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唐沢寿明さん主演【あまんじゃくドラマ2020 元外科医の殺し屋 最後の闘い】の原作からあらすじと結末をネタバレします。
【あまんじゃく】の原作は小説。
外科医から殺し屋になった折壁嵩男(唐沢寿明)が、さまざまな事情の殺人依頼をうけてターゲットを殺していく物語。そして巨大組織にたどり着き・・・
原作からあらすじと結末をネタバレするので【あまんじゃくドラマ2020 元外科医の殺し屋 最後の闘い】に興味ある人は参考になれば幸いです。
目次
●SPドラマ【あまんじゃく 元外科医の殺し屋 最後の闘い】キャスト
● 折壁嵩男(唐沢寿明)
元優秀外科医。法で裁けない悪人を闇へと葬り去る殺し屋
● 相棒の弁護士・横倉義實(橋爪功)
嵩男に殺しの依頼をする
● 嵩男のかつての恋人・梶睦子(木村多江)
● 息子(子役の髙橋來11才)
■依頼人
● 元料理人・宗村将史(金田明夫)
■ターゲット
● 悪徳料理評論家:三波正昭(大鷹明良)
かつて、宗村の娘・亜子を罠にかけ凌辱し、自殺に追いやった過去がある
● 三波の愛人・煮雪梨花(松本若菜)
■依頼人
● 椙山絵麻(柴本幸)
■ターゲット
● DV夫・啓介(中村俊介)
闇金融の借金取り
■
● 嵩男の恩師・名和潤造(野口五郎)
妻の難病に悩む
● 妻・千代乃(大場久美子)
■組織
人類の領域を超えた科学を悪用して、世界を変えようとする巨大組織
● 戦闘員の比留川(山中崇)
●SPドラマ【あまんじゃく 元外科医の殺し屋 最後の闘い】あらすじ
■悪徳料理評論家・三波(大鷹明良)
折壁嵩男(唐沢寿明)は、元は優秀な外科医だったが、今は相棒の弁護士・横倉義實(橋爪功)から殺しの依頼を受け、法で裁けない悪人を闇へと葬り去る殺し屋だ。
この日の依頼人は元料理人・宗村将史(金田明夫)。ターゲットは三波正昭(大鷹明良)という悪徳料理評論家である。
三波はかつて、宗村の娘・亜子を罠にかけ凌辱し、自殺に追いやった過去がある。嵩男は宗村の依頼を受けることに。そして嵩男は、三波の愛人・煮雪梨花(松本若菜)に近づく。彼女を利用して三波を徹底的に追い詰め、最後は完璧に抹殺する嵩男。■立て続けに奇妙な事件
そんな中、世間では優秀な人間の死体から心臓や脳が抜かれるという、奇妙な事件が立て続けに起きていた――。
■DV夫・啓介(中村俊介)
一方、三波の暗殺計画を進める嵩男のもとに、更なる殺人依頼が来る。
嵩男のかつての恋人・梶睦子(木村多江)の紹介だという椙山絵麻(柴本幸)が、DV夫・啓介(中村俊介)を殺してほしいというのだ。
■難病に悩む恩師・名和潤造(野口五郎)
さらに嵩男は妻・千代乃(大場久美子)の難病に悩む恩師・名和潤造(野口五郎)とも偶然に再会する。
■科学を悪用する巨大組織
運命の糸に手繰り寄せられるように予期せぬ出来事が続く。
そしてそれは、やがて思いもかけない巨悪の存在に繋がってゆく。
人類の領域を超えた科学を悪用して、世界を変えようとする巨大組織。■息子をさらわれた
組織の戦闘員の比留川(山中崇)に息子をさらわれた嵩男は、我が子を救い出すため、これまで対峙したことのないこの強大な敵に立ち向かう決心をしてアジトに潜入する。
しかし、それは同時に、自らの命を懸けた闘いを覚悟することに他ならなかった。
現代医療の狂気を鋭くえぐる、クライム・サスペンス。シリーズ最狂にして、最後の幕が上がる!引用:SPドラマ【あまんじゃく 元外科医の殺し屋 最後の闘い】公式サイト
●SPドラマ【あまんじゃく 元外科医の殺し屋 最後の闘い】原作のあらすじ結末ネタバレ
■悪徳料理評論家・・・プライベートリベンジ
■依頼人
● 元料理人・宗村将史(金田明夫)
