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菅田将暉さん土屋太鳳さんW主演の映画「となりの怪物くん」のキャスト相関図とあらすじ、最終回までの結末ネタバレ紹介します。菅田将暉さん史上一番かわいいと評判ですが、これを最後にもう制服は着ないそう。
「となりの怪物くん」の原作は、ろびこさんによる累計発行部数610万部以上の名作漫画。今回、2017映画「君の膵臓をたべたい」の月川翔監督が実写化しました。
イケメンで天才だが予測不能を行動をとる怪物ハル(菅田将暉)と、ガリ勉で淡白な「氷の女」水谷雫(土屋太鳳)。お互い友達ゼロの2人が出会ったことで、人のぬくもりを知り、いつの間にか友達も増えて、恋もしていく。
キャスト相関図とあらすじ、最終回までの結末ネタバレ紹介するので、映画「となりの怪物くん」興味がある人は参考になればと思います。
目次
●漫画の実写映画「となりの怪物くん」公開日と主題歌
公開日:4月27日(金)
主題歌:西野カナ「アイラブユー」
●漫画の実写映画「となりの怪物くん」キャスト相関図
■相関図
■松楊高校
●「怪物」吉田 春(ハル)(菅田将暉)
イケメンで天才だが行動が奇抜な「怪物」なので友達ゼロ。父・兄と絶縁状態で学校で孤独だが、雫と出会ったことで人の温もりを知ることになる。
●「氷の女」水谷 雫(土屋太鳳)
勉強第一で淡白な「氷の女」なので友達ゼロ。不登校のハルにプリントを届けて懐かれる。初めはハルの予測不能な行動に戸惑うが、やがて異性として惹かれる。
● 学級委員長:大島 千づる(浜辺美波)
隣のクラスの学級委員長。ハルが雫を好きだと知りつつハルに惹かれる。
●「ササヤン」佐々原 宗平(佐野岳)
クラスメイトで通称ササヤン。明るい性格の野球部員。過去にハルに借りがある。
● 夏目 あさ子(池田エライザ)
超絶美少女なので、男子に惚れられては女子の友達を失い今では男子嫌い。
■海明学院の生徒でハルのライバル
●「ヤマケン」山口 賢二(山田裕貴)
通称ヤマケン。お坊ちゃん学校・海明学院の生徒でハルの元同級生。ハルを変えた雫に惹かれていく。
■ハルの家族
● ハルの兄:吉田 優山(古川雄輝)
大学生。過去のある出来事によってハルに嫌われている。
● ハルの父:吉田泰造(佐野史郎)
大物政治家。絶縁状態のハルを吉田家に呼び戻そうとする。
● ハルの従兄:三沢 満善(速水もこみち)
ハルの保護者的存在。みんなのたまり場「ミサワバッティングセンター」店長。
●漫画の実写映画「となりの怪物くん」あらすじ
行動予測不能な超問題児で“怪物”と呼ばれる春(菅田将暉)と、ガリ勉&冷血の雫(土屋太鳳)は、二人とも恋人はおろか、友達もいない。二人は高校1年生の4月、雫がとなりの席で不登校の春の家に嫌々プリントを届けに行ったことがきっかけで出会う。
それ以来、春は雫を勝手に“初めての友達”に認定し、さらに唐突に「シズクが好き」と告白。仕事で家にいない母親に認められるために、幼い頃から勉強だけを信じてきた雫にとって、友達や恋人などはただの邪魔な存在でしかなく、はじめは無関心だったが、やがて春の本当の人柄に触れ、次第に心惹かれていく。
そして春と雫の周りには、夏目(池田エライザ)、大島(浜辺美波)、ササヤン(佐野岳)ら、いつしか個性豊かな友達が増えていった。初めての友情、初めての恋愛。そして、春のライバル・ヤマケン(山田裕貴)の登場により、初めての三角関係も巻き起こり、二人の世界が変わっていく。それは春と雫にとって、初めて“みんな”で過ごす時間だった。
そんなある日、春の兄・優山(古川雄輝)が春のもとに現れたことがきっかけで、春は絶縁状態だった父親の元へ突如連れ戻されることになり、雫の前からも姿を消してしまう。
なぜ、春は“怪物”になったのか?
