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【下町ロケットヤタガラスのネタバレ】あらすじの最終回は「復讐の結末と佃の優しさ、農業の未来」

ドラマ「下町ロケット続編」の原作小説は、は前半の「ゴースト編」と後半の「ヤタガラス編」の2冊ありるので、最終回の結末までのネタバレあらすじがどうなるか気になる人は多いです。

「ゴースト編」ではギアゴースト、「ヤタガラス編」では準天頂衛星ヤタガラスを利用して開発された無人トラクター、帝国重工アルファ1と下町の中小企業によるダーウィンの対決と、的場への復讐が描かれます。

「ゴースト編」結末で描かれた裏切りと復讐の始まり。「ヤタガラス編」で的場への復讐の結末はどうなるのか?裏切り者が勝つのか?農業の未来はどうなるのか?

ネタバレあらすじを見ていくと最終回の結末は佃の優しさであふれていました。
 
 

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●ドラマ「下町ロケットゴースト編」キャスト


■佃製作所

ギアゴーストの農機具用トランスミッションを開発したい
● 社長:佃 航平(阿部 寛)
● 経理部長:殿村 直弘(立川談春)
● 技術開発部:加納 アキ(朝倉あき)
● 技術開発部:立花 洋介(竹内涼真)
● 知財に詳しい弁護士:神谷 修一(恵 俊彰)
● 島津裕(イモトアヤコ)
元ギアゴースト副社長で天才エンジニア。元帝国重工の研究職

■帝国重工

● 宇宙航空部部長:財前 道生(吉川晃司)
 スターダスト計画の担当
● 次期社長候補:的場俊一(神田正輝)
 反藤間派としてスターダスト計画に反対する
● 宇宙航空部本部長:水原 重治(木下ほうか)
● 社長:藤間 秀樹(杉良太郎)

■農機具メーカー「ヤマタニ」

佃製作所の大口取引先
● 入間工場長(丸一太)

■ダーウィンプロジェクト
■エンジンメーカー「ダイタロス」

低価格が魅力
● 社長:重田登志行(古舘伊知郎)
帝国重工の的場俊一から下請けイジメに会い倒産した「重田工業」の元社長。
● 法律顧問:中川京一(池畑慎之介)
悪事を手を染め弁護士資格をはく奪された元弁護士

■ベンチャー企業「ギアゴースト」

トランスミッション専門のベンチャー企業
● 社長:伊丹大(尾上菊之助)
 企業業戦略を担当。元帝国重工の事業企画部

■ベンチャー企業「キーシン」

通信技術専門
● 社長:戸川譲( )

■テレビ番組の制作会社「北堀企画」

宣伝担当
● 社長:北堀( )

●ドラマ「下町ロケットヤタガラス編のネタバレ」原作小説のあらすじ結末までの概要


ヤタガラス編最終回の結末までの流れがこちらです。

▽1 無人農業ロボットの開発

▽2 帝国重工が佃を外して「アルファ1」開発

▽3 重田と伊丹の復讐「ダーウィンプロジェクト」

▽4 農業ビッグイベント「アグリジャパン」

▽5 殿村家の田んぼが全滅

▽6 ダーウィンの不具合

▽7 総理視察で再対決!リベンジなるか

▽8 ダーウインの危機

▽9 復讐の結末ネタバレ

▽10 本当の評価

▽ヤタガラス編最終回の結末ネタバレ。

 

●ドラマ「下町ロケットヤタガラス編のネタバレ」原作小説のあらすじ結末まで詳しく


 

■前回ゴースト最終回までのあらすじネタバレ

佃製作所はダイダロスというライバル企業の出現によって、農機具エンジンのトランスミッション分野への進出を決意。

トランスミッションの新興企業ギアゴーストは、その足掛かりになるはずだった。

大森バルブとのコンペに勝ち、知財で訴えられ、巨額の賠償金を払わされそうになったギアゴーストを裁判でも助けたが、伊丹社長はなぜか、佃製作所のライバル企業ダイダロスと資本提携を決め、さらに島津副社長を追い出した。

佃製作所はギアゴーストの危機に全力で力を貸したのに、伊丹社長に裏切られた。恩を仇で返された。

ギアゴーストは島津副社長が設計したトランスミッションを、製造拠点は持たず全て外注する伊丹社長のビジネスモデルで製造販売するベンチャー企業。5年前にようやく軌道に乗り、今これからという時に社長と副社長の関係が破綻した。

佃製作所の殿村は倒れた実家の父親の代わりに農業をやるため退職。
佃社長の良き理解者だった帝国重工の財前部長は宇宙開発部から異動してしまった。

ギアゴースト島津は佃製作所の社員たちに謝罪し、事情を知った社員たちは彼女を許し、一緒にトランスミッション開発をやろうと誘うが、去っていってしまった。

佃はギアゴーストと組んだダイダロスが何か仕掛けてくると警戒する。
 
 

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★1 無人農業ロボットの開発

■伊丹が冷たい人間に変わった

ギアゴーストのヤマタニ新機種向けトランスミッションには、コンペで採用された佃製作所の新バルブを納品する予定だが、伊丹から連絡がないので問合せると、同じ下町育ちで人情味のある男だったはずの伊丹は冷たく変わっていた。

