_
多部未華子さん主演ドラマ【私の家政夫ナギサさん】は独身のアラサー女子におじさん家政夫ナギサさんが雇われるという珍しい設定ですでにおもしろそう。
原作漫画ネタバレを見ると、主人公メイと母親の関係、ナギサさんが家政夫になった理由と過去など、ドラマの明るいイメージだけじゃないシリアスな展開もあって最終回の結末はなかなか感動です。
【私の家政夫ナギサさん】がドラマでどんな最終回の結末になるのか？原作漫画の最終回結末ネタバレを比較しても楽しむ方法もありますね。
目次
●ドラマ【私の家政夫ナギサさん】キャスト登場人物
■「天保山製薬」横浜支店の北横浜チーム
● ＭＲ相原 メイ 28才（多部未華子）
入社3年目からずっと営業成績1位の負けず嫌いキャリアウーマン。家事も恋愛も婚活もしてない。
● ＭＲ馬場 穣二 43才（水澤紳吾）
● ＭＲ堀江 耕介 32才（ハナコ岡部大）
● ＭＲ天馬 あかり 25才（若月佑美）
● 新入社員：瀬川 遙人 23才（眞栄田郷敦）
メイに教育され憧れる。
● 学術担当：陶山 薫 28才（高橋メアリージュン）
メイの親友
● 支店長：古藤 深雪 48才（富田靖子）
メイに期待してる。
● 副支店長：松平 慎也 47才（平山祐介）
■アーノルド製薬
● メイのライバル田所 優太 32才（瀬戸康史）
★原作にないオリジナルキャラ★
性格もルックスも仕事も完璧。メイに恋の嵐を巻き起こす。
■ＮＴＳクリーンハウス
● 福田 唯(ユイ)25才（趣里※親は水谷豊と伊藤蘭）
事務のパート。会社員の旦那と3才の娘がいる。
● 鴫野 ナギサ 50才（大森南朋）
指名率ナンバーワンのエース家政夫。依頼人の愚痴に一言添えて心を楽にさせる人柄の良さ。
■肥後すこやかクリニック
● 医師：肥後 菊之助 35才（宮尾俊太郎）
■しろくまメディカル
● 駒木坂 春夫 55才（ずん飯尾和樹）
■薬膳居酒屋「万薬の長」
● 店員：吉川 かりん 22才（夏子）
メイたちの行きつけの店の店員
■メイの母親
● 相原 美登里 56才（草刈民代）
家事が苦手。娘への教育がプレッシャーになってることに気付いてない。
【私の家政夫ナギサさん】原作漫画のあらすじネタバレ1 メイの生い立ち
メイの母親は大学進学して就職したかったが「女の子だからお母さんにしかなっちゃダメ」と育てられたため、自分の娘（メイとユイ）にはそうなってほしくない育て方をした。
メイが「お母さんになる夢」を抱くとくだらないと否定して「男の子にも負けちゃダメ」とキャリアウーマンに教育した。
メイが幼い頃、腹痛を訴えても母親は「トイレ行けば治る。幼稚園に間に合わない」と冷たかった。
親子が顔を合わせない家族だった。母親は子供は塾に行かせ、自分は好きな舞台観劇やクラシック鑑賞に出かけ、潔癖症だから家はいつもキレイだったが、食事はレトルトだった。
妹ユイが妊娠発覚して大学を１年で辞めてデキ婚したときは「せっかくいい学校に入ったのに、そんなことで人生をダメにするなんて」と勘当された。母親は結婚式にも出なかった。
母親は「ユイはもうダメよ。メイだけはお母さんを裏切らないで」と、結果的にメイ１人に母親の期待が全てかかることになり、妹ユイはずっと姉を心配してた。
【私の家政夫ナギサさん】原作漫画のあらすじネタバレ2 ナギサさんの理由
ある日メイが帰宅すると、家政夫ナギサさんがいてびっくり。ちらかり放題の汚部屋を見かねた妹ユイが、勝手にメイ名義で雇っていた。
普通、ハウスキーパーは雇い主が留守中に仕事を済ませるので雇い主とは会わないが、メイとナギサに毎日顔を合わせてほしい妹ユイが時間帯を調整し、昼間はパートの研修指導、夜9時～11時はメイの家政夫になった。
ナギサが家政夫をする理由は小さい頃「お母さん」になりたかったから。ママゴトでも母親役。美味しい料理を作る、ＤＩＹで家具を自作、誰より早起きし、夜遅く帰宅する父親の世話もする、愛犬モモも母親の言うことだけは聞く、そんな母親をかっこいいと憧れた。
