コナンの映画３作目にして傑作「名探偵コナン 世紀末の魔術師」が金曜ロードショーで放送されるので、犯人と結末まであらすじネタバレ紹介します。

映画「名探偵コナン 世紀末の魔術師」は歴史を絡めた謎解きミステリー。ロシア語があらすじネタバレの鍵で、お宝「エッグの謎」や犯人につながるヒントとして随所にロシア語が出てきます。最初に出てくるキッドもカッコいい。

現実にあったロシア革命で処刑されたロマノフ王朝のニコライ２世一家という悲しい歴史を背景に、お宝「エッグ」に込められた家族の絆・温もりを描いたコナン屈指の名作。ロシア語の難解な謎を解きながら、犯人スコーピオンを追い詰るコナンはカッコいいです。ラスト結末で明かされるエッグの秘密はまさに感動シーン。

犯人と結末まであらすじネタバレ紹介するので、「名探偵コナン 世紀末の魔術師」に興味ある人は参考になったら幸いです。コナンシリーズは大人も子供も楽しめます。
　　

●ロシア語が出る映画「名探偵コナン 世紀末の魔術師」予告動画＆キャスト声優一覧

#名探偵コナン#世紀末の魔術師
金曜よる9⃣時3⃣0⃣分
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監督：#こだま兼嗣
原作：#青山剛昌
脚本：#古内一成
音楽：#大野克夫
声の出演：#高山みなみ,#山崎和佳奈,#神谷明,#山口勝平,#茶風林,#緒方賢一,#岩井由紀子,#高木渉,#大谷育江,#堀川亮,#林原めぐみ pic.twitter.com/4O7mYhiMxr

— アンク＠金曜ロードSHOW!公式 (@kinro_ntv) 2019年3月19日

●映画「名探偵コナン 世紀末の魔術師」あらすじネタバレ　犯人と結末は

冒頭あらすじと、続きを結末まで犯人もネタバレします。感動のラストシーンは名作！

ロシア王朝の秘宝に隠された衝撃の真実とは…？
コナンと怪盗キッドが究極のトリックに挑む!!

■怪盗キッドがエッグを盗むが何者かに撃たれる

怪盗キッド（山口勝平）から犯行予告状が届いた。彼の狙いは、鈴木財閥の蔵から発見されたロシア王朝の秘宝“イースター・エッグ”。
エッグは近々、大阪城近くの美術館で展示される予定だった。

ロシア大使館の関係者や美術商、ロマノフ王朝研究家の青蘭（藤田淑子）らが見守る中、警視庁と小五郎（神谷明）は、キッドは大阪城から現れると予想する。

コナン（高山みなみ）は予告状の謎に気づくも、エッグはキッドに奪われてしまう。しかしキッドが何者かに撃たれ海に墜落、秘宝はコナンが無事回収する。

■もう１つのエッグ

細工職人のひ孫・夏美（篠原恵美）が持つエッグの設計図により、もう１つのエッグが存在することが新たに判明する。
コナンと小五郎の推理を受け、夏美の曽祖父が建てた横須賀の城へ向かう。

■犯人はスコーピオン？

しかしその日の夕方、エッグのドキュメンタリーを撮影していた寒川（大塚芳忠）が右目を撃ち抜かれて死亡してしまう。
キッドが撃たれたのも右目だったことに気付いたコナンは、寒川とキッドを撃った犯人がロマノフ王朝の宝を狙う謎のスナイパー“スコーピオン”だと推理するが…。

果たしてスコーピオンの正体は？
そしてエッグに隠された秘密とは!?

引用：金曜ロードショー

■あらすじの続きを結末まで犯人もネタバレ

殺された寒川の部屋には、第一発見者である西野のボールペンがあり犯人の容疑をかけられる。しかし部屋には蓋恩の羽毛が散乱しており、西野は羽毛アレルギーなので犯人ではなく、ICPOが国際指名手配中の、ロマノフ王朝の財宝を狙うスコーピオンが犯人と思われる。

ロシア革命のあとニコライ一家は全員殺されたが、マリアと皇太子だけは遺体が確認されていない

「横須賀の城」＝香坂邸はロシア風ではなくなぜかドイツ風だった。香坂邸には防犯のための色々な仕掛けがあり、抜け駆けして金庫をあけた乾将一はカラクリの罠で間一髪で命が助かる。