■ターゲット
● 悪徳料理評論家:三波正昭(大鷹明良)
宗村の娘・亜子を罠にかけ凌辱し自殺に追いやった。
● 三波の愛人・煮雪梨花(松本若菜)
3年前、宗村将史(金田明夫)は東京で予約半年待ちの人気店を経営していた。
ある日、料理評論家の三波正昭(大鷹明良)の予約を、常連を優先して断ると激怒された。数日後、見知らぬ女性客から食中毒を訴えられ保健所から営業停止の処分を下ったが、原因の菌は見つからなかった。
そして営業再開の準備中、「衛星管理がずさんで食中毒」「接客も横柄」という三波がでっちあげた記事が週刊誌で報道され、あっという間に店つぶれた。
その後、娘の亜子も料理人となり東京に店を出して繁盛した。そして料理を絶賛してきた三波に誘れるままイベントに出ると、三波は手のひらを返して料理と人格をこき下ろし、芸能人がお忍びで逢引きに利用してる店だとも暴露し、すべてテレビ放送された。
追い詰められた亜子は自殺した。
現在、宗村将史は山奥で1日30食限定の蕎麦屋を営んでいる。
嵩男は三波の裸の写真をネットに流すと脅し、愛人・梨花を人質にとり、宗村と会わせる。
絶品の塩辛を食べさせたあと、実は梨花の腹を正中切開して取り出した「腸の塩辛」だと明かし、刺し殺されたくないならここは3階だからベランダから逃げろと逃がした。
だがすべて嘘で「腸の塩辛」の正体はキジの塩辛。3階ではなく地上3階地下4階ため、7階の高さから落ちて三波は死んだ。
三波が死んだこと知らない梨花の極上の体を嵩男は抱いた。
■DV夫殺害依頼・・・ポイントオブノーリターン
DV夫殺害依頼
■依頼人
● 椙山絵麻(柴本幸)
■ターゲット
● DV夫・啓介(中村俊介)
闇金融の借金取り
椙山絵麻(柴本幸)は妊娠6か月27才は、3年前から夫・啓介のDVに苦しんでいる。ちなみに夫婦そろってI型糖尿病だ。
啓介は暴走族出身のコワモテで、目黒に5LDKの一軒家をもつ闇金融の借金取り。人前では大人しく人懐っこいが、家では狂暴になる2面性がある。
絵麻は自殺すると脅すと啓介は謝罪し、子供を作ることを条件に仲直りしたが、不妊治療のすえ妊娠すると、直後にDV再開した。
嵩男はレストランで啓介のワインに睡眠薬を入れて眠らせ、トイレで限度をはるかに超える量のインスリンを注射して殺した。脳震とうを偽装し、酒の飲みすぎで低血糖発作を起こした事故扱いとなった。
ところが絵麻は態度が一変して報酬の支払いを渋る。買い物とホストで報酬300万円をつかってしまい、預金や不動産が姉名義になっていたので相続ももめてるという。しかも子供を中絶して、その胎児の膵臓を移植して糖尿病を治すと。
つまり、自分だけ糖尿病を治したくて旦那をだまして不妊治療に通わせていた。
絵麻を尾行すると「小石川パナケイアクリニック」に入ったきり出てこなかった。実は横倉と陸子はグルで、絵麻が支払いを踏み倒して海外逃亡しようとしたため、殺して腹の胎児ごと臓器担保屋に引き渡した。
■恩師・名和潤造・・・マーシーキリング
■依頼人
● 入山瀬老人
■ターゲット
● 嵩男の恩師・名和潤造(野口五郎)
妻の難病に悩む
● 妻・千代乃(大場久美子)
難病で余命1年。
安楽死をことをマーシーキリング(慈悲殺)と呼ぶ。
元凄腕の個人投資家・入山瀬老人は現在パーキンソン病。22年前に髄膜腫の摘出手術を受けたとき消えた15歳年下の嫁・千代乃とその不倫相手を別々に殺してほしい。
嵩男がターゲットを発見すると、千代乃の不倫相手は医学部時代の脳外科教授で恩師の名和潤造だとわかり事情を話して「逃げて下さい」と言ってしまう。
名和潤造は22年前突然病院を辞めたが、それは入山瀬の執刀医であり患者の嫁を寝取ったためだった。