そしてその真実が明らかになったとき、春と雫の恋の行方は −−−?あらすじ引用:
予告動画:
●「となりの怪物くん」ネタバレあらすじ 漫画の最終回までとその後
「となりの怪物くん」の原作漫画と映画小説を読んだので、漫画の最終回までと、その後をネタバレします。
■ハルとの出会い
高校1年生の4月
ガリ勉だけど冷たい「ドライアイス」のあだ名をもつ雫は、担任の二宮先生から、吉田春(ハル)に大量のプリントを届けるよう有無を言わさず頼まれる。
ハルは入学式当日、新入生が上級生に絡まれてるのを助けに入り、殴り合いの喧嘩になり停学になったが、停学が解けてもまだ登校していなかった。雫がハルの自宅「ミサワバッティングセンター」に行くとハルは、プリントを届けた雫を友達と呼んだ。
翌日、学校が終わって校門を出ると突然ハルが雫を後ろから羽交い絞めして、雫をハンバーガーショップに連れていき「友達と寄り道してるみたいだよね」と楽しそうだった。
ハルが学校に行かない理由は、みんなが怖がって避けるからだった。だから自宅まで来た雫のことが嬉しい。
ハルは男子高校生3人組からお金をたかられていたが、彼らもハルを怖がらないから、ハルは友達だと思ってる。雫がそれは友達じゃないと否定すると、ハルは雫にサイダーをぶちまけ、雫も仕返しにバニラシェイクを投げつけた。
■ササヤンとハルの過去
ササヤンはハルに中学時代、借りがあった。野球部でイジメられてる部員がいたがササヤンは巻き込まれるのが嫌で見て見ぬフリをした。ある日それを知ったハルはイジメを止めに入ったが、それが問題になり学校に来なくなった。
■ハルから雫に告白
ハルはこれ以上休んだら退学になるそうで、雫は二宮先生から泣きつかれて再びハルの自宅「ミサワバッティングセンター」へ。
するとハルにお金をたかった3人がいてハルの陰口を言っていたので、雫は勇気を出して「友達だと思ってるなら誠実に付き合ってあげて」と言った。危うく手を出されそうになったがハルが現れすごむと、彼らは逃げるように帰った。
そのあとハルは雫を自宅まで送るが、雫がしてくれたことが泣いていた。そんなハルを見て雫も泣きそうになり、ハルを抱きしめて「大丈夫、今にハルの周りはたくさん人で溢れるから」と励ました。ハルは「俺・・・雫が好きかも」と告白した。
■夏目あさ子との出会い
翌日ハルは学校に来たが、雫の背中にべったり張り付いて校舎に入る。クスクス笑う生徒たちをハルは睨みつけるので皆逃げていく。そんな調子でハルは1日中、雫につきまとった。
もうすぐ中間テスト。同じクラスの夏目あさ子が雫に、赤点回避のため勉強を教えてほしいと言ってきた。夏目あさ子は超絶美少女なゆえ、男子にモテすぎて女子の友達がいない。でもネットの『高校生友の会』では『ゴルベーザ』のハンドルネームで初めて友達が出来た。その友達とのオフ会が、補修の日と重なるから赤点は取りたくない。
雫は夏目あさ子の言うことはわかった。だが断る。するとハルがオフ会に連れてくことを条件に教えることにした。
雫は勉強で一番になるのが好きだ。勉強は努力が報われるから。雫の夢は年収1000万円。母と同じ大学に行って同じ弁護士の仕事に就き、お金をものすごく稼ぐこと。
中間テストの結果、雫は2位で1位はなんとハルだった。入学式で新入生代表のあいさつをする入試トップの生徒は現れなかったのだが、それはハルだったからだった。ちなみに夏目あさ子は赤点を免れた。
■ニワトリの名前は「名古屋」
ハルが雨の中ウロウロしていたニワトルを捕まえていて、学校で飼おうといいだした。雫は呆れたが、夏目あさ子は賛成し、ササヤンも便乗して賛成。
ハルの自宅にみんな集合すると『ニワトリ飼育委員会』が結成され雫もみんなの1人に強制的に参加。ニトワリといえば名古屋コーチンという理由でニワトリの名前は『名古屋』とハルが命名した。
■ニワトリ小屋を作った
