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安藤サクラさんがヒロインの2018-2019朝ドラ「まんぷく」のキャスト相関図を紹介します。
「まんぷく」はインスタントラーメンの元祖「チキンラーメン」と「カップラーメン」を開発した日清食品の創業者夫婦・安藤百福さん仁子さんをモデルにした物語。戦前から敗者復活戦を何度も繰り返し、高度経済成長時代にかけての大阪を駆け抜け、食文化に革命をもたらす大発明「インスタントラーメン」を開発・成功までを描きます。
放送開始の2018年は日清食品の創業商品「チキンラーメン」の発明から60周年というメモリアルイヤーでもあります。今は天国にいるモデルの安藤百福さん仁子さんも、萬平と福子として朝ドラになるのを喜んでると思います。
キャスト相関図にはモデルの安藤百福さん仁子さんをメインキャストとして、母親・姉・姉の旦那や混釈者、仕事仲間、支えてくれる仲間たちなど魅力的なキャラクターであふれています。
目次
●朝ドラ「まんぷく」いつからいつまで？
番組名：連続テレビ小説『まんぷく』（第99作目）
いつから？：2018年10月1日(月)朝8：00～8：15
いつまで？：2019年3月30日まで全151回予定
●朝ドラ「まんぷく」主題歌
主題歌：
DREAMS COME TRUE
「あなたとトゥラッタッタ♪」
ドリカムは1992朝ドラ『ひらり』主題歌『晴れたらいいね』も手掛けています。
●朝ドラ「まんぷく」初回あらすじ
■あらすじ
舞台は昭和１３年、大阪。
三人姉妹の末っ子で、貧しいながらも愛情をいっぱいに受けておおらかに育ったヒロイン・今井福子（安藤サクラ）は、女学校卒業後、ホテルで電話交換手として働き始める。父を早くに亡くし、家計を支えてきた長女・咲（内田有紀）の結婚が間近に迫ったある日、母の鈴（松坂慶子）が突然の腹痛を訴え、福子は鈴の病状に振り回されることに。
一方、福子は咲のために結婚式で特別な出し物を用意したいと考え、写真をスクリーンに映し出せる新型の幻灯機のうわさを耳にする。
幻灯機を開発している工房を訪れた福子は、立花萬平（長谷川博己）と出会う。
のちに福子の夫となり、２０年後、世紀の大発明を共に成し遂げる運命の相手だった。
引用：朝ドラ「まんぷく」公式サイト
●朝ドラ「まんぷく」キャスト 安藤サクラが史上初ママさんヒロイン
ヒロインを務める安藤サクラさんは、2017年6月に長女を出産したばかりの、朝ドラ史上初ママさんヒロイン。
NHKはいつものヒロインオーディション形式でなく直接オファーしたのですが、育児への専念を考えていた安藤サクラさんは悩んだ末、旦那や家族が勧めてくれたこと、NHKが育児サポートすることを約束したので引き受けたそうです。
また、子役シーンはなくて、18才役で初回からいきなり登場します。
■メインキャスト：福子と萬平
福子と萬平のモデルは、日清食品創業者の安藤百福（ももふく）さんと嫁の仁子（まさこ）さんです。
日清食品は「カップヌードル」「チキンラーメン」「どん兵衛」「ラ王」などのお馴染みの定番ブランドを展開する即席麺大手。日本国内では約４割の圧倒的なシェアを誇ります。
1971年の誕生した「カップヌードル」は現在、世界80カ国以上で発売され、累計販売食数400億食以上！桁が凄すぎてもうよくわかりません。
【ただいま放送中！】
『もうすぐ！連続テレビ小説「まんぷく」』（午前8:15～8:57／総合）で、この写真の撮影風景などをご覧いただけます！クランクインしたばかりの頃の福子さんと萬平さん。少し空いた二人の隙間とはずした視線に、初々しさを感じます！#まんぷく #朝ドラ pic.twitter.com/ZkvRoXFlNB
— 【公式】連続テレビ小説「まんぷく」 (@asadora_bk_nhk) 2018年9月23日