千代乃は父親の借金をチャラにする代わりに入山瀬と結婚して以来ずっと籠の中で、名和潤造と出会って自由になったのだ。
しかも依頼人は入山瀬・名和潤造・千代乃ら全員だと判明。
実は駆け落ち1年後に入山瀬に居場所バレたが、千代乃が自殺しようとしたら入山瀬はこれは別居だと言って毎月5万円を生活費として送り続けた。
だが現在、千代乃が難病で余命1年。名和潤造は一緒に死にたい。千代乃を心底愛してる入山瀬は心中は許さないが、生きてる間一緒にいることは許したのだった。
嵩男はいやいや千代乃を安楽死させた。
そして恩師・名和潤造を、初めての銃で殺した。また名和の望みで、死体から腎臓を摘出して一卵性双生児の弟に移植すると約束した。
■結末・・・セラー
元彼女の梶睦子によって、彼女が所属する組織の隠れ蓑になってる小石川パナケイアクリニックに案内される。
そこには横倉弁護士が待っていて、責任者でスキンヘッドの忽滑谷欽次(ぬかりやきんじ)が「おめでとう 過去最高点で合格した。今日から我々の一員だ」と嵩男を歓迎した。
嵩男は気付かぬうちに、ある組織の予備テストに通り1年前から最終テストが始まっていた。
最終テスト1番目は、自由が丘のクリニックの院長のニセ霊能者。
2番目は、法医学者・浦野玲哉。
3番目は、乳がん専門医・野中耕作。
4番目は、DOT(術中死)をネタに大学関係者を脅していた若者。
5番目は、横倉が愛した女性を医療ミスで殺した産婦人科医・近田と、医療ミスで娘を知らせた病院の事務長。
6番目は、美食評論家。
7番目は、人身売買に関与した国際組織の女ボスとボディガード。
8番目は、小石川パナケイアクリニックの患者だった自己中心的身重女のDV旦那
9番目が最後のテストで、名和潤造とその愛人。
組織の名前は細胞(セル)に由来する「セルス」という秘密結社で、法で裁けない悪党を始末して世の中を浄化するのが目的。ちなみに不合格者(乳がん専門医・野中耕作、法医学者・浦野玲哉)は殺された。
セルズは殺した悪人の死体の臓器や骨髄・細胞などを、臓器移植や病気治療など再生医療に役立てている。殺人犯が悩む死体の処理を、再生医療にリサイクルして、医療現場にフィードバックしていると正義を主張する。
横倉弁護士が「セルス」に入った理由・・・
娘をバイク事故に巻き込んだ18才の少年をビルの4Fを突き落としたが、死なず、先輩・真藤弁護士に相談して示談を取り付けてもらった。しかし真藤は音声を録音していてセルズが取り返した。そして嵩男に真藤を殺させた。
梶睦子も組織に入った理由・・・
7年前、実家が倒産しかけたときセルズが1億円の借金を肩代わりしてくれたから。また、組織の実験で見知らぬ男の双子の子供を体外受精で産んでいた。戸籍上の父親は、テストで不合格になり殺されると決まった野中。
双子は、1人はセルス管理下でどこかの里子へ、もう1人は難病を患いセルズのファームで治療中。どちらにも会えず人質に取られてる状態。
また、嵩男も横倉も梶睦子も、奥歯の下にチップを埋め込まれていてGPSで追跡されるので、誰もセルズからは逃げられない。
セルズの最高幹部コミッショナーは、恩師・名和潤造にそっくりな弟の善衛(よしえ)だった。やがて子供の体から臓器を摘出するのが当たり前という認識が社会に広まったら、子供を誘拐して金にしようとする悪党がきっと現れる。だからセルズによる悪人殺しと再生医療は不可欠だと。
嵩男をセルズのメンバーに推薦したのは恩師の名和潤造だという。嵩男は迷ったがセルズのメンバーになると決意した。
コミッショナーの正体は暴き、梶睦子の子供たちの行方(※ドラマでは誘拐された嵩男の息子)も探し出すまでは、生き延びてやると心に誓って。
★終わり
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