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ジブリ映画『猫の恩返し』が8月24日金曜ロードショーで放送されるので、キャラクター日本語吹き替え声優一覧とバロンの名言セリフ・本名・種類など紹介します。
『猫の恩返し』は、1995ジブリ映画『耳をすませば』の主人公・月島雫が書いた物語という設定の続編映画。
17才の普通の女子高生ハルはある日、トラックにひかれそうになった猫の王子ルーンを助けたことで猫の国に無理やり招待される。困ったハルを助けに向かうのは猫の男爵バロン。果たしてハルの運命は?「自分の時間を大切に生きる」意味を描く物語。
声優一覧には、ハル役に池脇千鶴さん、猫の男爵バロンに袴田吉彦さん、猫の王子ルーンに山田孝之さん、ほかにもちょい役声優で大泉洋さんら『水曜どうでしょう』の3人が参加など豪華でやばい。
一番の人気キャラでかっこいいバロンのセリフは、心に響く名言がたくさん。そして実はバロンという名前とは別に本名があります。そんなバロンやムタやルーン王子など他の猫たちの種類も知りたくなります。
・「耳をすませば」の続編
・声優一覧
・バロンの名言セリフ・本名
・猫たちの種類
・結末まであらすじネタバレ
など紹介するので『猫の恩返し』に興味のある人は参考になったら幸いです。
目次
●映画「猫の恩返し」は「耳をすませば」の続編
映画『猫の恩返し』は、1995年のジブリ映画『耳をすませば』の7年後に公開された続編です。基本的に続編を作らない方針のジブリ史上初のスピンオフ作品。原作は『耳をすませば』と同じ柊あおいさん。
『耳をすませば』で小説家を目指していたヒロイン月島雫が書いた物語が『猫の恩返し』だという裏設定です。『耳をすませば』の古道具屋「地球屋」にあった猫男爵の人形のバロンが、『猫の恩返し』に重要キャラクターで登場してます。
「耳をすませば」の雫が書いた物語は「猫の恩返し」だったという裏設定。また、聖司が読んでいた「霧のむこうの不思議なまち」は「千と千尋の神隠し」の原作。 pic.twitter.com/5b2RGhXkVy
— レアモラット@黒猫魔道士 (@leamorat_rapis) 2013年7月19日
監督は新人の森田宏幸さんだから、ジブリ特有の泥臭さや説教臭さがなく、あっさりした味付けに仕上がってます。
エンディング曲、つじあやのさんの『風になる』は、歌詞も曲調も映画の雰囲気にぴったり。
●映画「猫の恩返し」声優一覧が豪華 山田孝之と大泉洋も
映画『猫の恩返し』の主役は、女子高生ハルと、猫のバロン。
ちょっと能天気でおっちょこちょいな女子高生ハルの声優は、女優の池脇千鶴さん(当時20才)。『耳をすませば』が大好きだったから続編の声優オファーに大感激したそう。
池脇千鶴さんの声優経験は2001~2002アニメ『Cosmic Baton Girl コメットさん☆』で主役の声優経験がありました。その2001年にはNHK朝ドラ『ほんまもん』でヒロインを務め一躍有名に。
声優としての評価は「貴重な成功例」「感動的なくらいハマってた」と称賛の声があがるなか、「セリフが聞き取りにくい」という低評価もあり賛否両論でした。
猫の国からハルを救う猫の男爵バロンの声優は、俳優の袴田吉彦さん(当時29才)。当時は映画やドラマで活躍中でした。
シャープな感じの声がかっこよく、ハルにスペシャルブレンドの紅茶を振舞ったり上品な紳士を演じてますが、まさかその後に「アパ不倫」をスクープされ、アパ不倫俳優の異名で呼ばれることになるとは。
袴田吉彦さんの声優経験は2000ディズニー映画『ダイナソー』で主人公アラダー役で初挑戦。2回目の声優となったバロンは、ジブリのランキング上位人気キャラになりました。
■声優一覧に山田孝之と大泉洋も
映画『猫の恩返し』の声優ではほかにも、イケメン俳優の山田孝之さんや、大泉洋さんら『水曜どうでしょう』メンバーが参加。
山田孝之さんは猫の王子ルーンの声優。トラックに轢かれそうになったところをハルに助けられ、「大変危ないところを助けて頂き、誠にありがとうございました」と礼儀正しく話すなど律儀で真面目なキャラクター。
バロンかっこいいですが、ルーンも負けずにかっこいいです。
大泉洋さん・安田顕さん・鈴井貴之さんら『水曜どうでしょう』メンバー(TEAM NACS)はちょい役の声優で登場。
大泉洋さんはハルが寝坊して登校したときの国語の先生で、セリフは古文の授業内容。
安田顕さんはハルが恋する同級生・町田くんの声優で、セリフは「段差、気をつけて」。