● 発明家の旦那：立花 萬平（長谷川博己）
両親を早くに亡くし転々としながら育った。発想力と行動力で25才で起業し、運命的に出会あった福子と結婚。
「世の中の役に立つ仕事をしたい」と理想に燃え、戦後さまざまな事業に挑戦するがトラブルばかりで上手くいかない。それでも諦めず、全財産を失った47才の春にチャレンジした新規事業は、世界の食文化に革命を起こす大発明となる。
■モデル：安藤百福（ももふく）
安藤百福さんは1910年3月5日、日本統治下の台湾・嘉義県で生まれ「呉百福」と名付けられました。
22才で台北にメリヤス(布地)を日本から輸入する繊維商社「東洋莫大小」を起業し成功。
その後事業を拡大して1933年23才で日本に移住し、集荷＆問屋の「日東商会」を大阪に設立。事業が軌道に乗ると、学歴ないと肩身が狭いからと多忙ななか夜学の立命館大学専門学部経済科に入学し、翌年24才で修了。
戦争中は、幻灯機、軍用機用エンジン部品、バラック住宅の製造、炭焼きなど様々な事業を手掛けます。
■災難続き 敗者復活戦の連続
このころ軍用機エンジン工場で資材を横領した冤罪で拘束・拷問を受けたことも・・・。さらに留置場から出たあとに大阪大空襲にあい、事務所や工場が全て燃えて無くなり、終戦。
戦後はＧＨＱにあらぬ脱税容疑でみせしめ逮捕され巣鴨プリズンに収監されます。疑いを晴らすため弁護団を結成して法廷で戦いますが、訴えを取り下げれば釈放するという取引に応じて、収監から2年後に釈放されました。
釈放後41才、1951年(昭和26年)11月、大阪で新設された信用組合「大阪華銀」に頼まれて理事長に就任します。しかしその後に「大阪華銀」はなんと破綻し、責任をとって自宅以外の財産を全て失うことに。
■チキンラーメン開発
無一文になっても百福さんの敗者復活戦は続きます。なんと47才からの再出発。
「食糧難に喘いでいた日本を救いたい」という想いから、自宅の裏庭に掘っ立て小屋を建てて「お湯があれば家庭ですぐ食べられるラーメン（インスタントラーメン）」の開発に挑戦。
理科系の技術者でもないのに独学で。道具や材料はすべて自力で探し集めて、睡眠時間1日平均4時間で休みなく1人で研究・開発に没頭しました。
目標は『おいしくて飽きがこない』『保存性がある』『調理に手間がかからない』『安くて衛生的』という味付即席麺。
そうして試行錯誤を繰り返し1年後ついに「チキンラーメン」が誕生。手軽で美味しく、鶏ガラスープは栄養も豊富で、厚生省も妊産婦の健康食品として推奨して世紀の大ヒット！
■知的財産権、特許の問題
チキンラーメンの人気と共に、二番煎じの粗悪な類似品が出回るようになりました。
1961年(昭和36年)にはチキンラーメンの商標登録、翌年には「味付乾麺の製法」「即席ラーメンの製造法」を特許登録して市場を独占します。
しかしその2年後には「日本ラーメン工業協会」を設立して、「企業は野中の一本杉であるより、森として発展する方がいいと思っている」という理由から、メーカー各社に使用許諾を与えて製法特許権を公開・譲渡しました。
一方で粗悪な類似品の防止については、先駆けて「製造年月日表示」を行い、JAS規格の制定に尽くし、業界全体の品質の維持・向上に努めました。
■カップヌードル開発
1966年(昭和41年)56才のとき、百福さんはアメリカ視察へ。
するとアメリカ人がチキンラーメンを割って紙コップに入れてフォークで食べているのを見て、どんぶりや箸のない国でも簡単に食べられる商品の開発に着手。
1971年(昭和46年)61才のとき、世界最初のカップ麺「カップヌードル」誕生！
翌年1972年には「浅間山荘事件」があり厳寒の現地で機動隊員がカップヌードルを食べる姿がテレビに映ったことで、爆発的大ヒット！
