しで退屈だから出てきたという。

モノクロのままではヤバイので、健司は京映の撮影場で洋服を入手し、美雪はドーランを全身に塗った。「怪奇!妖怪とハンサムガイ」ミュージカル版の撮影スタート。俊藤龍之介は生意気な美雪のことを気に入る。

しかし美雪は実際会ってみたら想像以上におてんばだった。番撮影中の現場を走り回りスタッフは追い出そうとするが皆返り討ちにあってしまう。俊藤は道具で殴られて気絶。健司は美雪にしもべ扱いされ振り回されっぱなし。みんなに殴られるし、爆弾魔扱いされるし・・・。

美雪は健司にお守り(オカリナ)を落としたので探してほしいと頼むが健治は怒って断りその場を去る。しかし思い直して健司は美雪を探しにいき、美雪は寂しい目をしていてドキっとする。健司はオカリナを見つけた。

こうして2人の不思議な同居生活が始まった。

★ネタバレ3.監督になるチャンス!脚本を書く★

同居して2週間。「どこかへ連れていけ」「腹が減った」「退屈だ」「私を楽しませろ」と美雪は命令してくる。がしかし1人で外に出すわけにはいかない。

若手助監督らが呼び出され、いい脚本を書いてきたら監督デビューできるチャンスを与えられる。締め切りは再来週で、映画会社の社長令嬢・塔子(本田翼)も影ながら健司を応援する。

仕事が終わると健司は、帰宅したら美雪がいて落ち着かないので脚本の題材捜しにロマンス劇場へ。健司は自分が作りたい物語・・・ロマンスにすでに出会っていることに気付く。

健司は書くことが苦手なのに、すらすらと脚本を書くペンが進む。が美雪が邪魔してくるので、邪魔しない代わりに絶対服従の交換条件になった。

健司はシナリオハンティング(脚本を書くためのロケハン)の協力を美雪に頼み、いざロケハンに行くと楽しそうな美雪をみて嬉しくなる。モノクロの世界しか知らない美雪にカラフルな現実世界を案内する健司。同じ時間を過ごす中で2人は次第に惹かれあっていく。

健司は「脚本では電話ボックスでキスをする」と言って美雪を誘う。するとガラス超しでキスする雰囲気になったが、ガラスにキスしたのは健司だけ。美雪はくっくっと笑い一杯食わされた。健司は美雪とのことを物語にしたいと伝え、美雪は照れながらもOK。

結末はまだ決まってない。健司はずっと一緒にいたいけど美雪も同じ気持ちになってくれるだろうか?

★ネタバレ4.塔子の想いを知った美雪★

美雪は健司と約束したので1人で外出しない分、1人で考える時間が増えた。美雪は来たかった本物の世界にいることを実感する一方、どうして自分の体には色がないのだろう?と切ない。まるで「お前はこの世界の人間ではない」と言われてる気分だ。

そんな中、美雪は塔子が健司に想いを寄せていることを知る。

ある日、成瀬塔子(本田翼)が部屋を訪ねてきた。こないだ2人でいるところを目撃して 塔子は美雪が健司の彼女なのか知りたがっている。美雪は否定し 遠い親類だと嘘をつく。塔子が安心して去ったあと、1人になった美雪は、健治に早く秘密を打ち明けなけれないけないと思った。

★ネタバレ5.美雪が現実世界に来た理由★

社長が健司の脚本を気に入り、撮影の準備を進めていいことになった。ついに監督デビューだ!ただひとつ注文があり、結末だけは考え直してほしいということだった。ライバルの伸太郎は「つまんねー作品だったら承知しねーからな」と祝ってくれた。

帰宅すると健司は美雪を小川に連れていき、監督デビューの話ととっておきの告白をする。蛍が美しく舞ったタイミングで「ずっと僕のそばにいてくれますか?」とプロポーズ。すると美雪は嬉しいが無理だという。

美雪にはある秘密があった。現実の世界に来るための代償で、人のぬくもりに触れたら美雪は消えてしまうのだ。そんなリスクを冒してまで美雪が現実世界に来た理由は、健司に会いたいからだった。昔はたくさんの人が映画を見てくれたのに、そのうち誰も見なくなり、皆の記憶から自分が消えてしまうことを怖くなったとき、健司だけは見てくれたから。

映画が収集家に売れらると知り、最後に健司に「見つけてくれてありがとう」と言いたかった。美雪が初めて涙を流した。

★ネタバレ6.美雪が出ていった★

健司は美雪をどう扱っていいかわからなくなったが、一方の美雪は今まで通り命令してくる。

現在撮影中の俊藤龍之介主演「怪奇!妖怪とハンサムガイ」の撮影が終わったら、健司の作品の準備が始まる予定だ。しかしまだ結末が決まらない。会社からハッピーエンドを要求される。

塔子は最近、元気のない健司を心配し、気分転換に恋愛映画を一緒に見に行こうと誘ってきた。帰り際、塔子は顔を赤くして「時々でいいからまた観に来ませんか」と言い健司は断る理由もなかったので鈍感な健司はOKする。塔子は嬉しそうだった。

