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藤原紀香さんと鈴木伸之さん主演のドラマ「眠れぬ真珠~まだ恋してもいいですか?~」のキャスト・あらすじと、原作の結末ネタバレします。
ドラマ「眠れぬ真珠」の原作は、石田衣良さんの小説「眠れぬ真珠」です。
藤原紀香さん演じる版画の咲世子は、更年期障害に悩んでいる45歳。そんな時17才年下の映像作家・素樹と出会い未来のない恋に落ちていく。しかし若いライバルやストーカーが出現し・・・
キャスト・あらすじと、原作の結末ネタバレを紹介するので、ドラマ「眠れぬ真珠」に興味のある人は参考になったら幸いです。
目次
●ドラマ「眠れぬ真珠」放送日
ドラマ名:眠れぬ真珠 ~また恋してもいいですか?~
第1夜:12月21日(木)23:59~
第2夜:12月28日(木)23:59~
2週にわたっての放送となります。深夜の放送ですが、盛り上がりそうな予感。
●ドラマ「眠れぬ真珠」キャスト
■キャスト
■三宅と不倫→素樹に恋する
● 女性画家:内田 咲世子(さよこ45才)(藤原紀香)
海辺の家にアトリエをもつ、キャリア20年以上の銅版画家。芸術に対して真っ直ぐで芯が強い。少し前から更年期障害に悩んでいる。
年上の画商・三宅卓治の不倫相手だったが、17才年下の素樹と一途な恋に落ちる。
■咲世子が恋する青年
● 映像作家:徳永 素樹(もとき)(鈴木伸之)
海辺の町の店「リキッドカフェ」のウェイターとして働くが、実は数々の賞に輝いたドキュメンタリー映像作家。商業映画での自己表現に行き詰まってこの町に逃げて来た。
「リキッドカフェ」常連客である咲世子に「咲世子を題材にしたドキュメンタリー」を撮らせて欲しいと頼んだことで咲世子に強く惹かれていく。
■素樹の幼なじみで元彼女
● 若手新進女優:椎名 ノア(佐野ひなこ)
素樹のすべてを愛している。映像作家としての素樹の才能にも惚れ込んでいる。
■三宅の不倫相手(ストーカー)
● キュレーター:福崎 亜由美(水沢エレナ)
三宅と不倫関係になるが、愛情が激しいあまり三宅の嫁や咲世子にストーカー行為を始める。
■咲世子&亜由美と不倫する画商
● 画商:三宅 卓治(升 毅)
元新進気鋭の美術評論家。現在は画商して「ギャラリーマチエ」に出入りしている。
結婚しているが、咲世子と不倫し、更に若い亜由美とも不倫する。
■咲世子を妹のように可愛がる
● 中原 町枝(朝加真由美)
「ギャラリーマチエ」のオーナーで、他にも銀座のクラブを二軒もつ。妹にように可愛い咲世子の版画をひいきにしている。男女の仲に敏感である。
●ドラマ「眠れぬ真珠」あらすじ
孤高の魂を持つ銅版画家・内田咲世子45才(藤原紀香)。
人生も後半に差し掛かり、更年期障害に悩む大人の女性が、
17歳年下の若き映像クリエイター・徳永素樹(鈴木伸之)と出会い、恋に落ち、
無防備で傷つきやすい少女に変わる…近い未来、別れなければならないことを悟っている咲世子は、
終わりの見えている「時間の限られた恋」に、真摯に向き合う。
そんな中、咲世子の不倫相手のもう1人の愛人がストーカーと化し、
歪んだ愛情で咲世子に悪質な嫌がらせを繰り返す…ストーカー行為は激しさを増し、エスカレートしていく一方…咲世子に待ち受ける運命とは―?
そして、17歳下の素樹との愛おしくも切ない年の差恋愛の行方は―!?引用:http://www.ytv.co.jp/sleepless_pearl/
●ドラマ「眠れぬ真珠」原作読んでネタバレ 結末は?