ヤマタニの経営計画が変わりコンペのトランスミッションは棚上げ。ギアゴーストはヤマタニでの新しい農機具に参入するが、その部品は大森バルブに決まっているという。

なぜ連絡をくれなかったのかと聞く佃に、裁判のことは感謝するがそれはそれ、下請けにいちいち連絡しないと答える伊丹。そしてダイダロスと資本提携してのは、佃製作所と組んでも生き残れないからだと。

■財前・佃・野木で無人農業ロボットを開発しよう

宇宙航空企画推進グループ部長になった財前は、政府が打ち上げた7機の準天頂衛星ヤタガラスによってGPSの誤差が10mから数cmに改善され、それを利用した無人農業ロボットを開発するという。

農業は高齢化が進み深刻な人手不足。10年後には担い手がいなくなり、日本の農業は廃れノウハウも失われる。無人農業ロボットは人と同じかそれ以上に正確なも農作業が実現できるので、この危機を救うことができる。

しかし帝国重工のラインナップには農機具がないので、佃製作所にエンジンとトランスミッションを供給してほしいと相談に来た。帝国重工は大型機械は得意だが、新たに小型エンジンとトランスミッションを社内開発すれば時間とコストがかかりすぎる。

自動走行システムは、無人農業ロボットのベースのなるビークル・ロボティクス研究の第一人者である北海道農業大学の野木博文教授に頼みたいが一般企業と組むことに抵抗があった。野木は偶然にも佃の大学時代の友人だったので、佃が説得することに。

財前と佃は北海道へ行き、野木の研究を見た。無人トラクターはPCで操作され時間になったら自動的にエンジンかかって夜も雨も関係なく作業をする仕組み。それはヤマタニのトラクターで、エンジンは佃製作所のステラだった。意外なとこで佃と野木はつながっていた。

野木が企業と組んでの実用化に気が進まない理由を聞いた。

■野木は技術を盗まれていた

5年前、キーシンという会社から共同研究を持ち掛けられ提携した。未完成の技術を実用化を目指して設立した会社の研究員たちを共同研究者として受け入れる代わりに、研究機材を出すという約束だったが、裏があった。

実用化のノウハウと資金はキーシンが出し、野木は利益の10%のロイヤリティを受け取る契約。しかし1年経たないうちに、研究員に開発ソースを開示しないのは契約義務違反だと一方的に契約解除された。

開発ソース開示は契約になかったが、共同研究に不可欠だからと出資した2000万円の弁済を求められ裁判になったが、野木が勝った。

ところがキーシン研究員の目的は開発プログラムを盗み、自社開発したと発表していた。裁判で負けても開発プログラムさえ盗めばよかったのだ。

盗まれた開発プログラムは、現在のと比べれば7割の完成度。ただその後5年間の間にキーシンがどう改良したか不明だ。キーシンが野木を上回ってる可能性もある。

財前は自動運転システムの提携候補を調べる段階でキーシンを知っていたが、研究者はいても核になるリーダーがおらず技術力のバックボーンが見えないから、どうやって開発したか疑問で候補から外していた。

キーシン社長の戸川譲は、高校卒業後バイトしながら独学で通信技術を学び、株で一山あてた資金で起業。その後はベンチャーキャピタル数社から3億円近くの出資を受け、技術を売りにして将来は莫大な利益を上げると語ってるがめどは立ってない。

野木は金が絡むことにうんざりしていたが、研究目的は日本の農業を救うためだ。佃は、実用化しないと農業は救えないと説得して、野木はOKした。

■佃製作所とヤタマニの関係

帝国重工が農機具業界に参入したらヤタマニのライバルになる。

佃製作所とヤタマニとの取引は全盛期の3分の1にまで減り、若山新社長になってコスト重視の方針に変わり儲けも少ない。無人農業ロボット開発はヤマタニ依存から脱却するチャンスかもしれない。

しかし帝国重工に佃製作所がエンジンとトランスミッションを供給したらヤマタニも穏やかじゃないだろう
と思い、仁義を切りにいくと意外にも素直に受け入れてくれた。

ヤマタニの入間工場長は帝国重工の無人ロボット参入をなぜか知っていたて、他のメーカーや、ヤマタニでも無人ロボットの企画が出てるかもしれないと言っていた。
 
 

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★2 帝国重工が佃を外して「アルファ1」開発

■的場が、佃製作所を外す

的場は、財前部長が提案して水原が決裁した「無人農業ロボット」の企画書をかぎつけ、陣頭指揮を執ると言い出した。将来性がある事業だから手柄を横取りし、もし先行きが怪しくなったら水原と財前に責任を負わせるつもりだろう。

こうしてスターダスト計画に否定的な的場が責任者となり、財前が自由に采配を振るえなくなった。

その後、的場がエンジンとトランスミッションを内製化方針に切り替え、佃製作所は下請け業者の打ちあわせに呼ばれなくなった。

反藤間社長派で製造部出身の柴田専務は、財前の外注アイデアは言語道断で、小型化は簡単だと考えている。そして「Mr.トランスミッション」こと製造部部長の奥沢は、島津の新型トランスミッション企画をボツにした男。

さらに的場は、佃製作所が参加しないなら降りるという野木教授を、佃に説得させるよう財前に指示。佃が断れば財前が困るから、佃はしぶしぶ野木を説得したのだった。

帝国重工の無人農業ロボット開発から外された佃製作所。しかし今後、農機具は無人化が進むだろうから それを見越して開発を進めるないと佃製作所は時代に取り残されてしまう。そこで佃は野木の実験用トラクターのエンジンとトランスミッションを供給させてもらうことに。