だがナギサを信用しないメイはこき使ってボロボロにして1か月でクビにするつもりだったが、１日で部屋がキレイに片付き、湯船に浸かるの久しぶりで、食事も美味しくてホッコリしたので雇い続けることにした。
ある日、取引先が枕営業を疑うセクハラをしてきたので「男なんて大嫌い！」と怒るメイにナギサは、浸食を惜しんで勉強をしてる努力を認め、メイは嬉しくて泣き心を許した。
１０日経過し、メイはナギサの仕事を高評価！
メイは今まで１人の食事が当たり前だったが、食べるとき誰かが隣にいる、子供のころ姉妹で憧れた幸せが今ここにある。
【私の家政夫ナギサさん】原作漫画のあらすじネタバレ2 メイと母親に変化
メイは社内試験で５位になり連続１位記録が途絶えてしまい気合を入れ直して勉強に励む。
そんななか母親が訪ねてきて、ナギサが勤める会社「NTSクリーンハウス」を「しょうのない。有名でもないそんな会社」とこき下ろし、「ユイさんは頑張ってる」とナギサが称賛しても「立派ってどうせパートでしょ」と見下すが、メイは言い返せない。
メイは徹夜で勉強したら朝倒れてしまった。母親はどうしたらいいかわからず、電話でナギサに対処法を教わる。あまりに親身になるナギサに母親はなんでそんなに？と聞くと「人の大事に変えられるものなんてない！」とナギサはキレた。
診断の結果、メイは寝不足から来た発熱とストレス。
ナギサは「１日安静にしてください。頑張っても倒れたら元も子もない」と優しい声をかける。冷たかった母親とは対照的。
母親はこれまで娘に何もしてあげたことないからナギサに任せて帰ろうとするが、ナギサは「必要なのは母親。私は母親になりたいが本物にはかなわない」と、看病マニュアルを渡し一緒に雑炊を作って帰った。
雑炊をたべたあと勉強を再開しようとするメイに母親は「だめ。寝てなさい」と珍しく優しい。ナギサのおかげで母娘は娘に歩み寄ることができた。
後日メイが帰宅すると、妹ユイと母親もすっかり雪解けしていて、ナギサのおかげで温かい家族になれた。
【私の家政夫ナギサさん】原作漫画のあらすじネタバレ3 ナギサさんの過去
■ネタバレ ナギサさんの過去1「ソルマーレ製薬のＭＲ」と「花柄の手帳」
メイはナギサの過去を知りたくり履歴書を見ると、前職はメイが落ちた業界最大手「ソルマーレ製薬」のＭＲだった！辞めた理由を聞くと「昔の話ですから」と暗い顔で何も話そうとしない。
メイが偶然ナギサのカバンをひっくり返してしまい「花柄の手帳」が出てくると、ナギサは何かに堪えたような神妙な顔つきを見せた。
そんななかガンの治療薬の製造販売承認が下りるため新薬担当になるメイが「しばらく深夜過ぎの帰宅になる」と話すとナギサはまた何かに堪えたような顔を見せた。
メイが深夜１時に帰宅するとナギサが待っていて「心配だから食事して就寝するのを見届けてから帰る」と。メイが「やりすぎ。これは過保護。何がそんなに心配？」と尋ねると、ナギサは「本人の言う大丈夫は信用できない、そうやってある日突然倒れる」と答えた。メイは見張ってもらうためにナギサを雇ったのではない。
いったいナギサは過去に何があった？
ある日メイは大事な書類を家に忘れたので、ナギサに頼んで病院に持ってきてもらった。その病院の受付で「箸尾さん」と呼ばれた女性を見かけたナギサは、過去のトラウマを思い出す。
その夜、メイはナギサを心配してユイに住所聞いて自宅を訪問。酒とタバコにまみれ、だらしなく散らかった汚部屋だった。
■ネタバレ ナギサさんの過去2「新入社員の箸尾」と「花柄の手帳」
数年前、年老いた母親が心疾患の検査で陽性で入院。ナギサは医学部や薬学部の学歴なくても再就職できる病気や薬の知識も身に着く製薬会社「ソルマーレ製薬」のＭＲに転職した。
母親は気丈にふるまってるが容体は日に日に悪化。
ある日、ナギサが会社の喫煙所でたばこを吸ってると新入社員の箸尾が挨拶に来た。未経験からＭＲに転職して短期間で優秀な成績を出したナギサを真似して自分も結果を出すと意気込んでいる。箸尾はメモ魔でナギサに色々聞いて「花柄の手帳」にメモした。
箸尾のおかげでナギサは表情が明るくなり母親も喜んだ。
