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台風2019年6号ナーリーの進路予想について紹介します。
気象庁、米軍、ヨーロッパそれぞれの進路予想はどうなってるのでしょう?どうやら熱帯低気圧(台風のたまご)が台風2019年6号ナーリー発達して、関東がヤバそうです。
いよいよ台風が量産されるシーズンの到来なのでしょうか。歓迎はできませんが。
台風の対策や、防災グッズについても紹介したいと思います。
目次
■2019台風6号ナーリー 現在リアルタイムの大気の様子は?
まずは現在の大気の様子をご覧ください。Widy.comはリアルタイムで現在の大気の様子がわかるから便利です。
■日本の南の海面水温が台風の発達に影響する!
海面水温が27℃以上だと台風が発達するので、日本の南の最新の海面水温を見てみましょう。
赤い部分の海面水温は27℃なので、台風が発達するのに十分なので要警戒です。
■2019台風6号ナーリー 気象庁の最新進路予想は?
気象庁の台風情報を見ると、7月25日07時05分時点、2019台風6号ナーリーのたまごである熱帯低気圧が発生しています。
※熱帯低気圧の中心付近の最大風速が17.2m/s以上になると台風と呼ばれます。
約24時間後、7月26日06時の予報はこちら
7月26日06時の予報
【存在地域】日本の南
【予報円の中心】北緯 29度30分(29.5度)
【東経】137度35分(137.6度)
【進行方向、速さ】北 15km/h(9kt)
【中心気圧】1002hPa
【中心付近の最大風速】18m/s(35kt)
【最大瞬間風速】25m/s(50kt)
【予報円の半径】110km(60NM)引用:気象庁「台風情報」
■2019台風6号ナーリー 米軍の最新進路予想に91W発見!
米軍の台風情報を見ると、日本の南に赤で〇で囲んだ91W表記があり、これが熱帯低気圧(台風のたまご)から2019台風6号ナーリーに発達する予想です。
■色の意味
黄色=LOW=監視対象
オレンジ=MEDIUM=24時間以降に台風に発達する可能性
赤=HIGH=24時間以内に台風に発達するもしくは発達し始め
■2019台風6号ナーリー ヨーロッパの最新進路予想は?
ヨーロッパ中期予報センターの最新進路予想を見てみます。
色は風速を表し、黄色10m、黄緑15m、緑20m、濃い緑25mです。
7月25日(木)21:00 発生
7月26日(金)21:00 関東接近
7月27日(土)21:00 関東直撃
7月28日(日)21:00 東へ移動
という予想になってます。
■気象庁・米軍・ヨーロッパ予想まとめ
熱帯低気圧は2019台風6号ナーリーに発達し、週末7月27日(土)28日(日)には、東日本太平洋側に接近する恐れがあり、関東甲信越地方で大雨を降らす予想です。この影響で梅雨開けも来週もずれ込む可能性です。
台風が去ったあとは、再び気温があがって暑くなるので、こまめな水分・塩分補給、休憩するなどの熱中症対策が必要です。
■2019台風6号ナーリーの意味は?
台風の呼名はあらかじめ140個まで決めてあり、毎年繰り返し使われています。呼び名をつけるのは、北西太平洋または南シナ海の「台風委員会(日本含む14カ国等が加盟)」です。
ナーリーは韓国語でNariと書き、意味は「百合」!女性のイメージですが、台風になったら狂暴に化けるので注意です。
■梅雨の台風はやばすぎる
台風は大雨を降らします。しかも今回は梅雨前線を台風の温かく湿った空気が刺激して西日本のあちこちで大雨を降らす予想もあるので、台風に備えて進路情報の最新予想は参考になるかと思います。
梅雨前線が停滞している場所に、台風が連れてきた温かく湿った空気が流れ込むことになります。
台風から離れた場所であっても、いきなり予想外の雨雲が発生して豪雨になる予想も。
■台風の被害予想がヤバイ
台風は暴風域を伴い、大雨や暴風を引き起こし、直撃を受けなくても付近では湿った空気の影響で激しい雨が降りやすくなる恐れがあるので大雨被害などに注意です。
■大雨・雷・突風・洪水
雷を伴った激しい雨が降って、大雨災害が発生する恐れがあります。険しい山や急流が多い地域は、川の氾濫や土石流、がけ崩れ、地すべりなどの被害が起きやすいです。
雨で増水した川や田んぼを見に行った人が流されてしまったり、浸水した道路の側溝が見えず転落する事故も発生します。
都市部では、川が急激に増水したり、道路や住宅の浸水、道路の地下空間の水没などの被害も予想されます。ゲリラ豪雨など短時間に狭い範囲で非常に激しく降る雨にも注意です。
■強風・暴風・高波・高潮
強い風が吹いて海は大しけに。うねりを伴った高波が発生、強風にも注意が必要です。
海岸や河口付近の低い地域は、高潮による浸水や冠水にも警戒。
■台風対策!防災グッズで備えを万全に
地球温暖化による異常気象で近年は、大きくて強い台風が上陸・接近を繰りかえしてます。
台風や大雨のニュースを知ったら、興味があっても危険な場所には近づかないようにしましょう。川の氾濫や土砂災害などの災害は、突然一気に起こるので避難が遅れると命にかかわるからです。
いつ台風が来ても大丈夫なように防災グッズを備えて対策することも大事です。
オススメは防災士監修の防災セット!
これ一つで災害が発生した場合に3日間耐え抜くことができるように設計されてます。使う機会がなければ幸いですが、備えあれば患いなしということで。
ほかには対策としてこちら
■台風が時の家の対策
・家の周りの点検を行う
・窓や雨戸の補強
・床上浸水対策
・ライフラインの断絶対策
■日頃から避難する時のために
・非常用持ち出し品の点検
・ハザードマップで危険箇所をチェック
・避難場所をチェック
■非難するときは
・避難前に必ず火の始末
・持ち物は最小限にして両手を自由に
・危険だから忘れ物は取りに戻らない
■台風の強さと大きさを解説
台風は勢力を表すには、強さと大きさが用いられますね。
台風の強さは3つに区分されます。
強い台風:風速32.7m/s(64ノット)
非常に強い台風:風速43.8m/s(85ノット)
猛烈な台風:風速54.1m/s(105ノット)
大きさ2段階で区分されます。
風速15m以上の半径が
大型(大きい)500km以上~800km未満
超大型(非常に大きい)800km以上
ちなみ風速の強さを簡単に解説すると
風速10m以上は、歩きにくい傘がさせない。
風速15m以上は、風に向かって歩けず転ぶ。看板やトタン板が外れ雨戸やシャッターが揺れる。
風速20m以上は、掴まらないと立てない。飛来物でケガする。看板が落下する。
風速30m以上は、トラックが横転する。
風速35m以上は、、木・電柱・街灯が倒れ、ブロック塀が倒壊、建物の外装が飛散する。
風速40m以上は、家が倒壊する、鉄骨構造物が変形する。
強すぎる風は怖い!
■最後に
台風2019年6号ナーリーの進路予想について、気象庁と米軍・ヨーロッパはどうなってるか紹介しました。
関東に上陸する可能性があるので、注意が必要です!
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