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2019台風11号バイルーのたまご(熱帯低気圧)が発生中なので、進路予想が気になります。
米軍・ヨーロッパ進路予想では日本上陸の可能性はあるのでしょうか。
台風11号バイルーが日本に上陸または接近すると被害が心配なので、台風の対策や、防災グッズについても紹介したいと思います。
※台風の呼名はあらかじめ140個まで決めてあり、毎年繰り返し使われています。呼び名をつけるのは、北西太平洋または南シナ海の「台風委員会(日本含む14カ国等が加盟)」です。
2019台風11号の名前「バイルー(Bailu)」は中国の命名で「白鹿」を意味します。
目次
■台風2019年11号バイルー 現在リアルタイムの大気の様子は?
まずは現在の大気の様子をご覧ください。Widy.comはリアルタイムで現在の大気の様子がわかるから便利です。
■日本の南の海面水温が台風の発達に影響する!
海面水温が27℃以上だと台風が発達するので、日本の南の最新の海面水温を見てみましょう。
赤い部分の海面水温は27℃なので、台風が発達するのに十分な状態ですから要警戒です。
■台風2019年11号バイルーたまご発生 米軍の最新進路予想は?
気象庁の台風情報では現在、台風も台風のたまご(熱帯低気圧)もないということですが、米軍の台風情報では台風のたまご(熱帯低気圧)が発生しています。
TWC米軍合同台風警報センターの台風情報を見ると、「97W」「98W」2つのたまご(熱帯低気圧)が発生中です。
※米軍の衛星写真のたまご(熱帯低気圧)は「LOW(監視対象になったばかり)」「MEDIUM(24時間以上先に台風に発達する可能性)」「HIGH(24時間以内に台風に発達する可能性)」の3段階で表現されます。
2つのたまご(熱帯低気圧)が発生中ですが、2つとも状態が「LOW」なので、台風に発達するとしてもまだまだ先になりそうです。
しかし台風11号に発達した場合、台風10号と同じように日本に上陸または接近する進路をとると予想されるし、二つ同時に台風になるとさらにやっかいです。
■台風2019年11号バイルーたまご発生 ヨーロッパの最新進路予想は?
続いてヨーロッパ中期予報センターの最新進路予想を見てみます。
※色は風速を表し、黄色10m、黄緑15m、緑20m、濃い緑25mです。
ヨーロッパの予想では、現在のたまごが台風11号に発達して日本に接近する可能性は低いようで、ひとまず安心しました。
■最新進路予想まとめ
8月19日現在は、台風11号のたまご(熱帯低気圧)が2つ発生中ですが、状態が「LOW」であり、台風に発達する可能性はどうやら低いようです。
しかしいつ状況が変わるかはわからないので、こまめにチェックが必要ですね。
■台風の被害予想がヤバイ
台風は暴風域を伴い、大雨や暴風を引き起こし、直撃を受けなくても付近では湿った空気の影響で激しい雨が降りやすくなる恐れがあるので大雨被害などに注意です。
■大雨・雷・突風・洪水
雷を伴った激しい雨が降って、大雨災害が発生する恐れがあります。険しい山や急流が多い地域は、川の氾濫や土石流、がけ崩れ、地すべりなどの被害が起きやすいです。
雨で増水した川や田んぼを見に行った人が流されてしまったり、浸水した道路の側溝が見えず転落する事故も発生します。
都市部では、川が急激に増水したり、道路や住宅の浸水、道路の地下空間の水没などの被害も予想されます。ゲリラ豪雨など短時間に狭い範囲で非常に激しく降る雨にも注意です。
■強風・暴風・高波・高潮
強い風が吹いて海は大しけに。うねりを伴った高波が発生、強風にも注意が必要です。
海岸や河口付近の低い地域は、高潮による浸水や冠水にも警戒。
■台風対策!防災グッズで備えを万全に
地球温暖化による異常気象で近年は、大きくて強い台風が上陸・接近を繰りかえしてます。
台風や大雨のニュースを知ったら、興味があっても危険な場所には近づかないようにしましょう。川の氾濫や土砂災害などの災害は、突然一気に起こるので避難が遅れると命にかかわるからです。
いつ台風が来ても大丈夫なように防災グッズを備えて対策することも大事です。
オススメは防災士監修の防災セット!
これ一つで災害が発生した場合に3日間耐え抜くことができるように設計されてます。使う機会がなければ幸いですが、備えあれば患いなしということで。
ほかには対策としてこちら
■台風が時の家の対策
・家の周りの点検を行う
・窓や雨戸の補強
・床上浸水対策
・ライフラインの断絶対策
■日頃から避難する時のために
・非常用持ち出し品の点検
・ハザードマップで危険箇所をチェック
・避難場所をチェック
■非難するときは
・避難前に必ず火の始末
・持ち物は最小限にして両手を自由に
・危険だから忘れ物は取りに戻らない
■台風の強さと大きさを解説
台風は勢力を表すには、強さと大きさが用いられますね。
台風の強さは3つに区分されます。
強い台風:風速32.7m/s(64ノット)
非常に強い台風:風速43.8m/s(85ノット)
猛烈な台風:風速54.1m/s(105ノット)
大きさ2段階で区分されます。
風速15m以上の半径が
大型(大きい)500km以上~800km未満
超大型(非常に大きい)800km以上
ちなみ風速の強さを簡単に解説すると
風速10m以上は、歩きにくい傘がさせない。
風速15m以上は、風に向かって歩けず転ぶ。看板やトタン板が外れ雨戸やシャッターが揺れる。
風速20m以上は、掴まらないと立てない。飛来物でケガする。看板が落下する。
風速30m以上は、トラックが横転する。
風速35m以上は、、木・電柱・街灯が倒れ、ブロック塀が倒壊、建物の外装が飛散する。
風速40m以上は、家が倒壊する、鉄骨構造物が変形する。
強すぎる風は怖い!
■最後に
台風2019年10号は甚大な被害をもたらしました。台風11号も油断できないです!
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