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ユースケ・サンタマリアさん主演SPドラマ「警部補・碓氷弘一~マインド~」のキャスとあらすじ・予告動画、原作小説を読んで犯人と結末ネタバレに迫ります。今回は志田未来さん演じる心理捜査官・梓とのコンビが活躍します。
「警部補・碓氷弘一~マインド~」の原作は今野敏さんによる、ハズレがないと評判の警視庁捜査一課・碓氷弘一シリーズ6作目。今回も結末まで畳みかけるようなスリリングな展開と犯人にびっくり。
ある日の午後11時ほぼ同時刻に、2件の殺人、2件の自殺、3件の性犯罪が発生。関わった7人は全員、心理クリニックの患者だと判明する。果たして院長の水沢瞳(小雪)が7人を催眠術でマインドコントロールして犯行に及ばせたのか?その動機は?
キャスとあらすじ・予告動画、原作小説を読んで犯人と結末ネタバレするので、ドラマ「警部補・碓氷弘一~マインド~」に興味のある人は参考になればと思います
目次
●ドラマ「警部補・碓氷弘一~マインド~」キャスト
主演はユースケ・サンタマリアさんと志田未来さんの、刑事と心理捜査官の絶妙コンビ。
警察キャストには佐野史郎さんなど名わき役が顔をそろえ、事件の鍵となる「ラメール・メンタルクリニック」の水沢院長を小雪さんが演じるなど、原作小説と名演技キャストでこれは間違くなく面白そう。
■警察
■警視庁捜査一課第5係
● 繊細な刑事:碓氷弘一(ユースケ・サンタマリア)
無意識に周りの人間の能力を引き出すタイプ
● 熱血刑事:高木隆一(滝藤賢一)
● 後輩刑事:梨田洋太郎(三浦貴大)
● 係長:鈴木 滋(佐野史郎)
■科警研
● 研究員:篠宮 梓(志田未来)
今回、碓氷とコンビを組む
● 先輩研究員:藤森紗英(相武紗季)
碓氷とのコンビで連続通り魔事件を解決した実績あり
■ほぼ同時刻に発生した事件7人
7人とも「ラメール・メンタルクリニック」の患者
■2件の殺人事件
2人とも犯行時の記憶が曖昧
● 佐原(中村元気)
パワハラで退職に追い込んだ不動産会社の管理職を刺殺した
● 白井(伊能佑之介)
高校教員を金属バットで撲殺した
■2件の自殺
2人とも遺書を残していない
● 巡査
● 中学生
■3件の性犯罪事件
3人とも犯行時の記憶が曖昧
● 犯人A
● 犯人B
● 犯人C
■心療内科「ラメール・メンタルクリニック」
● 院長:水沢 瞳(小雪)
津本理事の彼女
● 受付:水沢奈緒子(中村ゆり)
水沢瞳院長の妹
● IT社長:津本常典(北村有起哉)
シンガポール在住。彼女の瞳にクリニック開業資金を提供した実質オーナーで理事でもある。
■碓氷の家族
● 一人娘:碓氷春菜(畑 芽育)
● 嫁:碓氷喜子(紺野まひる)
●ドラマ「警部補・碓氷弘一~マインド~」あらすじ&予告動画
妻の喜子(紺野まひる)と寄りを戻し、娘の春菜(畑芽育)と家族3人の暮らしを取り戻した碓氷(ユースケ・サンタマリア)。妻の理解を得て捜査一課第5係に正式に復帰、夜は早く帰って春菜の好きなオムライスを作る、などと軽々しく約束するが、その矢先に係長の鈴木(佐野史郎)から召集の電話が入り…。
■殺人二件、自殺二件が同時刻に発生
都内で不動産会社の管理職の男が刺殺され、そして別の場所では高校の教員が金属バットで撲殺された。さらに巡査と中学生が自殺していたが、これら二件の殺人事件と二件の自殺がほぼ同時刻に発生していることがわかった。殺人二件、自殺二件、4人の人間がほぼ同時刻に死んだことに不審を抱いた捜査一課長の田端(石丸謙二郎)は、4つの事案に共通点がないか第5係に捜査を命じる。2人の自殺者に不審な点はないものの、碓氷はともに遺書を残していないことに引っかかる。自殺者は必ず遺書を残すわけではないが、共通点であることは確かだ。
■犯人は記憶が抜け落ちている
不動産会社管理職刺殺事件の容疑者・佐原(中村元気)の自宅アパートから血のついた衣類と包丁が見つかった。これで佐原の起訴はほぼ確実となったが、その行動には不審な点もある。碓氷は高木(滝藤賢一)と共に佐原を取り調べるが、佐原はパワハラを受け退職に追い込まれるなど管理職殺害の動機は認めたものの、自らの手で殺害した記憶が抜け落ちているという。自宅で知らぬ間に寝てしまい、起きた時には血まみれの服を着ていたというのだが…。■三件の性犯罪事件も同時刻だった
科警研で心理捜査を担当している梓(志田未来)が、突然第5係にやってきた。驚いた碓氷が、同じ科警研で以前共に連続通り魔事件を捜査した紗英(相武紗季)に連絡すると、先の四件の事件と同時刻に三件の性犯罪事件が発生しており、3人の被疑者が佐原と同様に犯行時の記憶が曖昧だと供述しているのだという。梓から事件の説明を聞いた碓氷は、ほぼ同時刻に発生している七件の事件が偶然とは思えず、何か裏があることを確信。鈴木係長や高木は、ズケズケと自らの意見を主張するなど扱いにくいタイプの梓を碓氷に押し付けてしまう。
■7人全員が心療内科に通っていた
碓氷と共に佐原や教員を撲殺した白井(伊能佑之介)を聴取した梓は、彼らの犯行時の記憶が曖昧だという証言は嘘ではないと断言。そして碓氷と梓は自殺者のパソコンの解析などから、事件に関わりのある7人全員が「ラメール・メンタルクリニック」という心療内科に通っていたことを突き止める。■「ラメール・メンタルクリニック」
碓氷と梓はクリニックを訪ね、院長の瞳(小雪)から事情を聞く。事件に関係する7人全員が自らのクライエントであったことを認める瞳に、梓は「心理的にクライエントをコントロールすることも可能なのでは」と切り込んでいく。自分には人の心を操れる力はない、催眠術をかけても意思に反して殺人や自殺をさせることはできない…。瞳は自らの関与を真っ向否定すると、碓氷らを追い返す。■院長が犯罪者を作り出しているのか?
