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再放送中のドラマ【鍵のかかった部屋】で、嵐の大野智さん演じる主人公・榎本はいったい何者なのか?正体は最終回でネタバレされるので詳しく紹介します。
榎本は警備会社で働く防犯オタクですが、密室トリックを解明して事件解決するほど防犯に詳しいので、警察側の人間にも思えます。
一方で、コレクションしてる防犯グッズが泥棒グッズにも見えてしまうので、そっち側の人間にも思えます。
榎本の正体は何者なのでしょう?警察側なのか、泥棒なのか・・・
目次
【鍵のかかった部屋】榎本は何者?
名前:榎本径(えのもと けい)
年齢:30才
職業:警備会社「東京総合セキュリティ」社員
榎本径は警備会社「東京総合セキュリティ」で働く防犯オタクで、常駐する備品倉庫室には大好きな防犯グッズをコレクションしています。
防犯知識に詳しい専門家なので弁護士の芹沢(佐藤浩市)と青砥(戸田恵梨香)と共に事件捜査に一役買いますが、犯人の特定には無関心で、密室トリックの解明だけに興味を示します。
そんな謎めいた榎本径の正体が、最終回ネタバレで判明します。
【鍵のかかった部屋】最終回ネタバレ 犯人とトリック
■介護会社の社長が殺される事件
介護サービス会社「ベイリーフ」の社長室で狙撃事件が発生。幸いエバラ社長は出社前だったので無事でしたが、窓は防弾ガラスに変え、榎本に防犯システム見直しを依頼します。
ところがシステム工事の当日、工事前に社長が死体で発見されました。現場の社長室は密室で、介護ロボットが置いてあるだけ。凶器も見当たりません。
■狙撃事件は自作自演だった
榎本は狙撃事件がエバラ社長の自作自演だと解明。
横領した研究費6億円をダイヤに変えて自宅に隠していましたが、5年前に愛人による窃盗事件が起こったので、社長室にダイヤを隠していたところ、窓ふきの清掃員に偶然見られてしまったので、狙撃事件を起こして防犯システム強化の口実にしたのでした。
■犯人は清掃員の佐藤(玉木宏)
青砥(戸田恵梨香)は佐藤の過去を調べると、正体は椎名アキラだと判明。
エリートにはるはずだった高校時代、父親が共同経営者に裏切られ会社が倒産。多額の負債を背負った両親は心中し、椎名アキラは借金取りに追われる羽目に。
そんななか借金取りを刺し殺してしまったので、高校入学後すぐ引きこもりになっていた同級生の佐藤の住民票を取得してニセ佐藤に成りすましたのでした。
清掃員として働くなか、清掃先の会社社長が父親を裏切ったエバラだと知り、復讐を決意。復讐計画の途中で偶然ダイヤを見たので、殺すついでにダイヤを盗んで「ガラスの向こう側(スーツで働く世界)」で人生をやりなおすつもりでした。
ちょうど鍵のかかった部屋やってた~この玉木宏のどや顔が素敵すぎる pic.twitter.com/iurh2cPZ
— こったりあ (@cotaro0303) February 19, 2013
■犯人ニセ佐藤(玉木宏)のトリック
まず掃除中にビルを抜け出し合鍵を作り、深夜に役員フロアに侵入し、盗聴器をしかけ情報収集します。
それで社長が昼食後コーヒーを飲んで昼寝すること、介護ロボットの操作方法、ダイヤの隠し場所など、情報収集します。
システム工事の前夜に侵入してダイヤを盗み盗聴器を回収。ダイヤは自宅の洗濯機の中に隠しました。
殺害方法は介護ロボットを利用。コーヒーの砂糖に仕込んだ睡眠薬で熟睡中の社長をカウチソファごと、介護ロボットを使って窓まで移動。
防弾ガラスの衝撃が通り抜ける仕組みを利用して、ビリヤードの「デットコンボー(即死コンビネーション)」の要領で、外の窓からボーリングの玉でガラスを叩いた衝撃が社長の頭に伝わります。
社長は頭の手術を受けたばかりだったので致命傷となり、床を這ったあと死亡。
榎本が問い詰めるとニセ佐藤は犯行を認め、後日、自首しました。
その一方で、榎本が何者か?正体が明かされていきます。
【鍵のかかった部屋】榎本が何者か?伏線・ヒント
● 5年前エバラ社長が自宅にダイヤを隠し、榎本(25才)が防犯システムを設置しましたが、直後に窃盗事件が発生。犯人は愛人だったのですが、当初は榎本が犯人扱いされました。
● 過去に起きた「美術館」「宝石商」で厳重な警備システムをあっさり突破された窃盗事件は、就業間際に現場を訪れた榎本の姿が監視カメラに映ってる共通点がありました。
● 榎本は最新鋭の警備システムを突破できるスキルを持っています。
このことから鴻野刑事(宇梶剛士)は榎本を疑います。
【鍵のかかった部屋】最終回ネタバレで榎本が何者か判明
ニセ佐藤学(椎名アキラ)は警察に自首しますが、自宅の洗濯機から見つかったダイヤ6億円相当のうち1億円分はニセダイヤでした。同時に榎本は姿を消して携帯も繋がらない。
3日後に青砥に電話があり榎本は
「ちょっと事情があっていま空港にいる」
「旅行?はい、臨時収入がはいったので」
ニセダイヤについて尋ねると
「なんのこと?社長が業者に騙されたんじゃ」ととぼけて
青砥「どこ行くの?」
榎本「さあ」
青砥「いつ帰ってくるの?」
榎本「さあ」
と、榎本が盗んだダイヤを持って海外逃亡するのをにおわせる結末でした。
このことから榎本が何者か?その正体は泥棒だと判明しました。
■原作の榎本の正体は何者?
原作の榎本は何者かという、正体は泥棒です。
「防犯ヲタクの警備社員」と「知的泥棒」のという2つの顔を持つ男でした。
原作では最終回のエバラ社長ダイヤモンド事件が、いきなり最初に描かれる事件で、ダイヤ盗んでます。ここで榎本はカギに詳しい泥棒だと判明し、「元空き巣の防犯アドバイザー」という設定で密室の謎解きをしていきます。
原作の榎本は防犯グッズショップを経営してますが、その本当の目的はマネーロンダリングでした。
ドラマでは最終回にもってくることで謎めいたキャラを際立たせてますね。
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