鈴井貴之さんは猫の国の食事会で、ハルに魚を給仕する猫のコックの声優。セリフは「ネズミはお好きで無いと伺いましたので、とれとれぴちぴちのお魚ですニャ~」。
※大泉洋さんは他にも「千と千尋の神隠し」の番台蛙役、「ハウルの動く城」のカブ役、「思い出のマーニー」の山下医師役などジブリ映画では実はお馴染みの声優。
ほかには猫王をベテラン俳優の丹波哲郎さんが務めてるところも面白い。俳優歴50年以上で300本以上の作品に出演し2006年に84才で死去。そんな大物俳優が猫語を話すのは『猫の恩返し』だけでしょう。
■「猫の恩返し」キャラクターの名前と日本語吹き替え声優一覧
● 女子高生:吉岡ハル 17才(池脇千鶴)
実は猫の言葉がわかる能力者。能天気でおっちょこちょいな性格。
このちょっとおっちょこちょいな女の子がこの物語の主人公ハル。声を演じるのは池脇千鶴さんです。スタジオジブリ作品の「耳をすませば」が大好きだった池脇さん。同じ柊さん原作の「猫の恩返し」に出演が決まり、大感激したとか。この作品が池脇さんの初アフレコ作品になりました。 #猫の恩返し pic.twitter.com/sKPOYQqXcx
— ミアちゃん@金曜ロードSHOW! 公式 (@kinro_ntv) 2016年11月18日
■「猫の事務所(地球屋)」
● 猫の男爵:バロン(袴田吉彦)
タキシードにステッキで二足歩行。身長約30cm。名言は数知れず。
実は本作は「耳をすませば」の姉妹作になります。宮崎監督が原作者である柊あおいさんにお願いしたのは3つ。映画「耳をすませば」にも登場したこの猫の男爵「バロン」、ブタネコの「ムーン」、そして不思議なお店「地球屋」を登場させるというものでした。☞続く #猫の恩返し #バロン pic.twitter.com/hYjfEqmbcQ
— ミアちゃん@金曜ロードSHOW! 公式 (@kinro_ntv) 2016年11月18日
● 太った猫:ムタ(渡辺哲)
口が悪く短気だが根は善人。かつて猫の国で悪事(魚を食べつくした)を働いた伝説の犯罪者。本名はルナルド・ムーン(『耳をすませば』の天沢聖司が名付けた)
「耳をすませば」の原作に登場する「ムーン」は黒猫ですが、映画版ではブタネコに。今回、宮崎監督から「ムーン」を出してほしいとオーダーがあり、柊さんは「耳をすませば」の映画版ムーンを「ムタ」として再登場させたのです。ちなみに番組後半でムタのフルネームが明らかになります!お楽しみに! pic.twitter.com/SvYu0O0xMO
— ミアちゃん@金曜ロードSHOW! 公式 (@kinro_ntv) 2016年11月18日
● カラス:トト(斉藤洋介)
普段は石像の姿。いざという時ファインプレーする。
ちょっと、誰だトトさん只のカラスとか言ったのwwwwwww この、イケメンさがわからないのかwwwww pic.twitter.com/RBvTG0TMJG
— 桜花@地道に垢移動中 (@sigure_midorima) 2013年7月19日
● 白猫:ユキ(前田亜季)
ハルを導く不思議な声の主。実は昔ハルに助けられた過去がある
■猫の国
自分の時間が生きられない猫が行く場所(原作では死んだ猫たちが住む国)
● 猫の国の王子:ルーン(山田孝之)
トラックにひかれそうになった時ハルに救われた。目が青と赤のオッドアイ。
● 猫王(丹波哲郎)
ルーンの父親。息子と同じオッドアイ。
猫の国を治める王様「#猫王」👑とその息子の王子様「#ルーン」✨
この2匹が親子だなんて😲💦
全然似てない…ですよね⁉️⁉️#猫の恩返し #あと2日 #金ロー #kinro #おかあさん似なのかな pic.twitter.com/4JDXPRZJyu— ミアちゃん@金曜ロードSHOW! 公式 (@kinro_ntv) 2018年8月22日
● 猫王の第一秘書:ナトリ(佐戸井けん太)
猫王を頭脳面でサポート
● 猫王の第二秘書:ナトル(濱田マリ)
能天気。ハルを猫の国に連れてくる。顔も動作も声優の濱田マリさんそっくり。
● 猫のコック(鈴井貴之)
ハルに食事を出す
■人間たち
● ハルの母:吉岡直子(岡江久美子)
シングルマザー。ハルと2人暮らし
● ハルの親友:ひろみ(佐藤仁美)
思ったことをはっきり性格
● ハルの同級生:チカ(本名陽子)
眼鏡をかけてる
● ハルの同級生の男子(安田顕)
● 国語の先生(大泉洋)
●映画「猫の恩返し」バロンは名言がいっぱい。本名や猫の種類は?