休日にみんなでホームセンターに行き、ニトワリ小屋作るための材料の買い出しへ。ハルはなぜかパーティーグッズを買う。
店内で、予備校で雫の隣の席だった海明学院のヤマケンこと山口賢二と、ハルに金をたかった3人「海明の三バカ」の4人連れにばったり遭遇。3人組は山口に促されハルに金をたかったことを謝罪した。
ヤマケンとハルは小学校まで同じ海明学院だった。当時ヤマケンはハルをよくいじめたが、そのたびにハルの兄の優山が仕返しに来たという。
ヤマケンと海明の三バカも参加して、ニワトリ小屋を制作。ニワトリ小屋は男子が迷彩柄に仕上げた。雫は最近ハルのせいで人間関係が増えた 疲れるし面倒くさいが楽しい気もする。一方ハルは雫に出会ってからいいことずくめだと雫に話す。
■雫の金魚鉢の話
ニワトリ小屋を作った日、ハルは帰りたくない・どこかに泊まると言い出し、強引に雫の自宅へあがり親に挨拶。
雫の両親は、父・隆司は何度も事業に失敗する一方、母は弁護士で高給取りなので家計はなんとかなってる。が、だから母は仕事が忙しくて帰ってくる暇がなくよそで暮らしてる。
母がそんなに働かず家に帰ってこれるよう、雫は年収1000万円を目指してる。そう思った理由は小学校低学年のときの金魚鉢の思い出がきっかけだった。家族で夏祭りの花火大会に行って、金魚すくいをするため金魚鉢を買って準備してたが、母は仕事で帰ってこれず家族で出かけるのは中止になった。
■ハルの人気がブレイクした
他人に警戒するハルは、睨みつけるから人が寄り付かない。そこで雫が『ニコニコしていればいい・話しかける時や聞き返す時も笑って』とアドバイスした。
すると効果絶絶大で、ハルは女子の間で人気がブレイク。ニトワリ小屋を設置したので男子からも関心を持たれ人気に。
そうして一学期が終わり夏休み。
ハル&雫はササヤンと毎朝ラジオ体操に参加。夏目やササヤンに誘われプールに行ったり。
雫の予備校の夏期講習にはヤマケンがいて、海明の三バカはバッティングセンターに遊びに来た。
雫にとって初めて充実した夏休みになった。
■ハルの兄・優山
ある日、ハルと雫の前に、ハルの兄・優山が現れた。
ハルの父親は厳しい人で、ハルは中学入学前に勘当され家を追い出された。ハルは中学から公立に転校したが、やはり問題ばかり起こして不登校して、ますます父親を怒らせた。しかし最近学校に通いだしたので、父親はハルを吉田家に戻すことにしたという。
しかしハルは、雫がとがめるのも聞かずに、今さら戻るつもりはないと追い返す。それ以来、雫はハルに冷たくなった。
■文化祭
二学期になり文化祭の準備が始まった。
ハルはある日、メガネだからという理由で委員長の肩書と雑用を押し付けられている大島千づると出会う。
文化祭当日。ハルはゾンビの仮装をして大好評。雫はナースのゾンビで無言でチラシを配る。
夏目は雫に、ハルと何があったか尋ねるが『夏目さんとは関係ない』と冷たくあしらわれ、余計なことを聞いて友情が終わったと思い落ち込む。そこに、文化祭を見に来たハルの従弟・三沢満善から『終わりじゃないよ』と慰めた。
文化祭にはヤマケンも遊びにきた。『勉強に集中できないからハルと一緒にいると苦しい』という雫にヤマケンは『雫はハルに期待してる。でもハルの期待には応えない。酷だね』『自分から突き放しておいて寂しがってる』と言った。
その後ヤマケンはハル『雫と予備校でいつも会ってる』『雫のことが好きだ』と伝え、ハルはライバル心を燃やす。
一方、雫は夏目に冷たくしたことを謝り、委員長の大島千づるはハルが雫を好きなことを知った。
■12月
街はクリスマス一色。
夏目は三沢満善のことが好きで『恋はよく悪くも人を変えるチャンス。いい恋愛は人間を丸くしてくれる』と言ってもらった流れで告白してしまう。
その後、夏目は雫に恋の相談をする。雫は『過去は過去であなたを縛るものは何もない』とアドバイスするが、雫は一生懸命な夏目をみて、他人の気持ちを恐れている自分に気付いた。