■殿村の同級生稲本の農業法人

殿村には、高校の同級生・稲本が農業法人への勧誘してきた。殿村家の田んぼを使うのが目的だ。

稲本は加入を増やして田んぼを増やし、機材を法人内で使いまわしてコストを減らす。規模が大きくなれば地元での発言力も大きくなる構想。しかしその成長戦略は現実離れしたものだった。

稲本のバックにいる農林協の吉井は、殿村家が独自ブランド米「殿村家の米」を直販してるのが気に入らず、勝手なことしていい気になるな、農業法人に入れと脅してきた。

■帝国重工「アルファ1」

帝国重工が無人農業ロボットを「アルファ1」を公式発表したが、企業宣伝がメインで野木はただのお飾りにされた。

的場は、研究開発費を全て出す代わりに帝国重工100%出資の新会社に特許を移転して一緒にやろうと野木に提案したが、技術をタダで渡すようなものだから野木は断った。

一方、財前はエンジンとトランスミッションに口出しするなと動きを封じられている。

しかし帝国重工の技術は農業向きではない。巨大ブルドーザーや戦車は評価が高いが、繊細な小型なトラクターや農業を知らないのだ。

「アルファー1」は新聞で小さな記事だったのに対して、「ダーウィン・プロジェクト」という別の無人トラクターがテレビのニュースで「帝国重工に負けない」と報じられた。
 
 

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★3 重田と伊丹の復讐スタート

■重田と伊丹「ダーウィン・プロジェクト」

「ダーウィン・プロジェクト」は大田区京浜地域の下町の中小企業が集まって作った。

地元選出の萩山衆議院議員の働きかけの肝いりプロジェクトとして支援を打ち出している。浜畑総理のICT(情報通信技術)戦略構想の柱に農業があり、これを利用して萩山衆議院議員は売名を企んでいる。

つまり利害が一致した連中が集まったプロジェクトで、ヤマタニもデザインや外装を供給する。

「ダーウィン・プロジェクト」中心メンバーは4人。

・的場に実家の会社を潰されたダイダロス重田社長

・帝国重工時代に的場に左遷されたギアゴースト伊丹社長

・社会への怒りを抱えるキーシン戸川社長

・左翼系思想で大企業を敵視する北堀は、テレビ番組の制作会社「北堀企画」の社長で、宣伝担当としてニュースや情報番組でダーウィンを放送していく。

■「週刊ポルト」で的場にダメージ

宣伝で負けて的場が怒るなか、北堀が仕掛けた「週刊ポルト」にとんでもない見出しが。

『下町トラクター「ダーウィン」の真実 帝国重工に潰された男たちの挑戦』
『社長候補のエリートが潰し、路頭に迷わせた数千人の社員』

10年前に的場が重田工業を一方的に下請けから外し、倒産に追い込んだ。
重田はドン底から這いあがり、低迷していたダイダロスを買収して社長になり、徹底したコスト管理と低価格エンジンを売りにして飛躍した。
そして下町の社長たちと組んで「ダーウィン・プロジェクト」を立ち上げ、宿命の仇敵・帝国重工に宣戦布告したという内容の記事だった。

的場は極悪人として写真付きの実名で書かれ、善玉ダーウィンと悪玉帝国重工という構図だ。マーティングでは圧倒的に「ダーウィン・プロジェクト」のほうが上だった。

この記事が原因で、的場は沖田会長から社長就任を見送られてしまった。

★4 農業ビッグイベント「アグリジャパン」

■アルファ1が大型化

野木のいる北海道農業大学の実験農場では、軽部・立花・アキら佃製作所のトランスミッション開発チームが、独自開発した無人農業ロボットの実験を行っている。

一方、帝国重工アルファ1は、当初の小型から大型化して方向性を間違えていた。

日本の農家は小型~中型トラクターを使い、大型は海外や北海道の一部の大農家に限られる。大型化は日本の農家を救おうという本来の目的から外れるが、そうする理由は2つ。

・帝国重工の製造部の意向 大型が得意だから
・ライバルのダーウィンが小型~中型だから、競合を避けるため

しかし本音は、対抗する小型エンジンとトランスミッションを社内開発するには時間と費用が掛かりすぎるからだった。

■アグリジャパンに参加する

帝国重工アルファ1の実験は、農機具メーカーが多く集まる岡山市の郊外にある帝国重工の広大な実験農場で順調に進んでいて、岡山県知事もほめちぎる。

毎秋に岡山で開催する来場者10万人以上の一大農業イベント「アグリジャパン」が今年もあるので、テレビもマスコミも来るからデモンストレーションをして宣伝することに。

財前はアルファ1からすっかり外され、的場と奥沢が進めている。大型化したアルファ1は財前が描いたものとも、野木が期待するものともかけ離れたものになっていた。帝国重工は大企業相手のビジネスが得意だが、一般ユーザー相手の視点はなく「作れば売れる」とう発想なのだ。

一方、「ダーウィン」もアグリジャパンに参加する。
 
帝国重工が大型エンジンと時代遅れのトランスミッションなのに対し、ダーウィンはダイダロスの実績あるエンジンと、ギアゴーストの最新トランスミッションを搭載してるので負けるはずがない。

重田と北堀は乗り気だが、伊丹はまだ技術が発展途上で実験で止まってしまう時があるから不安だ。しかし重田はアグリジャパンに解決すると楽観的。

島津の後任の氷室は優秀だがプライドが高くキレやすい性格だし、島津のようなヒラメキはない。止まってしまう原因が特定できず、伊丹は島津を追い出したことを後悔していた。

そんな島津はギアゴースト退職後、大学のバイト講師をしながら正職員で働ける大学を探していた。伊丹は島津にアグリジャパンへの招待状を送った。

■アグリジャパン開催!結果は?