箸尾は新薬担当になりハードな日々を送る。貧血起こしても食事がゼリー飲料だから、心配したナギサが弁当作ってあげて「きつかったら言ってくださいね」と声をかけた（今思えばなんと無神経な言葉をかけていた、箸尾はずっと訴えていたのに）。
仕事中、母親の容態が急変して亡くなりナギサは葬儀などで忙しく、箸尾は「大丈夫頑張ります」と明るく答えていた（責任感のある人が自分を追い詰める典型）。
忌引きから明けると、箸尾が車を標識にぶつける物損事故を起こした。本人曰く疲れていた、限界まで頑張る日がいつまで続くのか？どうでもよくなってアクセル踏んだという。
箸尾はいつもナギサに「大丈夫ですか」と聞かれて「はい」と答えていたが、もう無理で笑って答えられなくなり泣いた。同棲彼氏が病院に連れていき診療内科で診断書が出てすぐ会社を辞めた。
そのとき箸尾が落としていった「花柄の手帳」はナギサの戒めとなってる。母親の容態悪化にも気づかず、慕ってくれた後輩の状態にも気付かず、何が人のために生きたいんだ、何がお母さんになりたいんだと手帳を見るたびに思い出す。
【私の家政夫ナギサさん】原作漫画のあらすじネタバレ4 最終回の結末
自分が何を言っても頑固なナギサは頑固だから聞き入れないと悟ってたメイは、携帯をずっとスピーカー通話にして、箸尾と通話状態にしていた。メイが玄関を開けると箸尾がサプライズで登場してナギサはフリーズする。
ナギサと箸尾がお互い謝罪しあうだけでラチが明かないのでメイは仲裁に入りそれぞれ意見を述べさせる。
● 箸尾・・・ナギサは教育係でも上司でにもない。甘えた後輩を親身になって世話しただけで罪はない。
● ナギサ・・・年長者が新人を助けるのは当然。いい気になって肝心な時に役に立たなかった。
メイはナギサが空回りしてると判断。そもそも会社が人員補充しろという話で、間違ってるのは会社とＭＲの過酷さという結論に箸尾は激しく同意！それに２年前の責任を取り合って今更何が変わる？
メイが「箸尾さん今幸せ？」と聞くと「幸せです」ときっぱり答えたのでナギサはびっくりしつつも「幸せならよかったです」と安心した。「花柄の手帳」の戒めはもう必要ないとメイが箸尾に返却。
ナギサは病院で箸尾を見たので診療内科に通院を続てると思っていたがそれは勘違いだった。
箸尾は会社辞めてすぐ妊娠が発覚し、子供のためにまず自分を大事にしようと決意した。子供の名前は潮(うしお)君で今度保育園に入れるから、医療事務で働くための手続きで病院に行っていただけだった。
箸尾はずっとナギサにお礼に言いたいと思っていた。
ナギサは箸尾の笑顔が見れて泣いた。
【私の家政夫ナギサさん】原作漫画のあらすじネタバレ最終回エピローグ メイとナギサの関係
その後メイはナギサに対してちょっとわがままになった。
ナギサは箸尾と同じＭＲのメイを今度こそ助けると思っていたが、それはおこがましかった。メイほど逞しい人はなかなかいない。助けられたのはむしろナギサのほうだった。
ナギサは最近メイの下着を洗濯するのに女性を意識するようになってしまった。
「は最近気づいたことですが、親子ではなくただの男女の間でも『お母さん』と呼ぶ関係はあったなと（普通は男性から女性にですが）。買い物に行ってきます。帰るまでに今言ったことの意味考えてみてください」
そう言ってナギサは買い物に出かけた。
【私の家政夫ナギサさん】ドラマの最終回ネタバレは田所との恋愛も？
原作漫画で描かれるのは
● メイとナギサの関係
● メイと母親の関係
● ナギサの過去
がメインで、最終回ではそれまでナギサのおかげ母親と仲良くされたメイが、今度はナギサと箸尾を再会させてナギサが過去の戒めから解放される、感動の結末でした。
ただドラマには原作にないオリジナルキャラ、メイのライバル田所優太（瀬戸康史）が「メイに恋の嵐を巻き起こす」という設定です。
原作漫画にはない恋愛要素が描かれるのは間違いないですね！
最終回ではメイと田所がキスというハッピーエンドな結末になると思います！
この記事へのコメントはありません。