■バレンタインに告白
クリスマスが去り年が明けてバレンタイン。
大島はハルが雫を好きなのはわかってるけど、噴水広場にハルを呼び出した。しかしハルが来るとチョコを渡す前に、雫の誕生日プレゼントの相談をされた。雫はバレンタインデーが誕生日だった。結局チョコは渡せなかった。
夏目も失恋した。三沢満善が夏目に優しいのは『正面から向き合う気がないから。世代が違うので心から共感もできないから優しくできる』『これ以上はちょっと困るなか』とフラれて夏目は泣いた。
雫の自宅では雫の誕生日パーティーの飾りつけやケーキ作り・食事の準備を、当人の雫が行う。母が帰ってくるから、料理は母の好きなイカ料理ばかり。1年間の勉強の成果報告書も作った。しかし母は仕事で帰ってこれなかった・・・。
雫は父と弟から誕生日プレゼントの参考書を受け取り、雫は2人にバレンタインチョコをプレゼント。そこに突然ハルが来て誕生日プレゼントに万年筆を渡した。ハルは家族で誕生日を祝ったことがないという。
雫にあげた万年筆はハルが京子おばさんからもらったもの。ハルの家族で、唯一ハルにわかる言葉で話してくれたのが生物学者の京子おばさんで、学校へ家で問題を起こすハルとちゃんと向き合ってくれた。
誕生日パーティーが終わり、雫はハルをコンビニまで送っていく途中、ハルに促されて母に電話すると、1時間後に家にかけなおすと言ってもらえた。雫はハルに感謝するとともに気持ちがこみあげてきて『ハルが好き!』と告白した。
■卒業後の進路はマグロ漁船
2年生になると、ハルと大島がA組、雫・夏目・ササヤンはB組になった。
2年生になっても試験ではハルが1位、雫が2位で変わらず。
野球部の試合をみんなで応援したり、夏休みにはみんなで屋上でスイカ割、小学生に交じってラジオ体操、屋台でかき氷を食べたりして遊んだ。でもハルと雫の恋愛が発展することはなかった。
二学期。
ある日、地学準備室のソファで寝てるハルを見つけ、雫が髪に触るとハルが目を覚ましてキスをした。ファーストキスだった。
雫は地学の男鹿先生からハルは進学しないと聞いて驚く。量子力学概論を読んでいたハルに尋ねると、カナダから出るマグロ漁船に乗って遠洋漁業すると。過酷だけど大金が手に入るから、2~3年船に乗って稼いで、世話になった従弟の三沢満善にお金を返したら残りであちこち回りたいんだとか。
天才なのに進学しないでマグロ漁船に乗るハルを心配する雫は、三沢満善にハルの家族はどう思ってるのか尋ねる。
ハルは幼い頃に両親が離婚して、母方の田舎で兄弟ともに暮らしていた。しかしハルが天才だとわかると、父親の吉田家に兄弟そろって引き取られたが、ハルは吉田家に馴染めずに京子おばさんの三沢家に転がり込んだのだった。京子おばさんも同じく変わり者の生物学者で吉田家に馴染めなかったから。
■誕生日会
そんななか優山が自分の誕生日会に来てほしいとやってきた。ハルは断って追い出そうとしたが、雫が『行ってあげたら?』と口を出したことで、ハルは行くことになった。
誕生日会当日。ハルはスーツを来て待ち合わせに登場し雫を驚かせる。しかもリムジンが迎えに来て、運転手の指示で雫は高級ブランド服を新調され、人生初の美容院でヘアメイクもされお姫様のように仕上がった。
誕生日会の会場は超高級ホテルの宴会場で、正装した男女が何十人もいた。雫は家族だけで祝う家で祝う誕生日会と思っていたので全然違った。極めつけはハルの父親が大物政治家の吉田泰造だったこと。
ハルの両親の離婚原因は、父親の女性問題だった。当時、優山10才・ハル7才だったが母親はもう子供に関心がなく、兄弟は母の田舎に預けられた。
ハルが天才だとわかると父親の吉田家に兄弟そろって引き取られたが、父親はハルだけを愛し、優山には無関心だった。優山もハルを弟だから愛していたが、自分が愛されないことに嫌気がしてある日ハルに残酷なことを言ってしまった。