アグリジャパンは佃製作所も見に行った。

無人農業ロボットによる農業改革はまさに劇的変化をもたらす産業革命だ。女性や高齢者にはきつい農作業が自動化されると飛躍的に効率があがり世帯収入もあがる。

とにかくデカい帝国重工アルファ1と、宣伝成功で人気のダーウィン、無人農業ロボットのデモンストレーションはアグリジャパンの目玉となり、1000人収容のスタンドの客が満杯だ。

帝国重工は藤間社長が、これまでスターダスト計画以外の新規事業を部下任せにしたら難航して財務悪化した反省から、今回は自分の目で見にきた。

スターダスト計画は首の皮一枚でつながってる状態で、大型ロケット打ち上げ費用100億円を半分の50億円に圧縮するコスト削減案が出され、的場の社長就任見送りで藤間社長は続投だが次はわからない。だから今は実績を作る必要があるのだ。

デモは、まずイタリアンレッドのダーウィンが30分行った。進み、右折、一旦停車して耕耘爪を下ろして耕す。カカシの手前でセンサーが反応して止まる安全性も披露し、拍手喝采を浴びる。実は動作不安定があったがそれは佃たち専門家にしかわからない。

続いてアルファ1が登場するが拍手は控え目。するとカカシに直進して踏みつけ悲鳴があがった。安全性に問題ありの致命的なミスだ。帰り道には狭い農道から脱輪して用水路に転落する始末。観客からため息と笑い声が漏れる。

結果はアルファ1の惨敗。ダーウィンとの違いを見せつけ宣伝するはずが逆効果となった。中小企業が大企業を打ち負かしたのだ。

デモ終了後、ご満悦の伊丹は島津に声かけ、後任の氷室はイマイチだからもう一度一緒にやらないかと誘うが、島津は誘うのは困ってるからでしょう?自分を本当に必要としている場所へ行きたいと断る。

帝国重工の藤間社長は、社内で小型化できないなら製造部は降りろ、エンジンとトランスミッションを技術力のある会社に外注しろと命令。実は水原なりに的場に一矢報いようと、密かに藤間に財前の企画書を渡してくれていたのだった。

一方、佃はダーウィンが操縦のタイミングが遅れてたびたび蛇行しており、曲がるときも止まっていることに気づいていた。車体の動きだし・加速時の挙動・作業機の制御など、通信がうまくいっておらずプログラムに問題がありそうだ。

■島津が佃製作所の社員になる

財前は、エンジンとトランスミッション提供してほしいと佃製作所に頭を下げた。

しかしエンジンはOKだが、佃製作所にはトランスミッションを製品化した実績がなき品質レベルに不安があるので、佃は島津を尋ねスカウトした。ちょうど大学の最終面接のタイミングだった。

後日、佃は社員たちに話す。

テーマはダーウィンとの対決ではなく、あくまで農業の未来を新たに切り拓くために全力を尽くすこと。ギアゴーストに負けないトランスミッションを作れるのは島津だけだ。

「島津裕を超えるのは島津裕しかいない」

島津が登場すると社員たちから大歓声で迎えられた!

島津はトランスミッション開発チームの責任者となり、モノづくりに関われる現在に喜んだ。外注ではなく自ら製造にかかわり細部まで目を通すという、理想が叶った。

1ヶ月で改善点は100以上を見つけ、島津は妥協を許さない。

一方、ダーウィンはテレビ・新聞・雑誌で取り上げられ、全国の農家で30台のモニターを募集した。開始は来年。

佃製作所もモニター募集したいがまだ早すぎる。テスト走行時間が圧倒的に足りないし、実験農場ではなく実際の田んぼで徹底的に使って改善点すべて洗ってからだ。中途半端なものを出したら終わる。
 
 

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★5 殿村家の田んぼが全滅

低気圧が近づき激しい豪雨が栃木県を襲い、鬼怒川が氾濫した。育ててきた殿村家の稲が、濁流にかきけされ水没し、1年間の努力が一夜にして失われてしまった。殿村は号泣する。

心配した佃が若手たちと復旧作業を手伝い、会社に戻らないか聞くが、殿村は米作りをすると決めたからと断る。

殿村は農林協の吉井に、田んぼの原状回復費用と運転資金の融資を頼むが、正式な条件満たしているにも拘わらず、「殿村家の米」を辞めるなら融資してもいいと追加条件を出される。

同級生の稲本からも、殿村家が農業法人に入っていたら災害で大赤字になるとこだったと嫌味を言われる。

■殿村家の田んぼでアルファ1の実験テスト

殿村家を、佃・山崎・島津、帝国重工の財前、北海道農業大学の野木 が訪ね、窮地にいる殿村を救いたい気持ちである提案をする。

財前が無人トラクターの動画を見せ、殿村家の田んぼを実験やテストのため今年から来年1年間貸してほしいと頼むと、殿村はOKするが父の正弘は反対。

今度は佃が話す。農業は高齢化が進み深刻な人手不足だ。10年後には担い手がいなくなり、日本の農業は廃れ、ノウハウも失われる。今のままでは日本の農業はダメになるからこの危機を救いたい。