帰宅すると美雪が階段のしたでうずくまっていた。帰りが遅かったので健司を探そうとしたらしい。美雪は脚を滑らせてくじいたみたいだが、健治が触れたら美雪は消えてしまうから、手をかすことができない。

ある日、美雪はハンガーにかかっていた健司のベストのポケットから「赤い石のついた指輪」を発見する。プロポーズのときに渡そうとしたと気づき、美雪は涙がこみあげる。美雪は指輪を握りしめて人目をさけて撮影所に向かった。

しかし撮影所で美雪は、健司と伸太郎が話してるのを偶然、聞いてしまう。健司が美雪にプロポーズを断わられたと話すと、伸太郎は社長令嬢の塔子と付き合えば監督デビュー間違いないと進める。健司は塔子とは付き合わないとするも、好きな人に触れられないのは無理だという。美雪は健司に会わずに、踵を返した。帰宅すると指輪をベストのポケットに戻した。

健司が帰宅すると美雪は理由も言わず出ていく。引き留めたいが触ることができない健司。

好きだから触れたい、でも触れられない・・・。

しかし美雪は行く当てがない。雨が降ってきた。美雪が凍えていると声に聞き覚えのある老人がやってきて、美雪をロマンス劇場へ連れていった。老人はロマンス劇場の館主・本多だった。本多が棚の上にある写真を見せるとそこには、若い頃の本多とドレス姿の若い美人が映っていた。

★ネタバレ7.本多と美雪★

美雪が出ていってから3日、健司はまだ結末が描けず、美雪のことばかり探している。職場でウイスキーを見つけ思わず飲んでしまうと、塔子に見つかり彼女も飲んだ。健司が酔って転びそうになると塔子が支えてくれて彼女の手のぬくもりを感じた。そして塔子から「あなたが好きです」と告白される。

美雪はロマンス劇場で毎日映写室から観客たちを眺めるだけの単調な日々を送っていた。本多に勧められて表を出ると、健司と行った場所ばかり行ってしまう。2人で虹を見上げた場所へ行くと、空に虹がかかっていた。健司が虹に気付いて来てくれることを願う美雪。

健司が虹に気付いて美雪を探しに来たとき、もう美雪はいなかった。美雪は健司に会って何を話せばいいか不安になってその場を去っていた。

健司が帰宅してもやっぱり美雪はいない。そこへ酒に酔った伸太郎が訪ねてきて、塔子と付き合えというが健司は背を向ける。

ロマンス劇場の映写室で、本多は美雪を優しく見守っている。

健司は何度も虹の場所へ行ったが美雪に会えない。そこでロマンス劇場へ行くと本多から美雪がいることを知るが「彼女はもう逢わないと行ってるよ」といわれ呆然とする。

★ネタバレ8.どんな答えを出す?★

美雪は塔子に会い、健司の手を握って慰めてやってほしい、ずっと健司のそばにいてほしいと頼んだ。

「怪奇!妖怪とハンサムガイ」の撮影が終了し、塔子は健司に美雪の想いを伝え、健司は涙を流し、塔子から促され美雪のもとへ向かった。

美雪の願いはたったひとつ。「健司と同じ色が欲しい」「人間になりたい」

健司は自分が美雪に触れられないことを言い訳にして逃げていたことに気付く。一番つらかったのは色がない美雪だったと気づいた。美雪は奇跡なんかじゃない、1人の女性なのだ。

本多はロマンス劇場で夜の部を、健司と美雪だけの貸し切りにした。
健司「あなたじゃなきゃダメなんです」
美雪は「抱きしめて、お願い」
健司が美雪の頬に手を伸ばした・・・

★ネタバレ9.現在、結末を書く★

結局、健治の脚本は結末が書けず映画化されなかった。
実はあの日、一緒に生きていたいから触れてない。 

60年後の現在
孫とは美雪のこと。美雪は年を取らずあのときのまま、左手の薬指には赤い石の指輪をはめてる。健司は年をとって老人だ。この60年、夫婦仲を疑われたり、美雪が遺産目当てだと疑われたり色々あった。

結婚祝いに撮った記念写真は2人が少し離れて映っている。

京映は潰れて映画化できなくなり、健司はロマンス劇場の館主として働いた。そのロマンス劇場も時代の流れに勝てず閉館した。

健司は病室で脚本の続きを書いた。
 
健司は危篤になり美雪に最後にわがままうを言う。「お前に触れたい」

健司が美雪に触れると、泣いて抱きしめた。温かいぬくもりを感じて、健治は死んだ。

テーブルには「今夜ロマンス劇場で」というタイトルの古い原稿用紙があり、物語の結末が書かれていた。

結末は
健司が美雪に一輪のバラを渡すと美雪の体がモノクロから鮮やかに彩られた。健司と美雪はキスをして幸せそうに抱きあう。2人を包み込む鮮やかな色はもう二度と消えることはなかった。

★終わり★
結末は感動で鳥肌たちました。
 
 
 

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