金曜よる9時から、スタジオジブリ作品「猫の恩返し」をお届けしますぅー✨猫の事務所の主人・バロンさんがとってもかっこいいですよね😊バロンさんの本名はフンベルト・フォン・ジッキンゲン男爵というんですよー😆#猫の恩返し #バロン #猫 #ジブリ #秋のジブリ pic.twitter.com/r1VAcHquap
— ミアちゃん@金曜ロードSHOW! 公式 (@kinro_ntv) 2016年11月14日
いまやアパ不倫俳優となってしまった袴田吉彦さんが声優を務めたバロンは、魅力たっぷりの名キャラクター。セリフは名言もいっぱいで心に響くものがあります。実はバロンという名前とは別に本名があり、フルネームはけっこう長い。そして猫の種類も気になります。
ちなみに『耳をすませば』に登場するバロンは、西司朗が留学先のドイツから日本に持ち帰った人形でした。
■バロンの本名(フルネーム)
本名は「フンベルト・フォン・ジッキンゲン男爵」です。
劇中で名前を名乗ってるシーンがあり、ハルが「だからバロンね!」と言ってます。
どういうことかというと、男爵は英語で「Baron(バロン)」だからです。
■バロンのセリフが名言ばかり
バロンはいつも冷静で、女性に優しい王子様タイプのかっこいい猫。普段は一人称が「私」ですがハルのピンチには「俺」になるところもかっこいい。
セリフも名言ばかり。言葉を一部入れ替えて使ってみても楽しそう。
■初登場シーン
「ようこそ猫の事務所へ」
「私のスペシャルブレンドだ。 その都度、味が変わるので、保証はできないがね。」
「あいにく不自由な暮らしも気に入っているのさ」
「わたしはフンボルト・フォン・ジッキンゲン!ハルを迎えにきた!」
「恐れることはない。遠いものは大きく、近いものは小さく見えるだけのことだ」
「恐れることはない。新月の日は空間がひずむ。飛ぼう!上昇気流をつかむのだ!」
「もし、ハルが本当にわたしたちを必要としたなら、きっとまた猫の事務所の扉は開くだろう
その時までしばしの別れ!」
「人がもつ想いや願い・・・・そういうものをこめて作られたものには、いつしか心がやどる」
「君がどうすればしっかりと自分の時間を生きられるか考えよう。それさえできれば何も恐れることはないのだから」
「君は君の時間を生きるんだ。前にもそう言っただろ」
■ラストの名言が泣ける
「私がどうなったっていい、世界がどうなったっていい、だが、ハルだけは…絶対に助ける!」
■バロンの猫の種類は?