無人農業ロボットによる農業改革はまさに劇的変化をもたらす産業革命。女性や高齢者にはきつい農作業が自動化されると飛躍的に効率があがり世帯収入もあがる。だから農業の危機を救うために実験が必要だと。

農業の危機を救いたい気持ち正弘も同じだった。仲間がいて良かったと泣いてOKしてくれた。

その後、殿村家の田んぼで帝国重工アルファ1の実験走行がスタートした。

作業機(耕耘爪)にはセンサーが土壌を調べて分析結果がモバイルに送信される。将来的にはその情報を利用して、無人ロボットが自動で肥料の量や濃度を変えて捲けるようになる。

アグリジャパンに出展した、耕耘機で日本の半分のシェアを誇る会社「土橋工業」がアルファ1のプロジェクトに参加したのだ。トラクターだけでは役に立たない。農業は耕運機などの作業機があって初めて成立する。

殿村の父・正弘が長年培ってきたノウハウをデータにすれば未来につながる。正弘はやりがいを感じた。

■アルファ1が止まる原因は?

アルファ1は停止するだけでなくエンストすることがあり、島津も原因がわからない。

野木の実験では突然エンストして止まることは2年間のテストでゼロだったのに。

その後、島津は原因を見つけた。

トランスミッションの部品の1つ、シャフト周りに配置された複数のギアにあった。そこで大胆に設計変更し、問題解決後は新しい技術として特許申請する。
 
 

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★6 ダーウィンの不具合

一方、ダーウィンも不具合が起きていた。

30台出したモニター農家の1件で、無人運転中に理由もなく動かなくなった。プログラムをリセットしたら動いたが、氷室は根拠もなく通信障害が原因だというだけ。

氷室はトランスミッションに問題はなく、ダイダロスのエンジンが原因だと言って重田を怒らせる。

そんななかダーウィンプロジェクトが総理の肝いりのICT農業推進プログラムに内定した。荻山衆院議員が自分の点数稼ぎのために総理に売り込んだからだ。

帝国重工アルファ1も同じく選ばれたが、これは差をつけるチャンス。北堀のメディア戦略で、ダーウィンは庶民の味方、アルファ1は庶民の努力に立ちはだかる巨悪という構図が出来上がっている。

北堀はイメージ戦略を広げ、ロゴシール・ハンカチ・メモ帳・ボールペンなどノベルティグッズを作り、成功までのドキュメンタリー映像まで撮影している。

的場を追い落とす準備は整った。

帝国重工アルファ1に佃製作所が参加したのも知ってるが、重田と伊丹は「恐るるに足らず」と強気。佃製作所は高性能だがコストではダイダロスに適わないし、トランスミッションは開発期間が短く実績もないから、ダーウィンが負けるはずない。

しかしギアゴーストの社員・堀田と柏田は不具合が出てるから心配だった。そして島津が佃製作所に入ったことを伝えるとさすがに伊丹は動揺した

そんななか2件目の不具合発生。今度はエンジン再起動もできず。ギアゴースト堀田は設計図とにらめっこ。氷室はエンジンや自動システムのせいにしてトランスミッションの設計見直しをせず、欠陥があっても前任者・島津のせいだと責任逃れする。

氷室が実績を積んだ大手トーミツは、いったん承認された設計は修正しない体質だった。

■ダーウィン不具合の原因は?

堀田が農家で不具合を見た結果、エンジンルームを開けて調べたが原因は特定できなかった。走行距離が長かったので、耐久性に問題ありか?不具合のあったトラクターをギアゴーストで分解して調べる。

するとトランスミッションのギアシフトを司る重要パーツ「遊星ギア」が不自然に変形していた。遊星ギアは摩耗していた=不具合の原因はトランスミッションだと特定。しかしなぜ変形したのか?氷室もわからない。

一方、キーシンでは自動走行制御プログラムに変速を指示するコマンドが暴走するバグが発見された。ローからセカンドに入れるなど、1分間に数十回の無意味なコマンドが出されていた。しかし堀田は、そんなことで壊れるのか疑問だった。

★7 総理視察で再対決!リベンジなるか

■総理が視察にくる

ICT農業推進プログラムに認定されたアルファ1とダーウィンを、総理が視察することになった。場所は行政を挙げてICT農業を支援している北海道の北見沢市。アルファ1vsダーウィンの再対決だ。

視察は総理だけでなく与党の大物政治家もくるおおがかりなものになり、当然マスコミも来るからアルファ1はリベンジできれば宣伝のチャンスだ。

しかし帝国重工は大企業だから勝って当然と見られ、ダーウィンが勝てば大金星となる難しい勝負でもある。

大型だったアルファ1は、専用開発した佃製作所の無段変速トランスミッションを搭載して小型化に成功して小さくなった。
それでも的場はエンジンとトランスミッションの外注化は、藤間社長のミスであり老害だと批判する。失敗したら藤間社長のせいだと言い訳できる。

■総理視察で再び対決

浜畑総理は30分遅れて到着し、時間がないからダーウインのデモだけ見ることに。的場が直接交渉に行き挨拶すると、週刊ポルトの記事を読んでいた浜畑総理が「あまり中小企業をイジメないでください」と言って周囲が笑い、的場は恥をかいただけだった。

