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元笑点メンバーで落語家の桂文字助さん(71才)は、生活保護を受けていました。さらに事件を起こして執行猶予3年も。(画像あり)
桂文字助さんは若い頃は笑点メンバーにもなり、人気番組にレギュラー出演するなどしてました。しかし酒でしくじり仕事を失い、嫁と子供は家を出て行き離婚するなど笑点メンバー史上最大の転落人生を送っていることが9月22日のTBS爆報フライデーで放送されます。
桂文字助さんは生活保護をうけるまでに何があったのでしょう?どんな事件を起こして執行猶予3年となったのでしょうか。
目次
●元笑点メンバー桂文字助 プロフィール(画像)
立川談四楼師匠独演会in北澤八幡
伝説の桂文字助師匠は8月の上野広小路亭にご出演とのこと
乞うご期待 #落語 pic.twitter.com/9N6ORxKTzy— とにぃAntonio Camillo (@Antonio_Camillo) 2017年4月15日
芸名:桂文字助(4代目)
本名:松田治彦
出身:東京都江東区
生年月日:1946年2月13日
年齢:現在71才
学歴:県立神奈川工業高校
職業:落語家
異名1:落語立川流きっての武闘派
異名2:相撲噺のスペシャリスト
桂文字助さんは大の日本酒好きで知られ、菊正宗の上撰が大好物。
■笑点メンバーだった三升家勝松時代
1964年18才~1971年25才の頃
桂文字助さんは5年間、三升家の内弟子を5年務めました。鉄拳制裁もある厳しい環境で育ったので、徹底した掃除は筋金入り。4年目には仕事にも恵まれ、収入も増えました。
三升家の内弟子だった間の
1966年5月15日~1967年1月22日
「笑点」の初代座布団運びも務めています。
■立川談平時代
1971年25才の頃、三升家小勝さん死去によって、7代目立川談志さんの弟子に移籍します。
名前を「立川談平」に改名し、人気テレビ番組「8時だョ!全員集合」「ぴったしカン・カン」の前説を務め羽振りがよかったので、弟子を引き連れてよく豪遊していました。
この頃から散財癖がひどくなり、酒でしくじり番組レギュラーも降板するハメに。
また、落語立川流きっての武闘派と称され、喧嘩や揉め事はしょっちゅうだった模様。年を取ってからもそれは変わることはなく、親にも殴られたことがない若手を楽屋でステッキで殴ったりしてます。
落語は相撲噺を始め「相撲噺のスペシャリスト」といわれるほどに。これは、師匠・立川談志さんの相撲噺のおかしな点を指摘したら「じゃかオレはもうやらないからお前が相撲噺だけやれ」と言われたから。実は相撲部屋に稽古を見学するほど熱心な相撲研究家なので細かい間違いがわかったのでしょうね。
■4代目桂文字助時代
1980年34才の頃、真打に昇進して「4代目桂文字助」を襲名。しかし一方で、ひどい散財癖が理由で借金は1000万円近くに膨れ上がっています。
その3年後に師匠・立川談志さんと一緒に落語協会を脱退して「落語立川流」所属になりますが、2015年69才にはその「落語立川流」も脱退して、自身の名前を冠した「文字助組」を立ち上げています。
●元笑点メンバー桂文字助 嫁と子供は出て行った・・離婚
弟弟子の立川談四楼さんによると
桂文字助さんテレビ番組のレギュラーを酒のしくじりで失い、家にお金を入れていませんでした。そうこうしているうちに、嫁は子供を連れて家を出て行ったそうです。これは離婚して当然の離婚かも。
文字助の女房子逃亡。何度も泊まり、上手くいってると思っていただけに驚いた。すでに壊れているからこそ私達を無理に泊めたのであり、レギュラーを酒でしくじり、文字助は家にカネを入れてなかったのだ。いつも我らに朝食を用意し、ある日ふっつり幼な児とともに姿を消したお姉さんは立派だったなあ。
— 立川談四楼 (@Dgoutokuji) 2015年12月2日
●元笑点メンバー桂文字助 生活保護
桂文字助さんの「落語立川流きっての武闘派」という異名は、もはや笑えないレベルで、お酒で人が豹変して喧嘩や揉め事をしょっちゅう起こして、師匠・立川談志さんが何度も警察に頭を下げにいくほどでした。