香坂喜市の執務室には、ロマノフ王朝滅亡の原因となった世紀の大悪党ラスプーチンの写真があった。最後の皇帝の親戚ユスポフ侯爵に殺され、片目をつぶされた。

執務室には秘密の地下室へ行くための、ロシア語でのパスワード入力装置があった。

воспоминание（ボスポミナーニエ）（日本語で思い出）

Киити Косака（キイチ　コーサカ）（日本語で香坂喜市）

開かない・・・

そこで夏美が子供の頃からよく耳にしていた「バルシェ肉買ったべか」がロシア語かもしれないとコナンは考える。すると青蘭が「волшебник конца века（バルシェーニク カンターベカ）」ではないかと。日本語では「世紀末の魔術師」という意味だ。

волшебник конца векаを入力すると見事、地下室への入口が開いた！

地下室は洞窟になっていて、人影を追った乾が人知れずスコーピオンに殺される。

行き止まりに、皇帝の紋章である「双頭の鷲」と王冠の後ろには太陽が描かれた絵があった。太陽にライトを当てると、さらに地下への入り口が開いた！

そこには棺があり、赤いエッグを抱いた曽祖父の遺体があった。
　
　

■エッグの秘密ネタバレ

赤いエッグを開けるとなんと空っぽだったが、歩美が緑のエッグを入れるマトリョーシカだと気付いた。つまり２個のエッグを別々に作ったのではなく、香坂喜市は２個で1つのエッグを作ったのだった。

また赤いエッグにはめ込まれてるのはダイヤではなくガラスで、台座に置いてライトを当てると、天井にニコライ2世一家の様々な家族写真が投影される仕組みだった。人形たちが見ていたのは家族のアルバムだったのた。その中には、夏美の曽祖父と曾祖母の２ショットもあり、夏美は初めて曾祖母の顔を見ることができた。

エッグの本当の意味は財宝ではなく家族愛だと知ったロシア大使館の書記セルゲイ・オフチンニコフは、所有権を放棄した。

そのときスコーピオンが毛利、欄が狙撃しようとしてコナンが救い、スコーピオンはエッグを奪って逃げた。コナンはスコーピオンを追う。

■犯人スコーピオンの正体！

正体は青蘭で、怪盗ラスプーチンの末裔だった。

浦思青蘭の中国名はプース・チンラン。並び替えるとラスプーチン。

ロマノフ王朝の財宝は本来、皇帝一家と繋がりの深いラスプーチンのもににはるはずだった。そう考えた青蘭は先祖に成り代わってエッグを手に入れようとした。右目を狙ったのも先祖に成り代わってのこと。

寒川を殺した動機は、部屋にあったラスプーチンの写真を撮られて正体がバレそうになったから。
乾を殺した動機は、サイレンサー装着を見られたから。
毛利小五郎を狙った動機は、「世紀の大悪党」だと先祖の悪口をいわれたから。

青蘭はコナンを撃つが、メガネが硬質ガラスのため銃弾をはねかえし、コナンはスニーカーを飛ばして青蘭を気絶させ、警察が逮捕して連行した。

■結末ネタバレ　キッドが復活

欄はコナンの正体が新一ではないかと思ったが、そこに新一に化けたキッドが現れ疑問は消える。

キッドがエッグを盗もうとした目的は、本来の持ち主・夏美に返すためだった。

夏美の曾祖母は、ニコライ皇帝の三女マリアだった。マリアの遺体は見つかってない。処刑されるまえに香坂喜市が助けて２人は愛し合い子供が生まれた。その直後マリアは亡くなり、香坂喜市は遺体をロシア革命軍から守るためめ、彼女の宝石を売って城を建てた。
ロシア風ではなくドイツ風の城にした理由は、マリアの母親がドイツ人だったから。
こうしてマリアの遺体は赤いエッグとともに秘密の地下室に埋葬された。
そして緑のエッグは、子孫が見つけてくれることを願って白の手がかりを隠した。
　
　

★以上、映画「名探偵コナン 世紀末の魔術師」あらすじネタバレ　犯人と結末でした。