重田と伊丹は的場に「俺たちはあんたを徹底的につぶす」と宣戦布告した。

ダーウインのデモはトラブルなく終了し、拍手喝采を浴び、総理も満足な様子で帰っていった。

その後、観客もいないなか寂しくアルファ1のデモを行い、トラブルなく終了。「ちゃんと成功した。ダーウィンなんかよりも、ずっといい」と島津。

ご満悦の伊丹が島津に声かけて自慢するが、不具合を見抜いていた島津が「あれで本当にいいと思ってるわけ?」と意味深発言するも、伊丹は何のことだかわからない。

翌朝のテレビ放送は総理が見ていたダーウィンのデモだけ。ダーウィンは宣伝費がない代わりにマスコミをうまく利用してアピールしている。

こうなたったらアルファ1は帝国重工が潤沢な宣伝費を投入してアピールしていくしかない。

■的場という人間

的場は東大卒の大蔵省のエリート官僚で、順調に出世していき支配階級を自負して民間を見下していた。

父親は的場をほめることはなく、テストで90点だとなぜ満点じゃないと言うだけだった。的場が慶應大学に進学すると、私立であることをみっともないと蔑み、的場は父を見返すことが生きがいとなった。

大学4年のとき父が出世の階段から外れたときは、ざまあみろと嘲笑した。

帝国重工で偉くなり、官僚がどれだけつまらな人間か外から教えてやる!父への憎悪が原動力となったが、機械事業部部長になった年に父はあっけなく脳溢血で死んだ。的場は喪失感で号泣した。最後まで父は息子を褒めなかった・・・なんとも思ってなかったのだ。

■発売日が決まった

アルファ1は今年10月から受注開始、納車は来年7月からと公式に決まった。

するとダーウィンの納車は3か月早められアルファ1と同じ7月になり、納車は来年4月から。

納車で先をこされる。これはまずい。事前情報では7月納車だったのが、アルファ1の納車時期が決まったあと、4月に前倒しになった。きっと二段構えのの陽動作戦だったのだ。

ヤラれた!アルファ1の受注はかんばしくない。ダーウィンの納車時期が早まったため顧客が流れていったようだ。それに、ダーウィンは農林協とヤマタニの販売網が代理店となっているが、アルファ1は帝国重工が設立した帝国アグリの販売網がまだ十分機能していないのも要因。

的場は沖田会長からプレッシャーをかけられ的場流を思い出す。

製造部の下請けの中からでダーウィン参加企業を洗い出し、徹底的に取引条件を見直し、仕入れ値を下げ、応じない会社は切れと奥沢に命令を出した。

■ダーウィンが大ヒット御礼

ダーウィンは受注1000台突破し、発売記念パーティーを行うが、ギアゴースト堀田と柏田は冷めている。キーシンの自動走行制御プログラムはバグを修正したはずなのに、この日もモニター農家から動かなくなったと不具合のクレームがあったから。

アルファ1のほうが性能は上だが注文はほとんど入ってない。ダーウィンはマスコミが報道し、政府のお墨付きで農林協も推薦するので大ヒット御礼。

翌年4月ダーウィンの納車時期。稲本の農業法人にダーウィンが納車された。

殿村家にはアルファ1が7月に無料レンタルで納車される予定。譲渡でなくレンタルならメンテンナンスもメーカー持ちになるという財前と佃の気遣いだ。

殿村家は水害で多くの農家が甚大な被害を被ったなか、帝国重工の実験農場として田んぼを貸したことで経済的損失を補うことが出来た。
 
 

 
 

★8 ダーウインの危機

■アルファ1改め「ランドクロウ」納品

7月、ダーウィンに遅れること3か月アルファ1の納車が始まった。開発コード「アルファ1」が改められ製品名はヤタガラスにちなんで「ランドクロウ」と名付けられた。

まず無人トラクター、夏の終わりに無人コンバインをリリース予定。しかし販売不振だと、そのまま下請けの佃製作所を直撃する事態だ。(コンバインとは、育った稲を刈り取り、収穫するための機械)

殿村家にもランドクロウが納車され、正弘は熱心に使い方を覚える。

そしてランドクロウは殿村家の農業を根本から変えた。データによるロボットの作業で、カンに頼っていた米作りにいかに無駄があったかわかった。

一方、稲本の農業法人はこの地域で一番大きな農業集団にまで拡大し、ランドクロウを小馬鹿にする。

■ダーウインの参加企業が離脱

そんななかダーウインが止まってしまう不具合が続き、さらにダーウインプロジェクト参加企業が最近、数社が離脱しているという噂が佃製作所に届く。

参加企業130社は京浜地域の町工場の技術を宣伝するという旗印のもと、安く製造・加工を引き受けているが、これは帝国重工との価格競争力を維持するためでもある。

しかしいま成功しているのに、参加企業が「儲からない」という理由で離脱が続出している。

その後、これは的場の仕業だとわかった。ダーウインプロジェクトに協力するなら今後の取引条件を見直すと通達していたのだ。離脱した企業はみな帝国重工とけっこうな取引量があった。

在庫はひと月半しかなく、このままでは生産ラインが止まる。ダーウインプロジェクトは有志の集団で、契約書はあっても契約破棄に関する罰則規定はないのだ。

そこで重田は反撃に出るためダイダロスの法律顧問・中川京一を頼る。中川は悪事を手を染め弁護士資格をはく奪され、有罪になって実刑をくらい3か月前に出所していた。

■ダーウイン出荷停止

ついにダーウインは在庫が持たず出荷停止。的場の本領発揮に、佃製作所は自分たちまで悪者になった気分だ。

生産停止に追い込んだが、せいぜい1か月程度の時間稼ぎ。その間、帝国重工は販売促進の大号令が出た。

的場は週刊ポルトの報道によって次期社長候補から外され、無人農業ロボット事業も苦戦を強いられ、後ろ盾の沖田会長からはプレッシャーをかけられ、逃げ場がなくなっていた。

