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ボクシング堤駿斗選手のすごい戦績や、階級がどれなのか、身長いくつなのか、オリンピックへの想い、弟も強いことなど紹介します。
堤駿斗選手はあの井上尚弥選手も絶賛するボクサーで、高校生で全日本選手権で優勝したことから【井上尚弥2世】とも呼ばれてます。
そうなると井上尚弥選手と戦績を比較されたりもしますね。
階級も同じバンダム級かと思いきや、オリンピックの関係で階級に変化が。
また、弟も強いのですが、堤駿斗選手が東京オリンピックで金メダルを目指すように、弟もオリンピック金メダルを目指してます。
目次
●ボクシング堤駿斗 プロフィール
名前:堤 駿斗(つつみ はやと)
出身地:千葉県千葉市
生年月日:1999年7月12日
年齢:20才
身長:171cm
ボクシング階級:バンダム級
高校:習志野高校
大学:東洋大学(2020年4月から4年生)
ツイッター:@hththt2238810
インスタ:hayato2238810
堤駿斗選手のボクシングは、ジャブでリズムを作り、スピードとコンビネーションでガンガン攻めるオーソドックスなスタイル。
ジャブはモーションないため相手からしたらいつジャブがくるかわからない怖さがあります。
その一方で堤駿斗選手は一瞬パンチをもらうこともありますが、その倍返しします。
ただ目指すは【パンチをもらわずに打つボクシング】
●ボクシング堤駿斗 戦績
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堤駿斗選手のアマチュア戦績は・・・
70戦65勝(20KO・RSC)5敗
※井上尚弥選手のアマチュア戦績は
81戦75勝(48KO・RSC)6敗
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堤駿斗選手は格闘技を極真空手からスタートし、小学校5年生のとき兄の影響でボクシングとキックボクシングに転向し、中学2年生からボクシングに専念しています。
両親は協力を惜しまず、父親の直樹さんはボクシングゼロですが、息子のために自宅に練習部屋を作り、一緒にジムに通い、他の選手の練習やトレーナーの指導を見て、独学でボクシングを勉強したという熱心ぶり。
父親は試合の録画を何度も繰り返し見て、堤駿斗選手にアドバイスしたりもしました。堤駿斗選手が強くなると、強い練習相手を探して奔走するなど懸命にサポートしてくれました。
■高校はボクシングの名門
高校のボクシングの名門・習志野高校に進学。世界王者3人を輩出したボクシング強豪校です。
● インターハイ、国体、選抜大会など【高校6冠】を達成。
● 高校2年生の2016年11月【世界ユース選手権で日本人初の優勝】は、井上尚弥選手も井岡一翔選手も果たせなかった快挙で、新鋭として頭角を現しました。
● 高校3年生の2017年11月【全日本選手権で優勝】アマチュア日本一を決めるこの大会で高校生優勝は、井上尚弥選手以来6年ぶりの快挙!
● ほかにも【全国高等学校総合体育大会フライ級優勝】【ASBCアジアユース選手権バンダム級優勝】など数々の大会で優勝しています。
■大学は村田諒太選手の母校
高校卒業後は【東洋大学】に進学。村田諒太選手の母校として知られています。
●ボクシング堤駿斗 階級は?
堤駿斗選手は身長171㎝、体重56㎏で、階級は長谷川穂積・山中慎介・辰吉丈一郎など名チャンピオンを生んだバンダム級です。
■オリンピックは階級違う
ただオリンピックの男子ボクシングは10階級から8階級に減らすと決まったため、堤駿斗選手はバンタム級(56キロ)ではなく、フェザー級(57キロ)で東京オリンピック出場を目指すことになりました。
階級が上がりますが堤駿斗選手は前向きです。
それまでは筋肉を大きくするメニューは避けていたが、以前よりも負荷を上げ、特に下半身を強化
「重くなる分には自分的にはいい。筋肉量を増やせるので本格的にウエートトレーニングも始めました」
「力強さがついた。パンチの力強さが上がって、ガンガンくるファイターも止められるようになった」
引用:https://www.sponichi.co.jp/battle/news/2019/12/17/kiji/20191216s00021000542000c.html
2020年3月【東京五輪アジア・オセアニア予選フェザー級(57Kg)】では、1回戦でフィリピン選手に敗れ、五輪出場枠を獲得出来なかったですが、まだ5月【世界最終予選(パリ)】で出場枠獲得のチャンスがあります!