その翌年1973年にアメリカ進出を果たすと、南米・アジア・ヨーロッパへと世界中に広がっていきました。その国の人々の好みに合わせて商品作りしたので「カップヌードル」は世界中で愛される日本食へと昇華。
■宇宙食も開発しちゃった
2001年、安藤百福さんが95才のとき「宇宙食を開発したい」という想いから陣頭指揮をとって、地上のカップ麺と同じ具材の「スペース・ラム」を開発。
2005年に、日本人飛行士・野口聡一さんの宇宙食として採用されました。
■50年毎日チキンラーメン
安藤百福さんは「チキンラーメン」を愛し、開発中から亡くなる前日まで50年近くも毎日食べ続けてていました。インスタントラーメンは身体に悪いイメージがありますが、百福さんは96才まで長生きしてます！
百福さんが亡くなった直後にには、ニューヨークタイムズが社説で「ミスターヌードルに感謝」追悼のメッセージを掲載してほどアメリカでも愛される存在でした。
● ヒロイン：今井 福子（安藤サクラ）
3人姉妹の末っ子。楽天家で食べることが大好き。
父亡きあと貴金属店で働いて女学校に入学させてくれた姉・咲の代わりに家計を支えるため、卒業後はホテルの電話交換手の仕事に就く。
そんななか姉の結婚式の出し物で使う幻灯機をきっかけに萬平と出会い、やがて結婚。最初は萬平に振り回されっぱなしで耐えるだけだったが、やがて萬平の背中を押して、引っ張っていく強い女に成長する。
■モデル：安藤仁子（まさこ）
「チキンラーメン」開発成功の裏には安藤仁子さんの存在がありました。
百福さんは「チキンラーメン」開発時、長期間保存できてしかもお湯を注いですぐ食べられるようにするにはどうすればよいか？試行錯誤を繰り返していたのですが、そんなとき・・・
仁子さんが揚げていた天ぷらを見て、麺を油で揚げると乾燥に使えるとアイデアが閃き、インスタントラーメンの基本となる特許技術「瞬間油熱乾燥法」を開発。「チキンラーメン」がついに完成したのでした。このエピソードは現在もが一番語り継がれているまさに伝説。
安藤夫妻は本当に仲良しで、晩年の写真も二人で寄り添い笑顔。
朝ドラ「まんぷく」では仁子さんをモデルしているものの、私人なので資料は少ないから、福子はオリジナルのフィクションになります。
続いて、ほかのキャストの相関図を紹介します。
相関図画像引用：https://www.nhk.or.jp/mampuku/cast/#i_hana
■キャスト：福子の家族（今井家）
貧しい 父を早くに亡くした
● 家族を支える長姉：今井 咲（内田有紀）
亡き父の代わりに貴金属店で働いて家計を支えてき優しい姉。福子の就職が決まったので婚約者の小野塚真一と結婚し、生活を送るが体調を崩して床に伏せることになる。
※モデル：安藤晃江
● 咲のクールな婚約者：小野塚 真一（大谷亮平）
大企業勤務で収入が安定してるので母・鈴に気に入られてるし、寡黙だが器が大きい。太平洋戦争の終盤に出征する。
※モデル：久保健治
● 次姉：香田 克子（松下奈緒）
周囲の反対を押し切って売れない画家の忠彦と結婚し、貧乏でも4人の子供を授かり幸せに暮らす。奔放でハッキリ言う性格で、福子のよき相談相手。最後まで福子夫婦と家族ぐるみで支え合う。
※モデル：安藤澪子（みおこ）
● 克子の旦那：香田 忠彦（要潤）
ビジネス向けの絵は描かないというこだわりを持つ売れない画家。鳥を描くのが好きで自宅に鳥小屋を作り飼ってる。太平洋戦争が激化すると徴兵され戦地へ。
※モデル：画家の有元一雄
● 福子の姪：香田 タカ（岸井ゆきの）
父親が描く絵が大好きでハーモニカが得意。萬平が泉大津で開いた製塩所では従業員たちの癒やしの存在となる。
※モデル：東富巨代
● 心配性な母：今井 鈴（松坂慶子）
誇り高い武士の末裔だが旦那に先立たれた。ひどく心配性で3人娘のことに口うるさい。戦争を機に福子夫婦と一緒に暮らすようになるが、萬平の不安定な商売に不満が募る。