的場はいま下請けを見下す殿様意識。帝国重工は下請けとの協力関係を尊重するのが伝統だが、機械事業部時代に、重田工業を切って倒産に追い込み責任を伊丹に負わせ、ほかの下請けへの締め付けを厳しくしてからは「叩けばどうとでもなる」と考えが変わった。

これは的場自身は気付いてないが、父親が民間を見下していたのと同じ思想だった。

■ダーウインが暗礁に乗り上げた

ヤマタニの静岡工場の入間工場長のもとへ、本社販売部の南雲から情報が入る。

・ダーウインは大人気だが、帝国重工が圧力をかけて製造停止に追い込まれたこと
・キーシンが野木のプログラムを盗んだこと
・自動走行制御システムがフリーズしてエンジンはかかるが手動に切り替えても動かないなど、突然動かなくなる深刻なトラブルが続出。
・トラブルの原因は特定できてない。キーシンの問題がトランスミッションの問題を誘発しているというが、バグは修正済なので再度見直している状態

ヤマタニでもダーウインを扱ってるが、純正ではないので儲からない。これらの情報を聞き入間工場長は、ユーザーにヤマタニ製のトラクターを買ってもらう方針に変えた。

ギアゴースト伊丹は堀田からトラブルが多すぎると報告を受け深刻になる。氷室はトランスミッションに原因があるとわかるのが怖くて責任から逃げている。

ダーウィンプロジェクトは原因不明の動かなくなるトラブル続出と、的場の妨害工作によって思わぬ暗礁に乗り上げた。

★9 復讐の結末ネタバレ

■ダーウィンプロジェクトが的場に反撃

的場はダーウィンを潰して、国内アルファ1のシェアを広げ、最終的に世界進出を狙っている。これで父を超えられる!

そんななか、下請け20社が帝国重工からダーウィンプロジェクト妨害工作を受けた、公正取引委員会へ下請け法違反申し立てを行ったとネットニュースになった。

的場は下請けが自分にたてつくとは夢にも思わなかった。週刊ポルトからも実名入りで質問状が届いた 記事は握りつぶすことも出来ず明後日には出てしまう。

下請け法とは、仕事をは発注する大企業が、その優先的地位を理由に下請けをイジメないように定められた法律。下請け法に違反しても刑事罰はないが、これは社会的制裁を狙った申し立てだ。ダイダロスの法律顧問・中川京一の仕業。

帝国重工はスキャンダルを極端に嫌うため、「この会社にもう君の居場所はない」と、沖田会長は的場に辞任を要求した。

■的場に復讐完了したが・・・

的場が辞任会見のニュースを、ダイダロス重田は自宅で1人で見ていた。

重田は若い頃もともと船会社に就職したかったが、実家の重田工業を継ぐため帝国重工に就職して修行することを余儀なくされた。32才で重田工業に戻り常務となり35才で社長になったが、父である会長のもと勝手は許されず名ばかりのお飾りだった。

そんななか的場から突然取引を打ち切られ倒産。社員たちはみな路頭に迷った。重田自身も、嫁と子供は重田工業の倒産をきっかけに別居を経て離婚した。

テレビの向こうで弱弱しく変わり果てた的場を見て、重田は愕然として泣いた。復讐を果たしても歓喜も達成感もなく、あるのは虚しさだけ。こんな男への復讐のために人生を生きてきたのか?

一方、ギアゴースト伊丹は、許せないのは的場ではなく自分自身だったのかも思う。

的場に復讐するために、「カネに縛られるほど無様なことはない」父の教訓に伊丹は背いた。この復讐は父を裏切り自分の人生も踏みにじる行為だった。

★10 本当の評価

■ランドクロウを通じて野木の研究が評価される

機械工学分野の専門誌「月刊メカニカルサイエンス」に、『ダーウィンは帝国重工を超えたのか?』という刺激的なタイトルが掲載された。

評判はダーウィンが勝ってるが、実際に使ってる農家や農林協を取材して、実力ではランドクロウが買ってるし、ダーウィンはトラブルが多発してるという内容の記事だ。

野木は的場のやったことにはがっかりしていたが、こうして自分の研究が評価されたのはビジネスに関わったからだと実感したのだった。

■ダーウィンがリコール

殿村の同級生・稲本のダーウィンも動かなくなる不具合が発生。最近『ダーウィンは故障が多い』という話が殿村の耳にもよく入るようになっていた。田んぼや畑の真ん中で止まってしまったり。

ヤマタニ入間工場長は伊丹に、ダーウィンのトラブル報告多すぎる。トランスミッションの欠陥だろ。リコールを検討するべきだと伝えた。

伊丹はランドクロウのトランスミッションを入手して、リバースエンジニアリング(他社製品を分解して構造や技術を検証する作業)をして、比較して原因を調べる。

すると、ランドクロウは遊星ギアが特殊な形状をしていた。まだミスを認めようとしないプライドの塊の氷室を伊丹がキレて一喝する。同じ部品が作れないか検討するが、調べるとすでに佃製作所によって特許が出願されていた。

