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80年代人気テレビ「欽ちゃんのどこまでやるの!」の母親役だった真屋順子さんは、寝たきりで死去した現在まで病気との壮絶な闘いの連続でした。寝たきりを支えたのは旦那の連れ子で長男の健一郎さん。
真屋順子さんは2000年58才で高血圧による脳出血で左半身マヒ・車椅子生活をとなり、10年後に旦那・高津住男さんが死去。死因は肝臓がんでした。
その後、心不全の発症、大動脈瘤の手術などが続き、寝たきり闘病生活に。2015年4月に5度目の脳梗塞にも襲われ、病気で倒れる度に奇跡の復活を遂げた真屋順子さんでしたが、ついに2017年12月28日に死去してしまい現在は天国に。
テレビ「爆報フライデー」でも2015年と2017年に現在の姿が放送され、「欽どこ」の長男役で因縁の相手・見栄晴さんからの謝罪も受け、現在は旦那ととともに天国から2人の長男(健一郎と見栄晴)を見守ってると思います。
目次
●真屋順子 プロフィール(画像)「欽どこ」母親役で人気に
名前:真屋 順子(まや じゅんこ)
出身地:大分県
生年月日:1942年1月8日
1961年19才の頃、真屋順子さんは俳優座養成所へ入所し、1964年22才の頃にNHK大河ドラマ「赤穂浪士」をテレビ初出演を果たし、舞台・映画・ドラマなどで活躍。洗剤「ママレモン」のCMキャラでも人気に。
1969年27才の頃、ドラマで共演した6才年上の旦那・高津住男さんと結婚。
ブレイクのきっかけは1976年34才の頃スタートした「欽どこ」こと「欽ちゃんのどこまでやるの!」のレギュラー出演。萩本欽一さんと夫婦役を演じてキャストのお母さん的存在として人気を博し、「欽どこ」は80年代を代表する大ヒット番組のひとつとなりました。
●真屋順子 50代から壮絶 脳出血・脳梗塞・旦那の死去
■58才で脳出血
2000年12月23日58才、真屋順子さんは静岡県浜岡町の音楽会の司会の仕事で、開演の挨拶を終えて下がろうとしたとき左足の感覚を失い転倒。
左半身がどんどん冷たくなっていき、検査中に意識を失い、4日後に目覚めると一命は取り留めたものの、左半身マヒが残り鉛のように重い状態に。
病名は「高血圧による脳出血」でした。
脳出血で倒れた真屋順子さんは3ヶ月の入院後、リハビリを経て2002年3月から詩・小説・戯曲の朗読や、司会・講演会などで仕事復帰しました。
2003年1月には、旦那の高津住男さんと「徹子の部屋」に夫婦出演したり、旦那が演出した舞台「出雲の阿国」に車いす姿ですが復帰も果たしました。
■62才で脳梗塞
2004年4月62才の時、真屋順子さんは今度は「脳梗塞」に襲われます。
朝に様子がおかしかったので長男の健一郎さんが病院に連れたいったら「脳梗塞」だとわかり、言語機能に後遺症が残り、病気になった自分を責めてうつにもなりました。
それでも2005年に舞台復帰して、杖なしでに立ち上がって観客を驚かせました。
■68才の時、旦那が死去
2009年12月、旦那の高津住男さんの「肝臓がん」が見つかり、翌2010年7月31日には死去しました。
旦那の死去による心労なのか「心不全」を2度発症し、2011年5月には「大動脈瘤」が判明し手術を受けるなどして生死の境をさまよいます。
●真屋順子 2017年のテレビ「爆報フライデー」で寝たきりの現在が
旦那が死去して「2度の心不全」「大動脈瘤の手術」に見舞われた真屋順子さんですが、再び元気な姿を見せます。
2013年10月のテレビでは3年ぶりに元気な姿をみせ、言語機能も回復の傾向にあり、1人で食事できるまでに。
2014年テレビ「路線バスで寄り道の旅×若大将のゆうゆう散歩スペシャル」で萩本欽一さんとサプライズ出演して復帰。
■73才で4度目の脳梗塞
2015年2月のテレビ「爆報フライデー」ではリハビリに密着し、寝たきりから回復したことが放送され、「欽どこ」の長男役・見栄晴さんと再会も果たしました。
しかしその2ヶ月、4月73才のとき、真屋順子さんは4度目となる「脳梗塞」を発症。
それでも2016年3月20日テレビ「路線バスで寄り道の旅」で再び萩本欽一さんとサプライズ出演して奇跡の復帰。言語機能が回復していたし、寝たきりでもなかったのですっかり元気を取り戻したかとおもわれました。
■2017年 ついに寝たきりに
何度も奇跡の復活を遂げてきた真屋順子さんですが、2017年7月21日テレビ「爆報フライデー」で寝たきり状態だと判明。「欽どこ」の次女役・倉沢淳美さんと20年ぶりに再会しますが・・・
5か月の12月28日、真屋順子さんは75才で死去しました。死因は全身衰弱でした。
●真屋順子 子供は長男1人
真屋順子さんと旦那の高津住男さんの間の子供は長男が1人、健一郎さん。現在劇団樹間舎に所属しています。
ただ健一郎さんは旦那の高津住男さんの前妻との子供なので、真屋順子さんとは血縁関係のない義理の息子です。
義理の母である真屋順子さんが62才の時に「脳梗塞」に気付き、寝たきり闘病生活を支えたのも長男の健一郎さんでした。
寝たきりを支えた長男・健一郎さんのコメント。
「起き上がることすら難しい状態で、退院のメドも立っていません。
それでも本人はいたって明るく過ごしています。『欽どこ』で演じていたころのように、笑顔が絶えない母の快活さは今も昔も変わりませんよ」
引用:日刊ゲンダイ
この時には、真屋順子さんが死去することを覚悟していたそう。
●真屋順子 見栄晴との不仲
同じ長男でも、真屋順子さんは「欽どこ」で長男役だった見栄晴さんとは不仲が噂されました。
真屋順子さんは見栄晴さんを実の息子のように可愛がっていたのですが、見栄晴さんは2007年に結婚した時も子供ができたときも連絡をよこさなかったので、真屋順子さんは許せなかったんです。可愛さ余って憎さ100倍という感じでしょうか。
ところが見栄晴さんは鈍感なので、真屋順子さんが怒ってることに全く気付かない。
これが不仲の真相です。
2015年2月のテレビ「爆報フライデー」で寝たきりから回復した真屋順子さんは「北沢タウンホール」で見栄晴さんと再会。ここは真屋順子さんが旦那と毎年舞台出演した思い出の劇場。
この時まで真屋順子さんの怒りを知らなった見栄晴さんは謝罪。真屋順子さんは「いい子」だと許したのでした。
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