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キンタロー&ロペスペアが「社交ダンス世界選手権マイアミ」に出場し、結果は金スマで「マイアミの奇跡」として放送されるほど凄いものでした。
キンタローとロペスとは結成期間が短く、呼吸が合わないのが課題でしたが、先生とコーチの指導のおかげと自分たちの努力で克服したみたいです。
昨2016年10月に日本代表になり掴んだ世界選手権マイアミへの切符。その後イタリアで2位、ドイツで16位と結果を残しました。が、10月8日の「三笠宮杯」では名越ペアは11位に対し、3次予選敗退19位という悔しい結果。果たして「社交ダンス世界選手権マイアミ」はどうだったのか、名越ペアには勝ったのか?
詳細は11月3日の金スマで放送されますが、試合は終わって結果が出ているのでネタバレします。
目次
●【金スマ】キンタロー「社交ダンス」世界選手権マイアミを放送!
キンタロー&ロペスペアはマイアミで、インターナショナルオープンと世界選手権の2つに出場しました。
大会名:WDSF INTERNATIONAL OPEN MIAMI UNITED STATES(社交ダンスインターナショナルオープンマイアミ)
部門:ADULT LATIN(ラテン)
日程:2017年10月14日
大会名:WDSF WORLD CHAMPIONSHIP MIAMI UNITED STATES(社交ダンス世界選手権マイアミ)
部門:SENIOR I LATIN(シニアIラテン)
日程:2017年10月15日
■3度目の世界挑戦
キンタロー&ロペスペアは、2016年夏の「社交ダンス世界選手権代表決定戦」で優勝という結果を出して、今回の世界選手権出場の切符をフライングゲットしました。
その後、2度世界にの舞台で踊っています。
2017年6月イタリア大会。世界選手権の前哨戦として遠征し、世界の選抜トップ6組と競い合った試合。種目は全部で5種目あり、サンバで1位、その後もそれぞれ2位を獲得し、結果は初出場で準優勝!
しかし2か月後、8月のドイツ・ジャーマンオープでは残念ながら第3ラウンド16位タイという結果でした。準決勝進出もできず、ロペスは「めちゃめちゃ悔しい」キンタローも「全然世界で勝てる気がしないです」と泣いてました。それでも歴代日本人最高22位を更新しての16位という快挙。
そしていよいよやってきた10月、アメリカのマイアミでの世界選手権大会。
今回は金スマから中居正広さんと大竹しのぶさんが応援に駆け付け、キンタロー&ロペスペアは日本人初の快挙「マイアミの奇跡」を起こしました。放送で詳細は明らかになりますが、結果はすでにわかってるので紹介します。
●【金スマ】キンタロー「社交ダンス」世界選手権マイアミの結果
キンタロー&ロペスペアは「社交ダンス世界選手権マイアミ」の前に、前日に開催された「社交ダンスインターナショナルオープンマイアミ」にも出場してるので、まずその結果をネタバレします。
■社交ダンスインターナショナルオープンマイアミの結果
引用:▶WDSF INTERNATIONAL OPEN MIAMI
ライバル名越ペアは10~12位で準決勝。しかしキンタロー&ロペスペアは14位という残念な結果でした。
しかし翌日の「社交ダンス世界選手権マイアミ」で奇跡を起こします。
■社交ダンス世界選手権マイアミの結果
この大会には、14カ国から総勢40組が出場し、そのうち24組が1次予選を通過できます。準決勝では13組に絞られ、決勝ではさらに6組に絞られます。
しかもキンタロー&ペアの世界ランク89位に対し、各国の代表選手たちは全員格上という厳しい戦い。
日本人の出場者は5組。
●キンタロー&ロペスペア
●名越慎悟&明子ペア
キンタローのライバル
●宗形隆史&葉子ペア
●河野弦二郎&サヨペア
●林崇徳&世子ペア
そして結果ネタバレがこちらです。
キンタロー&ロペスペアは7位、ライバル名越組は9位という結果でした。
これはすごい!ライバル名越に勝っただけでなく、格上だらけの大会で準決勝に進出という快挙。
ほか日本人は、河野弦二郎&サヨペアが20位、宗形隆史&葉子ペアが22位、林崇徳&世子ペアが36~40位という結果でした。キンタロー&ロペスペアは日本勢の中でもトップの成績。
●キンタロー&ロペスペア:7位(準決勝)
●名越慎悟&明子ペア:9位(準決勝)
●河野弦二郎&サヨペア:20位
●宗形隆史&葉子ペア:22位
●林崇徳&世子ペア:36~40位
■結果は、表彰台まであと一歩だった
準決勝の上位6位が決勝に進み、表彰式にはその6組が出ます。
キンタロー&ロペスペアは準決勝で7位でギリギリ6位に入らなかったので、世界の表彰台まであと一歩だったということです。
2つ目の表を見ると6位の合計点が16点で、7位のキンタロー&ロペスペアが15点。わずか1点差でした。
キンタロー&ロペスペアは、世界大会に出場する全員が選ばれるわけではない全日本強化選手に選ばれ、コーチがついて連盟の施設でいつでも練習ができる、強化合宿などサポートもあるなど良い環境がそろっていました。テレビ放送されるのでプレッシャーも一般人とは違うでしょう。
しかし10月8日の「三笠宮杯」では名越ペアは11位に対し、3次予選敗退19位という悔しい結果。それを巻き返しての「マイアミの奇跡」は素直に凄いです。
「マイアミの奇跡」を起こすことでできた理由は、本人の努力は当然ですが、山本英美先生と治面地良和・日本強化選手コーチのおかげがきっと大きいでしょうね。
●【金スマ】キンタロー「社交ダンス」京都の綺麗な先生は誰?と話題になった山本英美先生
山本英美先生は、キンタローが大学生の時からずっと憧れだった先生。
世界選手権を前に指導を受けにいくと
「技術を磨くのではなく“心”を変えること」
「私が(I) でなく 私たち(WE) の気持ちが大切」
「男は波、女性はサーファー、男性が作り出した波に乗ればいい」
など的確に指導をすると、キンタローとロペスは見る見る動きがよくなっていきました。
キンタローはこれまでロペスの役割までこなそうと頑張りすぎたことを反省。ロペスは自分の踊りたかったダンスをすることができました。放送を見た視聴者からも「カリスマ先生すごい」「先生綺麗」と話題に。
■綺麗な山本英美先生プロフィール
山本英美先生は実は有名なプロダンサーで、「カリスマ先生」と呼ばれる指導者でもあります。
山本喜洋&英美ペアを1996年に結成して国内・海外の大会に多く出場し、国内大会では無敵のラテンチャンピオン。海外でも優勝・準優勝を何度も経験しています。
2007年に引退して、現在は夫婦でダンススクールを運営しています。
▶山本喜洋ダンススクール
●【金スマ】キンタロー「社交ダンス」ペア解消 コーチ
治面地良和・日本強化選手コーチは
「圧倒的に2人のコミュニケーションが足りてない」
「“1+1=2”でなくそのまま1のような感じ、それくらい別々で協力し合えていないように見える」
と世界選手権で勝つための指導をしました。
■治面地良和コーチ プロフィール
治面地良和コーチは、大学卒業後に嫁・涼子さんとペア結成し、2005年JBDFアマチュア全日本選抜選手権で優勝。JDSFアマチュアグランプリでも優勝。
日本代表としてアジア選手権や世界選手権にも出場しています。
アマチュアを牽引し、2008年の三笠宮杯で引退。現在はJDSF選手強化部のコーチとして全日本強化選手を指導しています。
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