『ハルはいいね愛されるのはオマエばかりだ』『僕がいつもどんな気持ちか、想像したこともないだろ?』『オマエさえ、いなけりゃって思うよ』
するとハルは家を飛び出して京子おばさんの家に転がり込んだ。その後、優山はかなり努力して吉田家の長男として認められるようになった。
雫も天才のハルが進学しないと知ったとき嫉妬したので、優山に共感する。
壇上では父親の吉田泰造が、ハルを後継者にすると宣言した。するとハルが「ふざけんな!」と叫び出て行ってしまい会場はどよめいた。
雫はハルを追いかけ戻るよう説得する。そして雫は、ハルが自分と同じだと思っていたけど、ハルは天才で環境にも恵まれてるからなんでも手に入る。「ハルに私の気持ちはわからない」「ハルさえいなければこんな気持ちになることなかった」と言ってしまう。
ハルは、雫が優山と同じことを言ったことにショックを受けて去っていった。
■漫画の最終回ネタバレ1. ハルが行方不明
ハルは学校に来なくなり家にも帰っておらず、三沢満善も行方を知らない。雫は謝るつもりだったのに謝ることもできなくなってしまった。
そんななかヤマケンが自分の方が似あうと、雫に告白した。雫は答えることができなかった。
ハルが来ないまま時は流れ、3年生になった。
■漫画の最終回ネタバレ2. 卒業式
ハルが来ないままついに卒業式。雫は卒業生代表として答辞。
雫は超難関大学に現役合格し、母親のマンションで暮らし通学することになった。大島は女子大へ、ササヤンは地元の大学へ、夏目は専門学校へ、それぞれ進学する。
ササヤンは夏目に、卒業後も会いに行くと言った。ちょっと嬉しい夏目は専門学校がササヤンの大学から近いことを伝えた。
雫はサエコ先生から、ハルが地学準備室においていったままの私物を自宅に届けるよう無理やり頼まれた。中身はハルとの思い出の品が詰まっていて、会いたくなり雫は涙がこぼれた。
校門にヤマケンが待っていて改めて告白してきた。ヤマケンといると穏やかで心地よいが、ハルといると心底疲れても楽しいから、雫はヤマケンをフッた。
■漫画の最終回ネタバレ3. おかえりハル
雫がハルの私物を三沢満善に渡し、バッティングセンターでボールを打ってガッツポーズをすると「お!ホームラン」という声が。なんとハルだった。
あの日ハルは遠くへ行きたくてフラフラしていたが、知り合いの研究者・桐谷に声をかけられ、一緒にメキシコ湾に行ってずっと研究を手伝っていたのだという。しかし働き過ぎて倒れたときタコス売りのばあちゃんに介抱され、雫を思い出した。
出会った頃に雫が言っていた「大丈夫、今にハルの周りはたくさん人で溢れるから」を思い出し、雫と出会ったから自分を見つめることができたとわかった。雫に会いたくなって帰国した。
「ただいま雫」「おかえりハル」2人は抱き合った。
それから3年半後、ハルは桐谷教授の研究室で働き、雫は司法試験に合格した。
雫が1年間は司法修習で留守にすると伝えるとハルは「帰ってきたら結婚すっか!」と言った。
■エピローグネタバレ(映画の小説から)
数年後・・・
雫は弁護士になった。
バッティングセンターは今日は貸し切りにして、雫がパーティーの飾りつけ。
夏目・大島、スーツ姿のササヤン。
高級スーツのヤマケンと海明の三バカ。
蝶ネクタイをした名古屋を三沢満善が連れてきた。
優山も来た。
最後にハルが金魚鉢を抱えて登場。金魚は二回りも大きく育った。
三沢満善が「HAPPY WEDDING」と書かれたケーキを持ってきた。今日はハルと雫の結婚パーティーだ。
ハルは出会った頃「雫が好きかも」と言ったけど、あれから変わった。
今は「雫が大好きだ」
金魚鉢の金魚が寄り添うように泳ぎ回る。これからもずっと。
★終わり
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