お客も離れていき桂文字助さんの借金はさらに膨らみました。
一方で2012年頃から、早朝に近所の公園の掃除を始めます。何か良いことをしようというとかではなく、好きで始めたとか。
■生活保護を受給することに
2013年9月67才
桂文字助さんは生活保護を受給することになりました。高齢で身寄りがなく、足が不自由なので一発で認められました。アパートの大家さんも何年も家賃も払ってもらってないので助かります。
生活保護の支給は12月から。桂文字助さんは11月6日の日暮里寄席で、落語会で初めての生活保護受給者であると発表したのでした。しかし生活保護のお金が入ってきても借金は多すぎて焼け石に水。
2014年7月
実は桂文字助さん、このときまだギリギリ耐えていて、まだ生活保護は受給していません。
2015年
「落語立川流」を脱退して「文字助組」を旗揚げし、1ヵ月後にはメンバーが35人に。
今年2017年4月には、弟弟子の立川談四楼さんの独演会にゲスト出演して「良いかげん」という切れ味鋭い演目を披露。
●元笑点メンバー桂文字助 警察沙汰で執行猶予3年
タクシー運転手と喧嘩したり、武闘派を地で行く桂文字助さん。ついに裁判沙汰になり執行猶予3年の判決を言い渡されることに。ちょうど生活保護の申請時期のすぐあとのこと。
■在宅起訴
ある日、桂文字助さんは近所の工事の音がうるさいので怒鳴り込みました。しかし刃物(剪定鋏(センテイバサミ))を持っていたので警察が駆け付ける騒ぎに発展。電線を切って静かにさせるつもりだったようです。
相手に怪我を負わせたわけではないですが、相手と警察に対する態度が悪いので「在宅起訴」になりました。さすがに裁判は初めてでしたが桂文字助さんは「オレには失いものがねえ」と開き直ったとか。
■執行猶予3年
桂文字助さんは裁判で検事を罵倒し、国選弁護人をバカ呼ばわり・・
2014年3月
懲役1年、執行猶予3年
が言い渡され、刃物(剪定鋏(センテイバサミ))は没収されました。幸い、刑務所に入ることにはなりませんでした。
弟弟子の立川談四楼さんのツイッター
文字助に判決が下った。懲役1年、ただし刑の執行を3年猶予する。執行猶予3年は重い。やはり検事を罵倒したのが響いたようだ。しかし当人は意気軒昂、勝利の昼酒を食らい、高裁を経験したかったと、カラカラ笑った。反省のカケラもないのは凄いことだ。一門は恐怖する。猛獣が再び野に放たれたのだ。
— 立川談四楼 (@Dgoutokuji) 2014年3月21日
■公園の掃除を続ける毎日
桂文字助さんはその後も公園の掃除を続けました。
2014年7月8日
前日の七夕祭りのあとを掃除しにいくと、砂場に剥き出しで70万円が落ちていました。警察に届け出るとなかり怪しまれたそうです。半年以内に落とし主が現れなければ桂文字助さんのもの。
翌8月には
トイレで女性が倒れているのを見つけ助けました。酔っ払って倒れていたそう。
2015年12月
区から、公園の掃除を表彰したい、報償金も渡すという話が。しかし桂文字助さんは生活保護を受けてるからお金をもらった引かれてしまうのでお金はいらないと断りました。
それに好きで掃除してるので、表彰されたら休みたい日に休めなくなってしまう。そこで桂文字助さんは表彰状はいらないから「菊正の上撰」を毎日1本届けろと要求。
すると清掃業者から後日、感謝の酒と餅が届いたのでした。
色々なことがあり、2016年4月には公園の掃除は4年目に。
■執行猶予が解けた
2017年3月31日
桂文字助さんは執行猶予3年がやっと解けました。
翌4月には立川談四楼さんの独演会にゲスト出演。久しぶりで高座にテンションMAXで、出番の2時間前に現れサイン会も開催したのでした。
■TBS爆報フライデー出演
その後、立川談四楼さんのツイッター「文字助コンフィデンシャル(@Dgoutokuji)」のファンだというTBS爆報フライデーのディレクターから連絡があり、出演依頼が。
桂文字助さんはTBS爆報フライデーをよく観ているので出演を快諾しました。
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