ドラマ「眠れぬ真珠」の原作は、石田衣良さんの小説「眠れぬ真珠」です。果たして結末は・・・
版画家の咲世子は、17才年下の素樹と一途な恋に落ちていきます。
しかし素樹と愛しあう歓びと別れの予感のなかでせめぎあいます。
さらに若く美しいライバル・素樹の元彼女で若き女優ノアが出現。
さらに三宅の新たな不倫相手・亜由美がストーカーと化し、嫌がらせを繰り返してきます。
原作小説の結末少し前から結末までネタバレします。
■原作ネタバレ 亜由美が咲世子を襲う
ホテルの駐車場で亜由美は豹変。
咲世子の車の中で、咲世子の首を絞めて殺そうとする。
しかし咲世子が「可哀そうな子」と憐れむと亜由美は力を弱めた。
その時、素樹が駆け付けてきて亜由美を突き飛ばした。
亜由美は咲世子に謝ると嘔吐し、駐車場に立ち尽くした。
咲世子と素樹はそれぞれの車でマリーナへ向かった。
素樹は亜由美を見て、誰かを好きになるのは怖いことだというが、咲世子は素樹を好きになってよかったと素直に話す。
咲世子は更年期障害で
・不眠症
・うつ
・ひどい幻を見る(ホワイトフラッシュ)
のことを話し、素樹は咲世子が余裕のある大人な女性だと思っていたので驚く。
素樹は作品作りは女優から入ると話し、咲世子はノアを話題に出す。
素樹はノアも咲世子もそれぞれ多くの男性にとって魅力があると語る。
・ノアの魅力は自分を貫くまっすぐさとその裏のもろさ
・咲世子の魅力はすべてを受け入れる柔らかさと同時に臆病さ
咲世子は嬉しくて涙ぐむ。
素樹は映像の仕事は二度とできないとあきらめていたのを咲世子に救われたと感謝する。
しかし素樹は映像の仕事に復帰するか迷っていた。復帰すれば東京に行くことになり、咲世子と頻繁に会うことができなくなるから。
脚本の見直しにあと1~2週間。咲世子はそれが最後に過ごす素樹との時間になると思った。
ある日、三宅から電話があり亜由美の話題になる。
亜由美には出生の秘密があった。
人工授精で生まれたので、完全な家族を作るために三宅の子供を産みたがっていた。
三宅は亜由美に「俺の子供を産まないか」と言っていて、追い詰めた。
咲世子は三宅と話していると、素樹が中年になったときのことを想像した。
きっと三宅のようにモテるだろう。
例えば17年後、素樹が45才なら、咲世子は62才だ。
今ならまだしも、とてもつり合いが取れない。
その後、椎名ノアが兄でプロデューサーの清太郎と2人で自宅を訪ねてきて咲世子は動揺する。
映画の公開が秋にめどがたって清太郎は喜んでいた。
しかし素樹が進退を悩んでいることを知ると、椎名ノアも清太郎も困った様子。
椎名ノアと清太郎は、咲世子から素樹を説得してほしいと頼む。
咲世子は以前、ノアに「素樹をを返す」と約束していた。
ここにいたら素樹は成長できない。
映画のスタッフも素樹が戻るならとスケジュールを開けて待っている。
咲世子は素樹を説得すると2人に約束した。
2人が帰ったあと、咲世子は泣いた。
■原作ネタバレ 亜由美が自殺 素樹との別れ
咲世子は、素樹を椎名ノアが待つ映像の世界へ戻すと決心する。
仕事を理由に会うのをやめ、留守電も聞かないようにした。
三宅卓治から「今朝はやく亜由美が死んだ」と連絡がきた。
三宅への手紙を残し、高層ホテルの非常階段から飛び降りて、脳みそをぶちまけたらしい。
三宅は亜由美が原因で離婚し、現在1人暮らし。自分のせいで人が死んでまいっていた。
咲世子は亜由美の追悼するため、咲世子の家で三宅とワインを飲み語り明かす。三宅は泣いた。
咲世子は三宅からの要望で、新作の版画を見せる。
三宅は「ロープの結び目」の絵をとても称賛し、自分の画廊のオープニング記念に咲世子の絵を使いたいと申し出た。
三宅は、素樹と別れた咲世子との復縁を迫ってきた。しかしまだ咲世子の心には素樹がいるので断った。
三宅は咲世子とは別々の部屋で寝て、宿泊した。
三宅が朝シャワーを浴びたあと2人で雑談していると、とつぜん素樹がやってきた。
咲世子はわざと素樹に、この状況をみて三宅と何があったかわかるよね?と関係を匂わせることを言って素樹を動揺させた。
素樹は脚本の感想をほしいと咲世子に求めるが、咲世子は、自分には三宅がいて、あなたにはノアがいると言って、断った。素樹とのことは遊びだったと冷たく突き放す。
素樹はショックをうけ、去っていった。
その後、三宅を帰らせると、咲世子は寝室で声を押し殺して3時間泣いた。
■ラスト 原作の結末ネタバレ!