※モデル：安藤須麿
相関図画像引用：https://www.nhk.or.jp/mampuku/cast/#i_hana
■キャスト：福子を支える仲間たち
● 金持ちの歯医者：牧 善之介（浜野謙太）
福子の長姉・咲を昔から好きで告白したこともあるが、背が低いからと母・鈴から断られた。相棒の白馬・蘭丸に乗って移動し、福子が働くホテルで運命的な出会いを果たす。
※モデル：牧 善之介
● 親友：鹿野 敏子（松井玲奈）
女学校時代は福子・ハナ・敏子の仲良し三人娘。卒業後は薬科専門学校に進んでからも頻繁に会って悩みを相談しあう仲。福子に初めてラーメンを食べさせたラーメン好き女子。戦時中に呉服屋と結婚して、池田で福子と再会する。
※モデル：桑島貞子
● 女学校時代の親友：池上 ハナ（呉城久美）
女学校時代は福子・ハナ・敏子の仲良し三人娘。卒業後はタイピスト学校に進んでからも頻繁に会って悩みを相談しあう仲。福子に初めてラーメンを食べさせたラーメン好き女子。戦時中に泉大津の地主と結婚して、資金繰りに駆け回る福子を助ける。
※モデル：馬淵冨美子
相関図画像引用：https://www.nhk.or.jp/mampuku/cast/#i_hana
■キャスト：萬平と共に夢を追いかける仲間
● 個人商社経営：世良 勝夫（桐谷健太）
自信家で押しが強い。幻灯機の技術屋だったが、萬平の技術と才能に出会い「作る方」から「売る方」に転身した。常に損得勘定で行動し、要領良く、状況判断力に優れている。
※モデル：オリジナル
● 神部 茂（瀬戸康史）
戦争で家も母も失った天涯孤独の身。ヤケになって盗み入った家で福子夫婦に出会い、今井家に住み始める。実は名門大学出身で、従業員をまとめるリーダーとなり、萬平を生涯に渡り支える。
※モデル：砥上峰次
● 製塩会社従業員：岡 幸助（中尾明慶）
萬平が開く製塩会社の従業員。
戦地へ出征前は乾物屋で奉公していたが、空襲で店が燃えて、萬平が開く製塩会社の従業員となる。真面目だがプライドが高いせいで喧嘩騒ぎを起こすことがある。
※モデル：オリジナル
● 萬平の共同経営者：加地谷圭介（片岡愛之助）
共同経営者で営業担当者だが、萬平に上から目線で指図する。軍に気に入られるため新型兵器を作るように萬平に指示するが・・・。
※モデル：オリジナル
● 大阪経済界の重鎮：三田村 亮蔵（橋爪功）
大阪商工会の会長で実業界の大物だが、温厚で面倒見がよく人望が厚い。福子と出会い萬平の危機を救うため力を貸す。
※モデル：杉道助
相関図画像引用：https://www.nhk.or.jp/mampuku/cast/#i_hana
■キャスト：福子の仕事仲間（ホテル）
福子が就職したホテル
● フロント係：保科 恵（橋本マナミ）
福子をフロント係に推薦してくれた先輩で良き友人。美人でモテそうだが実は彼氏いない歴＝年齢。そんななか突然モテ期到来で困惑し、福子に相談する。
※モデル：オリジナル
● ちゅう房の料理人：野呂 幸吉（藤山扇治郎）
福子のことが好きで3年間ずっと缶詰を渡してアプローチしたつもりが全く伝わらず失恋。その後、新たな恋の相手をみつけ猛アピールする。
※モデル：野呂 幸吉
● 電話交換係の先輩：樫田うた江（なるみ）
● 支配人：大前田三郎（曽我廼家寛太郎）
■キャスト：その他
● 若い弁護士：東 太一（菅田将暉）
福子と萬平を助ける。
※モデル：黒田 覚
萬平がＧＨＱに脱税容疑で逮捕された際も助けた。
● 進駐軍の兵士：ハリー・ビンガム（メイナード・プラント）
萬平たちを逮捕する
● 進駐軍の兵士：ジョナサン・メイ（ブレイズ・プラント）
萬平たちを逮捕する
● 日系人の兵士：チャーリー・タナカ（岡崎体育）
萬平たちを見張る
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