しかし、紗英から「ラメール・メンタルクリニック」のクライエントが過去に数々の事件を引き起こしていたという情報がもたらされた。クリニックが、院長の瞳が、犯罪者を作り出しているのか? だとしたらその目的とは? どのように立件するのか? 碓氷と梓はミステリアスな事件の闇へと足を踏み入れていく…。あらすじ引用:https://www.tv-asahi.co.jp/usuikoichi02/#/%E3%81%82%E3%82%89%E3%81%99%E3%81%98?category=drama
予告動画:
●ドラマ「警部補・碓氷弘一~マインド~」原作小説読んでネタバレ
ドラマ「警部補・碓氷弘一~マインド~」の今野敏さんによる原作小説を読んだので、あらすじの続き、犯人と結末をネタバレします。
ドラマと原作ではキャスト登場人物に違いがありますが、ドラマの役名にあわせてネタバレします。
■犯人ネタバレ 奈緒子だった
犯人は院長ではなく、娘で受付の奈緒子だった。
奈緒子は後催眠というテクニックを使って、7人全員をマインドコントロールしていた。実は学生時代に催眠術スクールで優秀な生徒だったのだ。
催眠術は、人が望まないことをやらせることはできない。ましてや命にかかわることは人間は本能的に回避する。
そこで潜在意識にある自殺や殺人の願望を回避するリミッターを解除して誘導した。衝動を押しとどめてる心理的ストッパーを取り去った。
催眠をかけたとき犯罪の種類は特定してないが、殺人衝動のあった佐原と白井は殺人を、自殺願望のあった瀬川巡査と中学生の原田悟は自殺を、性的犯罪願望のあった3人は強姦未遂と盗撮を行った。
■犯人・奈緒子の動機ネタバレ
奈緒子の動機は2つあった。
1つは実験。
潜在意識に閉じ込められた強い願望を、催眠術で解放する実験だった。
津本を誘導したのも、理論通りすればどんあ相手でもマインドコントロールできるという実験だった。津本は水沢院長との交際に不満はなかったが、仲の良いカップルにもある少しの不満を攻めて催眠をかけた。そうして津本が奈緒子を利用しているように、本人と警察に思わせるよう誘導した。
2つめは津本
こちらが全ての理由
奈緒子は津本を好きになり、水沢院長を追い払いたかった。自分の実力を津本にわからせたかった。
津本を好きになってから全てが変わった。
よる11時という時刻にこだわった理由も津本。
津本から、よる11時から殺人などの犯罪が急に増えるという話を聞いたことがあり、その時刻に複数の事件を起こせば、催眠術を証明しやすいと思ったから。津本との会話はどんなことでも奈緒子にとって大切なものだった。
■結末ネタバレ 犯人・奈緒子の逮捕
碓氷たちが感ずいたと思った奈緒子は、碓氷にも催眠術をかけた。
「ゴミをついてる」と嘘ついて額に触れて催眠術をかけると、碓氷は奈緒子を擁護する発言をはじめてしまった。しかし梓が見抜いて解除した。
そんななか追い詰められた奈緒子は、手首を切る自殺未遂を起こし病院に搬送された。
しかしこれは狂言自殺で、搬送された病院から奈緒子は警察の目を盗んで逃走。しかし見つかり保護される。まだし令状がないので逮捕ではなく、保護。
保護なので任意の取り調べとなり、奈緒子は証拠がないのをいいことに、7人に後催眠をかけたこと認めない。碓氷に後催眠をかけたこと認めない。
しかも保護なので本人が望めばいつもで帰れる。このままでは逃げられてしまう・・
そのときSSBCの坂田が映像データを持ってきた。奈緒子はクリニックの防犯カメラのデータを消去していたが、データは自動的にクラウドに保存される仕組みになっていて奈緒子はそれを見落としていた。
映像には、奈緒子が7人の患者の額に手を当てて、ガクンと相手をのけぞらせるような仕草がハッキリ映っていた
碓氷たちは逮捕状を請求。容疑は自殺教授と、殺人の間接正犯。間接正犯が認められなくても殺人の教授犯になるはずだ。
証拠映像を見せると奈緒子は顔色が失せて、とうとう逮捕された。
■結末 実行犯はどうなる?ネタバレ
奈緒子は実行犯たちをマインドコントロールしたわけではなく、正確には強い願望のストッパーを取り除いただけ。
つまり佐原や白井はもともと殺人衝動が強かった。
彼らを罪には問えるが、衝動を解放したきっかけは奈緒子の後催眠なので、裁判では情状酌量の余地ありとなるだろう。
●ドラマ「警部補・碓氷弘一~マインド~」感想
原作は結末まで畳みかけるようなスリリングな展開で読者を楽しませてくれるので、ドラマもきっと面白くなりそう。碓氷刑事と心理捜査官・梓のコンビに注目です。
心理クリニックの院長が犯人かと思っていたら、その彼氏の津本が犯人に思え、でも実は院長の助手(ドラマでは娘で受付)が犯人だっという驚きのネタバレでした。
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