素樹に決定的な言葉を投げつけてから3日目
咲世子は仕事に没頭している
素樹が青いビートルに乗り、紺のブレザーを着て咲世子の家にやってきた。
チャイムが鳴るが咲世子は居留守を使い、素樹は玄関にビデオテープと手紙をおき帰っていった。
咲世子は45分泣いて、手紙を手にした。
咲世子についてのドキュメンタリー映像は、仙台の映画祭に出品する予定で、これから数か月は素樹は戻ってくることはないという。
ビデオテープのタイトルは「ふくよかな黒 版画家・内田咲世子の人と芸術」
咲世子は笑って話せる日がきたらこの映像を見ようと決めた。
その後はあっという間に時間がすぎ夏になり、個展の準備が始まった。
三宅卓治は自分で画廊を始めてから、5歳は若返った。咲世子のことを「先生」呼ばわりして盛り上げる。4枚の版画で作った大作は素樹の手がモチーフで、三宅卓治も気付いていて軽く嫉妬してる。
三宅卓治の画廊「ギャラリーM」のターゲットは、富裕層ではなく若くセンスのいい客だった。
三宅卓治と町枝ママは、仲良しに戻っていた。
咲世子が素樹を見たのは2ヶ月前、椎名ノアの新作映画の製作発表記者会見をテレビで見たときだ。
個展に送られた花の中に素樹の名前はなかった。
咲世子の個展のオープニングパーティにきた客は、咲世子を意識してか全員モノトーンファッションだった。
三宅卓治は挨拶で「これまでのあたたかな黒から、優しさと光のあふれる白の世界」と紹介した。
素樹と過ごしたおかげで、この漂着者シリーズを描くことができた。
個展は大盛況に終わり、8か月続いた新聞連載の挿絵も無事終わり、咲世子はタヒチ旅行へ行った。
タヒチ旅行の目的は、素樹が作ったドキュメンタリー映像のビデオテープを見ることと、自分へのご褒美にパールを買うこと。
咲世子はビデオテープを見始める。
しかし見ていると一緒に思い出がよみがえってくるので、途中で止めたりする。
映像は、単に咲世子を紹介するドキュメンタリーではなかった。
誰が見たって、撮影者と咲世子が恋に落ちていく様子が、あきれるほどクリアに映っていた。
咲世子はビデオを2回見て、3回目を見てる途中で深い眠りに入った。
翌朝、フロントから電話のベルで目覚めた。なんと素樹が会いに来ているという。
咲世子は髪はボサボサで、たくさん泣いたので目が腫れている。30分後にレストランで逢う約束をして急いで支度した。
レストランに素樹がきた。仙台の映画祭で最優秀賞を受賞したから、トロフィーを見せたくてやってきたという。タヒチにいるのを知ったのは、三宅卓治から聞いたのだという。
そして素樹は「東京で待ってます」とためらわずに言った。
咲世子が「私たちに未来なんてないのよ」と言うと「でも現在がある」と答える。
映画は3日前にクランクアップし、椎名ノアと一緒に多くの取材に答える多忙な日々が待っている。
夕方には飛行機でトンボ帰りだが、行きの飛行機ではすでに次回作のアイデアが浮かび、内容は年上女性と若い男性のラブストーリーだという。
咲世子は思い切り涙が出るまで笑って素樹の手を握りしめた。
2人は朝食をとり、咲世子のパールの買い物に行った。道端にいた男たちがつけていた黒真珠が欲しくなり、どこで買えるか聞くと男が仲介人だそうで、あとでホテルで受け取ることにした。
タヒチでは真珠は宝石というよりは、悪い精霊や運命を遠ざけてくれるお守りだという。
1時間半後、男がホテルに真珠をもってきて、咲世子は青黒いブラックブルーパールを選んだ。
ただ、丸いものではなく、あえて形の崩れた大玉にした。自分と同じで飾り気のない素材のままがいいから。
咲世子と素樹の年の差は17才。この時間差が埋まることは永遠にない。
今後もたくさん傷つくだろうし、自分を無価値だと呪う日がくるかもしれない。
素樹を憎むときがくるかもしれない。
だからこそ今を逃さないようにする。今日は明日よりも1日だけ若いから。
素樹は咲世子が4枚の版画で描いた素樹の手を見て、感動した涙したのだという。そんな素樹を見て、三宅はすべてを話していた。
咲世子は夕方の飛行機の時間まで、素樹の手を胸に抱き続けた。
★おしまい
咲世子はいつも泣いてます。藤原紀香さんもドラマで同じようにたくさん泣くかも?
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