ダーウィンプロジェクトの主要メンバー4人が集合(ダイダロス重田・キーシン戸川・北堀企画の北堀・ギアゴースト伊丹)し、トランスミッションの欠陥について情報共有する。

唯一の解決策は佃製作所のトランスミッション技術を取り入れることだが知財の網がかかってる。それに代わりの発明も、島津のいない今のギアゴーストには難しい。氷室は辞めた。

佃製作所とライセンス契約を結ぶしかないが、ギアゴーストは佃製作所を裏切った身だ・・・

■ランドクロウが売上を逆転

的場の後任は、宇宙航空部本部長の水原が任命され、現場の総指揮は立案者である財前が執ることになり、ようやく本来のカタチに戻って佃製作所もホッとした。

ダーウィンの売上は発売当初は圧倒的だったが「故障が多い」という評判が農家の間で広がり、徐々に勢いを失い、最近は逆にランドクロウが売上を伸ばして逆転している。

ダーウィンのトランスミッションは、島津がギアゴースト在籍時に設計したが、その時には島津も欠陥に気付いていなかった。気付いたのは佃製作所に来てから。

佃製作所のトラクターも止まってしまい解決策を見出し、真似されないよう特許出願しておいた。

欠陥があるまま使い続けると、ギアが変速できなくなる可能性がある。部品に負担がかかりすぎて変形や破損するだろう。リコールが必要になるだろう。

★11 最終回の結末あらすじネタバレ

■伊丹が佃にライセンス契約を懇願

伊丹は佃に、トラブルを解決するためライセンス契約したいと頼むが

ダーウィンのコンセプトは「下町の技術を世の中に知らしめること」

しかし佃は「道具は使う人に喜んでもらうため作るもの。下町の技術や町工場の意地は使う人には関係ない。本当に大切なことは道具を使う人に寄り添うこと」

「それをわからない連中にライセンスは渡せない。顔を洗って出直せ」と断った。

その後、何度も伊丹から連絡がくる佃は断る。佃は最初、伊丹が信義を貫き男気があると思っていただけに、落胆した。

そんななか佃は、帝国重工が新たに製品化した無人ロボット「ランドクロウ・コンバイン」を見学するため殿村家を訪ねた帰り道、田んぼの真ん中で動かなくなってるダーウィンに遭遇 農家の男性が嫁と途方にくれていた。

ギアゴーストを見捨てることは、ダーウィンの故障で困ってる農家を見捨てるのと同じことだ。佃製作所の目的は日本の農業を救うことだ。ならば救ってあげよう。

財前は藤間社長に、ダーウィンプロジェクトに技術供与することを報告。そうすることでユーザーからの帝国重工に対する評価も高まる。

ダーウインプロジェクトが破綻したら農家は、高額なローンだけが残り、リコールもされず代替え機もない状態に陥る。帝国重工の責任ではないが、この判断は日本の農業を救うという無人農業ロボット事業の理念に基づいている。相手がライバル企業のユーザーでも見捨てることは理念に反するし、帝国重工は社会の模範でなくてはいけない。

■農業を救うためライセンス契約

大田区大森のビルにダーウインプロジェクト参加企業が集まり緊急会議が開かれ、ギアゴースト伊丹がダーウィンのトラブル件数と内容を説明する。

ヤマタニからはリコール検討を要求され、ギアゴーストでは解決策がなく、類似した技術のライセンス契約を交渉したが同意を得られなかった。

いつまた動かなくなるトラブルが起きるかわからない。問題解決できない場合は、解決策が見つかるまで受注と製造停止、ユーザーへの補償を検討せざる得ない。

会場はざわつき、萩山衆議院議員は自分の立場はどうなるかと自己保身ばかり。法人会長の新見が萩山を黙らせ、ライセンス契約を交渉した相手の名前を尋ねると、伊丹が答えようとしたとき、なんと佃が現れ伊丹は唖然とする。

佃は、当初ライバルを助けるつもりはなかったが、栃木県内のある場所でダーウインが動かなくなって困っている農家を見たとき、無人農業ロボットの理念は「日本の農業を救うこと」だと思い出し、帝国重工と野木教授の賛同を得てライセンス契約をすると申し出た。

会場からは拍手と喝采が巻き起こった。

■最終回の結末ネタバレ

殿村の住む栃木に台風が接近。ランドクロウで作業を終えたあと、ダーウィンが動かなくなった稲本が助けを求めにきて、殿村はランドクロウで助けてあげた。

ランドクロウの売り上げは、当初は苦戦したが今は快進撃。マシンを売るだけでなくICT農業の在り方やライフスタイルを売る戦略が大当たりし、農業は帝国重工の収益のひとつの柱になる。

的場は取締役を辞任後、関連会社社長のイスを蹴り、帝国重工を退社した。

帝国重工の製造部は新規参入したいが、トランスミッションの評価がCと低く、佃製作所の島津が開発する高性能トランスミッションに歯が立たず製造部長の奥沢は悔しがる。

今年も開催されたアグリジャパンで「ランドクロウ」は大人気。

ギアゴーストはダーウィンのリコールで費用を負担し、危機に陥ったが、佃製作所にライセンス契約で助けられ、なんとか乗り切った。

佃が「信じてくれた人たちを裏切るな 日本の農業のために一緒に頑張ろう」と言うと、伊丹は涙を流した。

★以上、下町ロケット続編の後半ヤタガラスの原作小説を読んで、最終回結末まであらすじネタバレでした。
 
 



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