バロンの猫の種類はその見た目から判断して、アビシニアンだといわれています。
アビシニアンの原産国ははっきりしてないですが、古代エジプトの壁画からエジプトが有力。あのクレオパトラも可愛がっていたとか。
アビシニアンの性格は複雑。ツンデレで小悪魔的、好奇心旺盛なやんちゃ坊主で、甘えん坊。運動神経に優れて賢い。
体の特徴は、耳と目が大きく、顔が逆三角形で、足や体が細長い種類の猫です。
アビシニアン美形すぎでは?バロンのモデルなだけある pic.twitter.com/sf4DVIVqNz
— オスギ (@rutsu9) 2017年8月28日
■ほかの猫の種類
『猫の恩返し』に登場するほかの猫キャラの種類はどうなってるのでしょう?説を紹介します。
ムタは、特徴的な模様もないので雑種の野良猫。
ユキは、野良猫でみなしごという設定なので、ムタと同じく雑種の野良猫。
猫の王子ルーンと猫王の王族親子は、ロシアンブルー。
猫好きにはたまらない映画ですね。そればかりが『猫の恩返し』には実在の猫たちも反応します。
『猫の恩返し』にすごい反応してる pic.twitter.com/aauuCpLpSH
— 九州男児鉄血 (@kyusyuiron) 2016年11月18日
猫の恩返しの猫の鳴き声でみんな反応してる笑 pic.twitter.com/0vdEJIUcmU
— 今野 翔貴 (@Shoki0810) 2016年11月18日
●映画「猫の恩返し」結末まであらすじネタバレ
■「猫の恩返し」あらすじネタバレ
■ルーンを助けた
女子高生・吉岡ハルは、学校に遅刻したある日の放課後、ラクロス部である親友のひろみと家路についていた。道中、何かをくわえた見かけない猫がトラックに轢かれそうになるのを目撃、咄嗟にひろみのラクロスのスティックを使って助ける。助けられた後、その猫は日本語で礼を述べ、二足歩行で歩き去る。実は、彼は猫の国の王子・ルーンだった。その夜、ハルは母親に昔の猫とのエピソードを聞かされる。そして夜中に猫王ら猫の国一行にルーンを助けたお礼として目録を貰う。■「猫の国へご招待致します」
翌日、猫の国からのお礼が届くが、ひろみへの大量のスティック、家の庭いっぱいの猫じゃらし、マタタビ、ネズミといった、猫しか喜びそうのない代物ばかり。さらにはハルについてくる大量の猫たち。放課後、ひろみの掃除当番を代わりごみ捨てに行くと、想い人である町田が彼女と思われる人物と歩いているのを目撃。その直後に猫王の家来ナトルがハルの元を訪れる。「私は猫じゃないから猫じゃらしもマタタビも嬉しくない」と文句を言うハルに、それならば猫の国へご招待致しますとナトルは答えた。さらに、猫王はハルをルーンの妃にしようとしていることも伝える。ハルはそのことに慌ててナトルを引き止めるが、ナトルは「今夜お迎えにあがります」と言い残し去ってしまう。「猫のお嫁さんにされちゃう」とパニックになるハルにどこからともなく声が聞こえた。その声によると「猫の事務所を探して。十字街に居る白い大きな猫が教えてくれるから。」とのこと。■「猫の事務所」猫の男爵バロン
学校の帰り道、ハルは十字街で白い大きな猫、ムタに出会い、「付いて来な」と言われたハルは付いて行くことに。着いたのは不思議な街で、そこにある小さな家の「猫の事務所」で猫の男爵バロンと、心を持つガーゴイルトトに出会う。ムタ曰く、猫の国は自分の時間が生きられないやつが行く場所で、それを聞いたバロンはハルに自分を見失わないようにと諭す。猫の事務所にいる時、突然現れたナトリ率いる猫の集団に、ハルは連れ去られてしまう。そしてハルとムタは、バロンやトトと離れてしまい猫の国に連れ去られる。そこで、ハルはルーン王子と結婚する事を決められてしまい、猫耳と尻尾が生え、ついには、猫のヒゲが生えて、猫にされてしまう。■猫の国の城での祝宴
泣く泣く猫の国の城での祝宴に参加していた時、ハルは仮面の貴公子に扮したバロンに助けられ、白猫ユキの手引きにより建物から脱出、塔の頂上に行けば元の世界に戻れると知り、ムタと共に迷路の堀を攻略する。ハリボテを倒し、塔を登って行くが、中途で猫王が塔の下半分を爆破し崩壊させたため、追い詰められる。■諦めきれない猫王
その時、帰ってきたルーン、そしてハルを猫の事務所に導いた声の主・ユキにより助けられる。そしてユキは昔ハルに助けられたこと、ルーンと結婚することを告白。ハルはそのことを心から喜ぶ。諦めきれない猫王はハルを自分の妃にしようと薦めたが一蹴され、怒って暴れ出し、バロンに勝負を挑む。結局猫王が敗北したものの、塔の頂上からはハルの悲鳴が。塔が崩壊していたため、出口は人間界の上空のあらぬところにつながっていたのだ。■バロンに告白
ムタとともに落下していくハル。しかしなんとか間に合ったバロンの指示で体勢を立て直し、遂にトト率いるカラス達に助けられながら人間界に帰還する。学校の屋上で、ハルはバロンに告白する。バロンは寂しがるハルに、また困った事件があったら猫の事務所の扉は開かれると言い残して去る。ハルは感謝の気持ちを叫び、日常に戻るのだった。あらすじ引用:wikipedia
■あらすじ
『猫の恩返し』の意味は、猫王の押しつけがましい迷惑な恩返しではなく、ハルが子供のころに餌をあげてた付けた白猫ユキの恩返しでした。
相手のためになることでないと恩返しにはならない、という教訓なのでした。
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