●ボクシング堤駿斗 身長は?
堤駿斗選手の身長は、171cmです。
本来の階級であるバンタム級の平均身長は、163~165cm。
オリンピックでのフェザー級の平均身長は、167~169cm。
どちらの平均身長よりも堤駿斗選手は高い身長です。
井上尚弥選手は身長165cmでリーチは171cmという、特に恵まれている訳ではないそうです。
堤駿斗選手は身長が高いのでリーチは有利かもしれないですね。
●ボクシング堤駿斗 オリンピックへの想い
堤駿斗選手は2020東京オリンピック開催を知ってからずっと目標にしてきました。自国で開催される五輪に出場できるチャンスなんて、ボクシング選手の短い現役期間から考えても、もう二度とないですね。
堤駿斗選手は東京五輪を21才で迎えます。年齢的には2024パリ五輪も狙えますが、プロの世界王者になる夢もあるため五輪は東京五輪だけと決めています。
「自分が生きている間に東京で五輪があるなんて1度しかない。
それを僕は大学3年という年齢、プロになることを考えても良いタイミングで迎えられる。
出るしかない、出るからには金メダルを獲ろうと思っています。
次の五輪?弟(麗斗=れいと)に託します」
https://www.sponichi.co.jp/battle/news/2019/12/17/kiji/20191216s00021000542000c.html
その後のことも将来像があります。
プロデビュー戦で世界ランカーと試合をして3戦目で世界挑戦、
世界王者になりトップランク社と契約してアメリカで試合をする。
最終的には井上尚弥選手を超える実力と知名度を手に入れたいそう。
■オリンピックでメダル獲得
日本人でボクシングでオリンピックのメダル獲得した選手は、今まで僅か3人。
● 2012ロンドン五輪で村田諒太選手(ミドル級)が金メダル
● 2012ロンドン五輪で清水聡選手(バンタム級)が銅メダル
● 1964東京五輪で桜井孝雄選手(バンタム級)が金メダル
井上尚弥選手もできなかった五輪でのメダル獲得を、2020東京五輪で果たすことが、世界王者になる実現するため堤駿斗選手が自分に課した絶対条件だそうです。
●ボクシング堤駿斗 兄に憧れる弟の麗斗(れいと)も強い
堤駿斗選手は3人兄弟の次男で、3歳年下の高校生、弟の麗斗(れいと)選手もボクシングで強いです。
アジアユース優勝しました。
今回本当にいい試合することが難しく心配でしたが、無事優勝できてよかったです。まだまだなのでこれからももっと強くなれるように頑張ります。
少しは兄貴にいいバトン渡せたかな?😂 pic.twitter.com/11Lkfipbb1— つつみれいと (@Reito2230110) November 17, 2019
弟の麗斗選手は、兄の堤駿斗選手を見てカッコいいと憧れ、小学5年生からボクシングを開始。
● 中学2年でアジアジュニア優勝
● 高校1年でインターハイ優勝し、高校3冠
という見事な戦績を残しています。
中学2年生の3月の試合で始めて負けを喫し、悔しさをバネにそのあとアジアジュニア優勝しています。
ボクシングのことを【相手との駆け引きが一番面白い】と、頭をつかうスポーツとして取り組んでます。
高校は兄と同じ習志野高校に入学し、兄を超えるべく、強くなっても努力を欠かさず人一倍練習をする練習の鬼。
ボクシングスタイルは、ジャブでリズムを作り、体とパワーでじわじわ押していく堅実なボクシング。ディフェンスが強いので被弾せず、サウスポーでもあります。
オリンピックは、2024パリ五輪で金メダルを目指しており、プロ転向後は億を稼ぐ最強の選手になるのが夢。
●まとめ
ボクシング堤駿斗選手の戦績、身長、オリンピックへの想い、弟も強いことなど紹介しました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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